わたしの足跡

本日は、なぜか幸せな一日でした。

請求書を受け取りました。

特許庁関連の請求書です。住所変更を完全に忘れていましたので、前の住所に届き、私の手元に届きました時は、すでに支払期限切れていました。

ところが、それが幸いしたのです。

しかし、期限が切れているという事は、私にとりましては大事です！

出願していますものがなくなるわけですから・・・

ただ、支払いが発生する時期ではありませんでしたので、疑問には思ったのですが、其処はこの国の事！何でもありです。

そこで、急いで支払い先住所にタクシーを飛ばしていきました。。。

支払い先の会社がビル内に見つかりません。（これは想像していました。電話番号がなかったので、郵便のみ受け付ける住所では？と）

その場合は、その部類を管理している所（特許庁）に尋ねるしかなのですが、なにしろ期限が切れていますので、焦っていました。

そのビルの一階にコピー屋さんがあり、其処に入りますと、沢山のボックスが並んでいました。という事はこの会社が住所管理している訳です。

その経営者は、私が探している会社を説明しますと、変な笑みを浮かべ「説明しますので待って下さい。」とお客様が出るのを待たされました。（人前で話したくなかったようです）

そして封書を見せてくれと頼まれ、請求書を見せました。

「貴女は、特許庁に登録していますよね。これは特許庁とは関係ないですよ。
支払わなくても良いのでは？
貴女のような方々が此処にいらっしゃいましたが、支払わない事を決められたようですよ。
多分支払わなくても問題はないと思うのですが・・・。
この住所（ポスト）を借りているのは、いわば私のお客様ですから、私も余り話したくありませんが。」ととても親切に話して下さいました。

彼は自分のお客様ですから、「これは詐欺です」と言えなかったのです。

しかし、遠まわしに教えて下さったのです。

こちらは、こういう機関と支払い機関が異なるのが普通ですから、このような詐欺が成り立つのだと思います。
それと小切手社会ですので、小切手を送れば終わりです。

私は、多分期限内にこの封書が届いていましたら、すぐに小切手を送っていると思います。

たまたま特許庁の住所変更を忘れていました事が幸いしました。

これは住所変更をしなさい！という教えだったのかもしれません。

しかし、このコピー屋さんのように優しい方とも会えましたし、支払い額、日本円にしまして10万円位が、飛んで行きませんでした事が、私を幸せにしてくれているようです。

矛盾しているようですが、おかげさまで笑顔で幸せな一日を過ごせました。

ただ、支払ってしまわれた方々が多くいらっしゃると思いますので、その方々を考えますと、こうやって幸せを感じる事を申し訳なく思います。。。

皆様、請求書には重々お気をつけ下さいませ。

日本では、こんな事は起き難いでしょうね。

『クリックで救える命があります。』
この世に一つでも多くの笑顔を！一日一膳！