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わたしの足跡

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2016.11.10
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カテゴリ:介護
5回目の骨折が今年の5月だった。

一か月の入院予定も四日で退院。原因は認知症。
二日目から異変が起こり、三日目、四日目と酷くなっていった。

骨折よりも認知症を重視し、退院し自宅介護に入る。
この先の事など、改めて高齢者の入院の難しさを考えた。

今回の厳しい介護に入った時、とにかくお手洗いの粗相に関しては、絶対に笑顔で接すると決めた。
なぜなら被介護者の一番の恥辱なことであると思ったから。

夜中1時間おき、30分おきにベルが鳴る・・・(母の前の部屋で休み、ベルを用意した)

起きて母の部屋に行く前に笑顔を創る・・・どんなに眠くても・・・。

壁にぶつかりながら、フラフラ歩きながら母の部屋へ笑顔で入り、笑顔で冗談を言い、母を笑わせながらお掃除する。そして必ず最後に、「こうなるお薬飲んでいるから、当たり前の事(粗相する事も)なのだ」と嘘を言い続けた。

そして、粗相がいけない事であるという罪悪感を植え付けないようにした。

紙パンツを履かせていたけど、本人は勿論それが紙パンツである事は把握していないし、私も思わせないようにした。
なぜなら、私の目標は、普通に戻すことだから・・・。
周囲から見たら、滑稽かもしれないけれど、普通に戻すと決めた。

母は、紙パンツを降ろし、ベッドの横で排泄していた。

その頃は、まだ起き上がる事や、立つ事は出来た。

つづく・・・





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最終更新日  2016.11.10 13:38:42
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