アジア株で資産運用

東亜銀行（Bank of East Asia）をご存知でしょうか？香港の銀行で、私が好きな銀行だったので、2005年春に投資をしていたのですが、若干値が下がり、また、その前まで、株価も大きな変動がなかったため、面白くないな、と思って秋には売却してしまった銘柄です。値上がりどころか、損切りをした銘柄です。私が始めて購入した中国株で、痛い思いをした銘柄です。同時期に買った中国東方航空も、この間、大きく値を落としたまま損切りをしました

それが、今はどうでしょう！下のチャートのように、すさまじい伸びを示しています。

中国の銀行に投資する際に気になるのは、やはり彼らの与信管理能力です。中国の銀行は、ずいぶん整理されたとはいえ、その不良債権比率は決して低いものではなく、また、与信管理能力が高いという評価も受けていません。

東亜銀行は、その事業の軸足を、香港の銀行でありながら、中国本土に移しつつあるようです。中国本土での融資残高の伸びは、前年度の1.5倍というレポートもあるようです。一方で、香港の銀行でありますから、中国本土の各行と比べて高い与信管理能力があり、また、早くから中国本土に進出していることから、そのノウハウは高く評価されているようです。その甲斐あってか、業績は伸びており、また、株価も伸びているようです。

それにしても、アジア株は長期投資だと言っているにもかかわらず、実践するのは難しいものです。



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