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テーマ:介護・看護・喪失(5315)
カテゴリ:介護
毎日病院に通っていると、普通に生活していると交わることもなかったであろうご家族とご挨拶を交わすようになり、ほんの少しの時間、関わりを持つことになる。
今回は、季節柄もあるのか、悲しい場面に直面する機会が多い。 昨日も、廊下でご挨拶を交わす男性が、隠れて泣いていた。 最近までお元気だったお母様の容態の急変が原因のようだ。 今朝、そのお母様の病室の前を通るのが怖かった。 やはり、名前がなかった。 しかし、少しの望みを持ち、父が最後に過ごしたお部屋の前を通ってみた。 名前はないが、在室中となっている。 もしやと思ったけれども、確信はない。 その後、たまたまリハビリ室に用事があって歩いていると、遠くの”例の部屋”から、あの男性らしき人がドアを開けて出てきた。 やはり移動したのだ。 最悪の事態はまぬがれたものの、その部屋は最期を迎える部屋なのだ。 私と父は二晩その部屋で過ごした。 胸が締め付けられる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.12.10 02:26:30
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