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わたしの足跡

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2008.05.23
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なぜか、今週の一週間は、2日位で過ぎ去っていったように感じ、狐にでもつままれたような感覚です。

ある素晴らしい画家の方が紹介されていました。
名言セラピーのひすいさんのメルマガより)

熊田千佳慕(本名熊田五郎)さんは現在97歳(1911生)。

例えば彼は枯葉を描くときに

「あぁ、この葉にも青春時代があったんだなあ」と思うそうです。

「落ち葉をよくみると、どこかに緑が残っている。
 それは結局、夏の日のロマンが残っているということでしょう。
 そういうことがわかってきたから、
 枯れ葉を描く時は、最初は緑で描いて
 絵の具で枯らしていくんです。
 すると、なにか自分を描いてるような気分になる。

 一体感というか、

 自分にもまだ青春があるという気持ちになるんです」


枯れ葉ひとつ描くのにも
その葉の命を想い
一体化して、緑から描くんです。
年に2~3枚描くのがやっと。


写真家の土門拳さんは、熊田千佳慕さんの展覧会に行って
「これが本当のリアリズムだ。君の絵には心がある。
 絵を通して心を表現した」とボロボロに泣いたそうです。

80歳のとき
「いつ死ぬか分からないから、
 もう一度ものをよく見てみよう」と思ったのだそです。

すると、
年をとるほど「見えて」きたんだそう。
バラの花びらも
それまではつるつるしていると思ったら、
実は、よくみると
縮緬(ちりめん)みたいなボツボツがあったとか。
年をとるほどに目がよくなっていくのだとか。

そして、見ない物がみえるようになった時・・・

「美しいですね」

「美しいですね。世界の全てが美しい。でも・・・・・・・・・・・」


「でも根本は愛なんです。美しいから愛してるのはなくて、愛してるから美しい」


***********************************

実際見なくても、このお話だけで、涙が出てきます。

そして本日、プチ紳士を探す活動をなさっていらっしゃる志賀内さんのメルマガに致知出版社の一日一言が紹介されていました。

本日は、『伝説の教師』東井義雄氏でした。

子どもは生きている。教師はそのいのちにふれないで教育はできない」。

教育は、教師と子どもが向かい合い、ふれあってこそ成り立つ。

「いのちの教育」を信念とし、いのちの不思議と大切さを説いた。

熊田さんと東井さんんお共通点を感じました。


『クリックで救える命があります。』
この世に一つでも多くの笑顔を!一日一膳!






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最終更新日  2008.05.24 07:51:09
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