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2007年01月04日
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カテゴリ:インド株
本日の日経新聞の記事からです。

インドが、韓国や湾岸諸国、日本と自由貿易協定(FTA)交渉を行い、FTAを拡大していると言う記事です。まぁ、中国とインドはFTAや資源外交を積極的に行っていることは既知の事実ですから、特段目新しいわけではないのですが。

私は学生のころ経済学を専攻し、中でも国際経済学、貿易論といったものを研究対象としていました。当時は、日米貿易摩擦が話題の中心で、自動車輸出の総量規制や、日米構造協議、米(コメ)の貿易自由化などが研究対象としてもてはやされました。当時の自分の論文などの論調を思い出すと、日米構造協議など二国間で調整するのではなく、WTOなど多角的な貿易交渉の場で、解決を図るべきだとしていました。このような論調でしたから、当然、日本における米の輸入も解禁すべき、なんて論調でした。当時は、大学近くの居酒屋で、ゼミの仲間とサワー片手によく議論をしたものです。

一方、現在の世界の貿易交渉の状況はと言うと、WTOドーハラウンドは、昨夏、なんら成果も残せずに中断、一方、FTAによる二国間通商交渉は世界的に活発で、日本もお隣韓国とのFTAのほか、タイ、シガポール、ブルネイ、マレーシア、フィリピンなどとは、経済連携協定(EPA)の交渉を進めているものの、目立った成果はあげられていないように見受けられます。

インドや中国は、工場としての魅力のほか、市場としての魅力も世界が認めるところであることから、FTAの交渉もずいぶんと成果をあげているようです。インドや中国のような影響力の大きな国の場合、二国間の貿易協定が、結果的に共同の経済圏を形成することも考えられます。ニュースとしては地味ですが、中長期的には、アジア経済圏がどのような方向に向かうのかを占う、非常に興味深い記事だと感じました。

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最終更新日  2007年01月04日 21時04分36秒
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