わたしの足跡

本日は、交通機関すべてストライキで停止でしたので、学校などがお休みでしたり、特別な一日でした。

ストライキの度に10年程前の一ヶ月に及ぶ交通機関全面停止ストライキを思い出します。

一ヵ月後、皆クタクタでしたし、知り合いの学校は潰れたり・・・悲惨な結果が沢山出ましたし、当時は疲労困憊状態でしたが、今となりましては皆で楽しめる話題の一つです。

本日はという事で、タクシー移動となった訳ですが、あるタクシーの運転手さんから悲しいお話を伺いました。

私の前のお客さんが、乗車と同時に、『僕の為に止まってくれてありがとう！』と・・・。
言ったそうです。

なぜかと言いますと、彼は黒人男性で、誰も止まってくれなかったらしいのです。

彼は自分が黒人だからと思っていたそうです。

タクシーの運転手さんによりますと、黒人さん達が多く住んでいる住所へ行くものだと思って、止まらない運転手さん達が多いというのです。

勿論、その運転手さんは、彼にそのような理由は言わず、
『今日は、皆疲れているから、もう仕事したくなくて帰りたかったんだよ』と・・・

彼がこれ以上、悲観しないように伝えたそうです。

そうしたら、彼も・・・
『そうか、そうだったのか～。』と・・・。

私は聞きながら、涙が流れてしまいました。

なんと悲しい世の中なのでしょう。

しかしこの運転手さんが優しい人で良かったです。

『クリックで救える命があります。』
この世に一つでも多くの笑顔を！一日一膳！