カテゴリ:「ジェンダーと哲学」の本
芸術人類学叢書の創刊第一回配本の「狩猟と編み籠」カイエソバージュが大変面白かった記憶は鮮明で、珍しく本屋さんで見かけすぐに購入しました。映画と宗教は同じ仕組みであると・・その仕組みを読み解きながら、「心の野生」の探求が始まります。とてもスリリングで興味深い内容です。また、洞窟とテラス、映画とテレビを比較して書かれていますが、私は今のインターネットを中沢さんはどのように考えていかれるのかがとても興味深いです。ぜひこの対称性人類学を進めていっていただきたいと思いました。インターネットの考古学を知りたいですね。
古代人はどのように感じ表現していたのか、読み解いていくのは現代人の我々にとってはとても大変なことなのかもしれません。しかし表現という行為においてその表現の源は同じなのではないかと考えるととてもワクワクします。「イメージと精神」のつながりはとても深いテーマであり、人間の根源的なテーマなのでしょう。 この中で紹介されている映画の中で「ベイヴ」が出てきます。この章の内容もとても興味深かったです。家畜化ということから深く掘り下げ、神話の世界まで話が広がります。様々興味深いところはありますが、ぜひともこの本、お読みになってみてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.09.09 00:03:35
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