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テーマ:たわごと(26889)
カテゴリ:文化
日産ルノーの発展のニュースが流れました時に、カルロス・ゴーン氏が日本でスターのような存在になっていると報道されました。 去年、カルロス・ゴーン氏の奥様のパリに住む友人(レバノン人女性)から奥様が日本にレバノン料理のレストランをオープンした事を聞きまして喜んだものでした。 (六本木という事しかわかりません) 美味しいレバノン料理を日本の皆様にも味わって欲しいと思っていましたので、嬉しい限りです。 カルロス・ゴーン氏はブラジルで生まれたレバノン人。小学校から高校までをレバノンで過ごし、その後フランスの大学へ。 ゴーン氏の在日によりまして、日本とレバノンが少しでも近くなったのではないでしょうか? 私はレバノンという国をフランスに来るまで良く知りませんでした。 1920年-1943年までフランスの委託統治領でした事により、フランスとレバノンは密接な関係にあります。 1975年に内戦が勃発するまでは、フランス人はヴァカンスの地としてレバノンを訪れていたそうです。 ヨーロッパのモナコと称され、とても美しく良い国だったそうです。 10.452Km2(岐阜県と同じくらい)という小さな国ですので、山と海がとても近い状態にあるそうです。 宗教は、キリスト教50%・イスラム教50%。 内戦の原因でもあります宗教間の政治争いが終戦後の今もなお続いております。 1975年-1991年までイスラエルのレバノン侵略が続きました。 2000年にイスラエル軍撤退。 2005年にシリア軍撤退。(4月のニュース) この長年による戦争は政情を不安定にし、通貨の暴落、物価の上昇を巻き起こし経済が停滞してしまいました。 そんな中でも世界に散らばったレバノン人は世界中でビジネスのトップを走ってきました。(ユダヤ人と比較される事があります。) フランスでも大きな重要な建物は、レバノン人が所有していました。現在はロシア人へ変わりつつあるらしいです。 レバノン料理は、オリーブオイル、子羊、鳥肉を使ったものが多く、本当に豊かなお料理だと思います。(地中海料理) 戴く前は、香辛料等が強いお料理ではないかしら?と勝手に想像しておりましたが、日本人の口にもとても良く合うものだと思います。 私は、日本人のお客様の時も良くレバノン料理を作ります。 戦争の被害者の若者がフランスにも沢山来ています。 レバノンが一日も早く平和を取り戻す事をお祈りします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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