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テーマ:文化(45)
カテゴリ:文化
皆様、七夕は如何お過ごしになりましたか? 私は、少々遅くなりましたが、今朝急いで短冊を昨年同様こよりを作り笹につけ、お茶会へと参りました。 お茶会は、日本からの方々が多くいらっしゃっていまして、七夕に相応しく日本を味わう事が出来ました。 さて、禅芸術第5弾幽玄・・・ まず七つの性格は・・・ 1.不均斉 2.簡素 3.枯高 4.自然 5.幽玄 6.脱俗 7.静寂 幽玄は一言で言いますと、奥床しさだそうです。 全体を丸裸で外に表さないで内に含蓄すること、全体が外へあらわれ切らないで寧ろ隠されているということ。 山水の水墨画を例にとりましても、細部まで綿密に描線にて表されていない。 牧谿の描いた瀟湘八景図などは、外形は単純で、全てのものが外に現れていないで、内に無限に含まれている。 これは細かくはっきりと描かれているよりも、内にさまざまな内容が想念されて無限の余韻を感ずる事が出来る。これは描かれるよりも描かれない無限性が内に表現されている。 そして、奥床しさというところには、必ず“深さ”がある。 そこには、また現われ切れない無低の深さから来る余韻というものがある。 一がただ単なる一に過ぎないのが普通であるが、これらは一塵に万法を含み、無一物中無尽蔵ということが出来る。 幽玄とは、凡そかくの如きものであるのだそうです。 『クリックで救える命があります。』 この世に一つでも多くの笑顔を!一日一膳 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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