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2006年09月07日
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カテゴリ:中国株
4日に、次のような気になるニュースが流れていました。

中国経済がハードランディングする可能性排除できず=米FRB議長 (ロイター)

インフォシークニュースから抜粋してコピペすると次の通り。

(略)
バーナンキ議長は、この書簡で「中国経済が予見可能な将来、危機に陥る確率は非常に低いと信じている。銀行セクターは、高水準でさらに増え続けているとみられる問題融資を抱えているが、中国政府には多大なリソースがあり、銀行システムを破たんさせることはなさそうだ」と指摘。
ただその一方で「中国当局が現在の高い投資の伸びを弱めようとしている状況下でもあり、成長が急減速する形の『ハードランディング』が起こる可能性を完全に割り引いてはいない」とした。
議長は、中国の高い投資の伸びは、一部産業に能力過剰をもたらしており、銀行の不良債権をさらに増やす可能性が大きい、と指摘するものの「広範囲にわたる過熱を示す材料は比較的少なく、インフレは、まだ非常に低水準だ」と評価した。
(略)

先日来、中国に関しては、私自身、いろいろな書物を読んでいるとブログにも書き込んでいましたが、やっぱり気になるんですよね、中国の銀行の与信管理能力が。バーナンキ議長は、その影響力の大きさから、他国、特に同盟国ではない国の国内事情については、それなりにオブラートに包んでコメントするでしょうから、その結果が先のコメントということは…。

工商銀行の超大型IPOを控えたタイミングでのこの発言も気にかかるところです。まぁ、人民元切り上げにむけた圧力との見方も強いのですけどね。

以前、誰かが言っていたのですが、中国の国有銀行はどんどんIPOしていく。その順番は、準備ができた順(=不良債権が少なく、その処理が終わった or 処理見込みが立った順)だ!と言っていました。と言うことは、工商銀行は、中国銀行より財務に対する評価は低く、また、これから出てくるであろう農業銀行(でしたっけ?)はより財務内容に懸念点が強い(今の時点で、IPOの準備ができていない)、と言うことになるのではないでしょうか。

中国当局が、加熱する不動産開発に歯止めをかけるべく、規制を強めているのも、不良債権顕在化に向けた懸念材料のひとつです。

全部の理由はここでは述べ切れませんが、私自身は、当面、中国の銀行セクターに対する投資は、現状程度にとどめようかと考えているところです。

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最終更新日  2006年09月07日 21時45分46秒
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