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テーマ:文化(45)
カテゴリ:文化
明日は、七夕ですね。 本日こちらは、お天気も良く大変快適な一日となりましたが、明日も天の川が望めるお天気ですといいですね~。 さて、禅芸術第4弾・・・ その前に七つの性格を・・・ 1.不均斉 2.簡素 3.枯高 4.自然 5.幽玄 6.脱俗 7.静寂 そして本日は、4の自然。 一口で表すと、“故意とらしくない”ということだそうです。 例えば、生まれたままの自然という意味とは違い、「無理がない」「無心」「無念」だとかいうような言葉に相当するもののようです。 茶道に「さびたるはよし、さばしたるは悪し」という言葉がありますが、この「さばしたる」よいうのは故意であり、自然ではないという事ですね。 禅の美としての寂びは、自然に寂びているものであり、そこに無理も故意もないというものですね。 しかし、自然現象的に意志なしとか、生まれついたままに、本能的に生得的にということではなく、創造的意志とか、作意とかが十分にあって、而も「わざとらしさ」「無理」がないという事のようです。 作意が純粋で、三味であり、無理がなく、恰も意志が作用しておらぬかの如き状態。 例えば、御茶碗などが不均斉である場合、自然に不均斉であり、わざとらしく感じないもの。 「自然」とは、作意がないということではなく、純粋にものになりきってものとの間に矛盾や隔たりがないという事から起こる状況。 自然物や子供には、ここでいう真の自然はないという事になります。 真の自然は、むしろそういう自然を否定し、更に普通にいう意志をも否定して、その上に出て来る無心とか無念。 『クリックで救える命があります。』 この世に一つでも多くの笑顔を!一日一膳 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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