不動産流動化関連銘柄の時価総額比較6
先々週からのライブドアショックで、大きな調整を強いられた不動産流動化関連銘柄ですが、昨年末の「不動産流動化関連銘柄の時価総額比較5」のその後を比較。 企業名(市場-銘柄コード:決算月)1.アセット・マネジャーズ(HC-2337:2月)2.セキュアード・キャピタル・ジャパン(M-2392:12月)3.ダヴィンチ・アドバイザーズ(HC-4314:12月)4.ケネディクス(東証1部-4321:12月)5.フィンテック グローバル(M-8789:9月)6.アーバンコーポレイション(東証1部-8868:3月)7.クリード(東証1部-8888:5月)8.レーサムリサーチ(JASDAQ-8890:8月)9.パシフィックマネジメント(東証1部-8902:11月)10.リサ・パートナーズ(東証1部-8924:12月)11.レイコフ(HC:8941:8月)12.シンプレクス・インベストメント・アドバイザーズ(M-8942:3月)連結予想(単位:百万円)企 業時価総額売上高経常利益最終利益増益率PERアーバン499,142 68,80022,60015,000+132.4%33.3ダヴィンチ286,605 9,311 6,905 4,416+155.3%64.9パシフィック243,632110,49812,623 7,069+55.5%34.5アセット222,472 18,500 7,000 3,800+58.5%58.4ケネディクス187,203 12,300 6,800 4,000+144.9%46.8フィンテック167,530 6,113 4,406 2,500+175.3%67.0SIA169,650 28,465 6,154 3,632+18.2%46.7レーサム116,586 41,800 8,380 4,500 +7.4%25.9クリード105,233 17,000 5,000 3,200+50.0%32.9リサ 61,196 8,890 2,470 1,335+112.5%45.8セキュアード 56,847 4,440 2,150 1,225+86.5%46.4レイコフ 23,779 8,000 700 350+28.7%67.4 時価総額:Yahooファイナンスの数字(1/27終値)を使用 予想PER:時価総額/予想最終利益で算出 増益率:最終利益の前年対比1ヶ月程しか経過していませんが、この間の株価変動は激しかったです。(順位はセキュアードとリサが入れ替わっただけ)全銘柄が25日MAを割り込み、チャートが崩れました。ケネディクス、クリード、レーサム、リサ、レイコフの4社は、一時75日MAも割り込みました。27日終値で25日MAの上にいるのは、アーバンとSIAの2社だけです。企 業騰落率株価最高値日付株価最安値日付MAX下落率SIA+6.7%1,390,0001/161,010,0001/23-27.3%リサ+3.8% 621,0001/16 432,0001/18-30.4%アセット+2.9%1,090,0001/16 690,0001/23-36.7%ダヴィンチ+2.9%1,090,0001/16 798,0001/23-26.8%パシフィック-4.7% 510,0001/17 356,0001/23-30.2%セキュアード-5.1% 614,0001/16 425,0001/23-30.8%アーバン-6.7% 12,9901/16 9,3101/18-28.3%クリード-8.5% 775,0001/16 527,0001/23-32.0%レーサム-9.6% 314,0001/16 203,0001/23-35.4%ケネディクス-10.7% 809,0001/16 553,0001/23-31.6%フィンテック-12.0%1,050,0001/16 650,0001/23-38.1%レイコフ-14.7% 539,0001/16 375,0001/23-30.4%単純平均-4.6% -31.5%日経平均+2.2% 16490.271/13 15059.521/18 -8.7%JASDAQ平均+3.2% 2904.381/16 2545.641/18-12.4%年末から比較した時価総額の騰落率は、4社のみがプラス。株価の最高値から最安値の最大下落率は約3割。傾向としては、1/16に最高値、1/23に最安値をつけた銘柄が多かったです。極端に突出した下落率の銘柄はなく、時価総額に関係なく、皆まとめて売り込まれたようですが、戻りに差が出ているようです。アセット、ダヴィンチが共に1/16に109万円の高値を付けていますが、その後の下落率や1/27までの戻りに差が出ているのは、決算月の違いとM&A関連かどうかが影響していると思います。(あとダヴィンチの1兆円ファンドの運用前倒しのニュースかな)またレイコフは1/13に中間期の上方修正(+30%)を出していますが、騰落率は最下位になりました。昨日の会社説明会でも、「今年3月発表の公示地価は、かなり高い上昇傾向が出ると思う」と、アーバン房園社長が言っていました。また一方で、量的緩和の足音も聞こえてきています。量的緩和「今春解除」の観測強まる・金融市場こういった材料を市場参加者がどう評価するのかで、今後の不動産流動化銘柄の動きも変わってくると思います。取り敢えず目先は、早く業績相場に戻ってほしい、という感じでしょうか。あと、トラックバックの拒否機能が拡張されたようで、トラックバックのフィルタリングをかけることができるようです。トラックバック拒否機能を拡張しました ■禁止URLの設定が出来ます ■禁止キーワードの設定が出来ます ■楽天広場ブログのトラックバックのみ受け付けることが出来ます