|
テーマ:文化(45)
カテゴリ:茶の湯・生け花
本日、美術館に向かっていましたら、雹(雹と言えるサイズであったと思います)が降って参りました。(霰でした可能性もあります) お着物の外出には、適さないお天気でしたが、有難い事に往復とも、乗り降りの時は、止んでくれました。 さて、本日も昨日に続きまして、目に止まりました言葉がありました。 「成長」とは「長所に成る」と書きます。 「長所」とは「自分らしさ」のことです。 という言葉でした。 今の私になぜか響きました。 又、お話は美術館のお茶会の戻ります。 本日は、参りました美術館には、立派な広い敷地の日本庭園の中にお茶室があります。 お茶室は、なぜか底冷えがする寒さでしたが、なんとも風情があり、とても素敵です。 こちらに参りまして十数年、このお庭、お茶室の存在は知っていたのですが、訪れる機会がなく、初めてでした。 お食事、お茶・・・ お客様は皆様フランス人でしたが、寒いお茶室でしたので、お食事とともに熱燗がすすんでいたようです。 我々、おもてなしをする側は動いておりますが、お客様は扉のないお部屋でお食事をなさっているわけですから、本当に寒かったのでしょう。 その上、お客様が到着されたお時間は、激しい雨脚で、傘を持ってお迎えに出ましたが、なかなか大変なお茶事となりました。 本日の反省は、水屋が忙しかった時、茶道の所作が自然に出て来ない事が数箇所ありました。 和式の家で普段生活していないという事も関係していると思いますが、どんなに忙しくても同じ所作が普段必ず出なければ、何の為のお稽古か解りませんね。 普段の生活で丁寧な所作で動くためには、常に無常といいましょうか、不生不滅とでもいいましょうか、そのような心でいなければ難しいと思います。 やはり、此処に茶道の中で学ぶ禅があるのでしょうね。 結局は、こころの学びでした。こころの学びはずうっと続くようです。 『クリックで救える命があります。』 この世に一つでも多くの笑顔を!一日一膳! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|