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テーマ:介護・看護・喪失(5316)
カテゴリ:介護
母は、ある病気で咳が絶えない。 しかし、その咳も少し減ってはいたのに、春に咳が増え始めた。 4月、私も咳が止まらなくなった。 花粉なども飛ぶ季節ではあるし、二人ともアレルギーが出ていると思った。 私は、咳で食欲がなくなり・・・ 母がその頃、少し痩せ始めていたから、自分自身と同じく咳で食欲がなくなっているのかもしれないと考え、主治医とは別のお医者様(遠く)のところへ連れていった。 私も一緒に診察してもらった。 診断結果は、私は喘息。 母は、持病の肺炎(難病)がかなり悪化し、余命数か月と診断された。 そのころ、母は認知症が全く出ていなかった。(昨年の末より、認知症の症状は全くなく元気だった) 初めての医者(信頼関係がなりたっていない)は、母に直接余命までは言わないにしても、すべて説明した。 私は帰り、運転しながら涙が止まらなかった(母に解らないように) 母は、普通にしていたけれど、美味しいものを食べて帰ろうなどと(疲れやすいからその頃は外食を嫌っていた)何時もの母とは明らかに違っていた。 そして、帰宅後からベッドルームに閉じこもってしまった。 生きる気力を無くしてしまった。 再度精密検査を受ける日の前日、病院に電話で事情を話し、母の前では何も言わないようにお願いした。 精密検査の結果は、同じ結果を確定しただけだった。 また帰り泣き続けた。(多分、母は寝ていたので、勿論私の涙は知らない) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.11.13 23:08:30
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