テーマ:食べ物あれこれ(50350)
カテゴリ:食べ物
家族の無病息災を願い元旦に塩ブリを切り分け、神前に捧げるという伝統が富山県には残っているようで年越しには欠かすことの出来ないものです。
出世魚なので昔から縁起が良いとされており、おせち料理やお雑煮の具材として親しまれているようです。 内臓を丁寧に取り塩をすり込み、吊るし干しにして保存が効くようにした塩ブリを「越中ブリ」や「飛騨ブリ」と呼びます。 飛騨高山や松本までの道のりを竹籠に入れ馬などで峠を越えて運んでいました。 現地では縁起物や高級品として売られていたといいます。 ブリSeriola quinqueradiataスズキ目アジ科ブリ属 成長するに従い呼び名が変わるため縁起の良い出世魚とされています。 その名称は地方によっていろいろで富山県ではツバイソから始まりコズクラ、フクラギとなりガンド、ブリとなります。 おそらく県内でもまだこの間にサイズごとに細かく分けた呼び名もあるはずです。 今では富山湾で穫れるブリの9割は関東へ生で出荷される時代となりました。 結婚して初めての暮れに、お嫁さんの実家から生ブリが一本届けらるという風習があり、嫁ぎ先ではブリの半身に頭をつけて返しています。 ついでにポチッと ↓↓↓↓ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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