久々にカモミールを収穫しました。
写真はカモミールとカレンデュラ。カレンデュラはきんせんか、ともいいますね。
『きんせんか』というと、ずっと仏花のイメージが強くてちょと敬遠していたところがあったのですが、
ハーブとしての効用を知ってから私の中でイメージががらっと変わりました。
どちらもハーブティーにしようと思って収穫したのですが、あんまりかわいいので、散華っぽく並べてみました。
え?ヒマなのかって??(笑
・・・こういうことになると、ついつい夢中になってやってしまうのですよね。。^^;
さて。
カモミールは晴天が3日続いたあとの晴れた日の午前中に、開ききっていない(花びらが反り返っていない)ものを摘むのがよい、とされています。
でも、何年も収穫してきて、この時期そんな日はほとんどないですよ、ここ日本では。(って海外で収穫したことないけど)
なのでだいたい適当に、晴れていればよし、として花を摘みますが、今年は特に気候が変だったのでもう収穫できないかと思いました。
いつもはだいたい母の日あたりが収穫のピークなんですけど、
今年は寒くて花期が遅れ、たくさん咲き出した頃に雨が続き、やっと昨日今日あたりに収穫を再開できたような状態です。
雨の間にもうずいぶん咲ききってしまっていたので、今年はちょっと少なめ。
でも私はカモミールのお茶はそんなに頻繁に飲むわけではないので、だいたいこの時期に収穫したもので一年分まかなえます。
カモミールのお茶は、おなかにとっても優しく、気持ちをリラックスさせてくれます。
アロマテラピーでも、カモミールは不安や怒り、緊張をときほぐしてリラックスさせてくれる精油。
そしてやはりフラワーエッセンスとしても、緊張したり気を揉んだりしてお腹に変調をきたしている人に有効です。
植物は、物質的なレベルからエネルギー的なレベルまで、いろんなレベルでその特質を貫いています。きんたろう飴みたいに。
・・・あれ、ちょっと例えが変でしたね。^^;
えっと、違う言い方をすれば
音階が1オクターブあがっても2オクターブあがっても、『ド』の音は『ド』、という感じ、
こういう言い方だとわかってもらえるでしょうか。
カモミールは踏みしだかれて強くなる
と、言われます。
ほふく性のローマンカモミールは、芝生のようにして植えられるのでそう言われるのですが、
うちのはジャーマンカモミール。
地を這うタイプではないので、芝生のようにはしないし、踏んだりもしないけど、そのたくましさは同じ。逆境に強い、という印象を受けます。
見た目は可憐で繊細だけど、こぼれ種でどこでもはえてくるし、アスファルトの割れ目からもはえてきてびっくりします。
そういう姿を見ていると、ストレスに強いんだなぁ~ ということがよくわかります。
そして、そういう特質がカモミールがもつ治癒力の特徴にも繋がっている、ということが納得できます。
植物の世界は奥深いです。