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カテゴリ:映画・俳優・テレビ・歌手・ミュージック
-第三幕- ルイジ・ティンコの死後、立ち直るまで時間がかかったが、歌手活動を再開する。 彼の故郷であるイタリア・ローマでの活動を好んでするようになる、ローマでルイジ・ティンコのファンだった学生に出会う。 この12歳年下の学生にルイジ・ティンコの面影を見出し、ローマに行く都度に会うようになる。 あるクリスマスの日、この学生はパリのダリダの家までヒッチハイクしながらやって来る。 そしてダリダに一緒に暮らしたいと申し出るが、彼女は12歳年下で学生の彼の人生を変えたくなかった為に断る事となる。 ダリダはこの男の子の子供を身篭ってしまった。ずうっと子供が欲しかった彼女は悩む。 自分達兄弟が父親の不在でどれほど辛い思いをしたか?父親がいない子を生んではいけない。この男の子は学生だし若すぎる。 子供には父親が絶対に必要だという気持ちは変わらない。 外国へ手術に出かける。(フランスは中絶禁止) 彼女は苦しい事が彼女に襲い掛かる都度、歌手としての実力をましていった。 再度オリンピアの舞台に立つ。 当然、一列目には離婚した夫リュシアンの姿がある。 リュシアンは、どんな時もダリダを支えて来た。 アンコールの声がかかる中、母親の死を知らされる。 泣きながら舞台へ・・・観客の為に舞台は最後まできちんと終わらせた。 ダリダは自分の心が動かないものは歌わない。 ある日、弟はダリダにピッタリの曲を見つける。 レコーディングの日。この曲を歌うダリダは今までと全く違う。 魂が入り込んだような、素晴らしい歌声だった。 レコーディングに立ち会った前の夫のリュシアンさえも驚いた。 レコーディングの後、ダリダはリュシアンの様子がおかしい事に気付く。 帰り際に、何かあったか尋ねるが、何もないと・・・ ダリダはそこで彼に尋ねる。 貴方はなぜ、私との間に子供を持とうとしなかったの?と・・・ 彼は君は『スター』だからと答えながら、扉を閉めて帰って行った。 その日の夜(朝方になっていた)、寝ているとダリダは突然胸が苦しくなり、何かが起きたような恐れに包まれ、弟の名前を叫ぶ。 驚いて駆けつけた弟に、ダリダは説明する。何かが起きたような・・・ リュシアンの自殺を知らされた。 彼女はすぐに駆けつける。 またしても大切な人をなくしてしまった。。。 続く・・・第四幕へ・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.05.05 21:08:08
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