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テーマ:文化(45)
カテゴリ:文化
本日は、こちら朝早くの雨、その後の曇り空、とても過ごしやすい一日となりましたが、日本の母から日本は気温が高く、暑い日が続いていると聞きました。 日本の四季の美しさを超える国はないと思いますが、夏の湿気を伴う暑さは、逃げたくなりますね~。 夏の間は過ごしやすいこちらに感謝しなければ・・・。 さて、禅芸術第3弾・・・ その前に七つの性格を・・・ 1.不均斉 2.簡素 3.枯高 4.自然 5.幽玄 6.脱俗 7.静寂 そして本日は、3の枯高。 ひと口で表現しますと、長ける、老ける、枯れるということだそうです。 感覚的なものとか、皮や肉が脱落して、骨っこくなるということだそうです。 五百年・千年も経った老松の枯れきって遒勁(しゅうけい)な枝などは、まさしくそれをあらわしているようです。 風雪をたたかい抜いて、皮・肉といった生々しさ、水々しさはなくなり、余計なものはすり切れて、芯ばかりになったという感じは、若松には到底みられない性格です。 枯れるとは、禅的な美の重要な性格で、東洋的な美の特色をなすもののようです。 禅の美での枯れるは、生命はなくなるとか、泉は枯渇して水がなくなるといった意味とは違い、初心者や未熟な若い者が到達出来ない老朽な芸の極致・真髄を意味するようです。 満ちたり、かけたりする事のない無尽の源泉。 これは気高さを感じるものであり、「簡素」の性格とも結合しうる粗放な気高さ。 そして、堅さ、勁さというものが出て、非常に男性的で、雄々しさ、勇ましさというものが出て、実に力強い感じをもっているのが、所謂「枯高」のようです。 『クリックで救える命があります。』 この世に一つでも多くの笑顔を!一日一膳 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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