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カテゴリ:ほっこりお茶時間
庭の日本水仙の蕾が次々ほころび始めました。
3月に入り、水仙の花が咲くと、ああ、春が来たなぁと思います。 息子が「お花好き!」と、どんどん花を摘もうとするので、 「じゃあ、お部屋に少しだけ持って帰ろうね。」と一緒に剪定ばさみでチョッキン。 ガラスの水差しに飾って、窓辺へ。 部屋中が、甘い春の香りでいっぱい。 少し酔いそうなくらいです。 水仙の花言葉は、「自己愛」とか「うぬぼれ」。 小学生の頃によく読んだギリシャ神話の中では、 水面に映った自分の姿に恋をした美少年「ナルキッソス」の生まれ変わりと言われています。 確かに、下を覗き込むように、うつむき加減で咲いてますねー。 もう15年以上も前になるかな、 淡路島の灘黒岩水仙郷を訪れたことがあります。 こちらは、海に向かってたくさんの水仙が風に揺れていて、本当に綺麗だったなぁ。 水仙って、花はもちろん、 まっすぐ伸びた黄緑の茎や葉も、とても素敵だなぁと思います。 黄緑色。 少し元気のないときに見ると、すごく爽やかな気持ちになる色ですね。 最近買った洋書も、そういえば黄緑色の表紙。 『BREAKFAST LUNCH TEA : The Many Little Meals of Rose Bakery』。 著者は、Rose Carrarini (ローズ・カッラリーニ)。 フランスのベーカリーショップ「ローズ・ベーカリー」の代表的な100のレシピを紹介している本。 「ローズ・ベーカリー」は、ローズが夫のジャン・シャルルとともに始めたお店。 なるべくその土地で手に入る、オーガニックな食材を使い、 調理法を工夫することで、砂糖を減らし、風味や素材を活かした料理は、 パリで行列ができるほどの大人気だとか。 丁寧にディスプレイされたサラダや野菜のタルト、ケーキの写真にうっとりです。 ごつごつしたスコーン、食べたーい♪ 材料も分量も書いてあるので、頑張れば作れるのだろうけど・・・。 全部英語なんだよね。当たり前だけど。 写真は、トビー・グランヴィル。 朝食の準備をする朝の様子や、ランチに駆けつけた人でにぎわうお昼の様子、 遅い午後のティータイムのひとときを、生き生きと伝えています。 ページをのんびりめくっていると、 パリの街角で美味しいごはんを食べて、 おしゃべりしながらゆっくりお茶をしている気分になります。 そして、もうひとつ。 お気に入りの黄緑色のもの。 今、花粉症や黄砂で、鼻の調子が悪くって、喉はガリガリ、頭も痛いのだけど、 そんなもやもやした気持ちをすっきりさせてくれるペパーミントティー。 こちらは、オーガニックなのでとてもやさしいお味です。 *「パリの」本。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 11, 2008 04:27:16 PM
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