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2006.07.06
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以前の記事で、大人になったらやりたいと思っていたことのひとつに「桜の花の塩漬けを作る」というのがあったと書きましたが、私にはもうひとつやりたかったことがあります。

それは「庭で蓮の花を愛でる」というもの。

私は子供の頃から蓮の花は特別なものと思っていて、蓮の花を見ると「ほ~~~~」と気持ちよくなっていました。
そして、すべての人は蓮の花が大好きに決まっていると信じて疑わなかったのだけど、大人になってからどうやらそうでもないらしいと知りました。^^;

とはいえ、やっぱり好きな方は多いですよね??


で、その夢は叶ったというべきか、未だ叶ってないというべきか。


数年前の夏の終わりにホームセンターで蕾をつけた蓮の株と出会い、連れて帰りました。
その蕾は数日後に小さくていびつな花を一瞬咲かせた後すぐに散ってしまい、その年はそれでおしまい。

その翌年、蓮はちゃんと涼しげな葉っぱをだしてその上で銀色の朝露をコロコロところがせて楽しませてはくれたものの、結局花は咲かず。

その翌年も、その翌年も、花は咲きませんでした。

たぶん日当たりと肥料が足りないんだろうとは思っていたのですが、うちの庭で半日以上の日当たりを確保するのは難しく、肥料も、水生植物の肥料というのが手に入らず、
で、かろうじて毎春根がつまらないように植え替えだけはする、という状態だったのです。

しかぁし!

去年、やっとのことで水生植物の肥料を手に入れ、そして日当たりも、それまでは重い火鉢に入れていたのを、小さめの持ち運び可能なバケツを用意してそちらを使うことにしました。
時間帯によって日当たりを求めてバケツを移動させる作戦です。

バケツも、ふつうのバケツはつまらないので、スカイブルーにペイントして雲を描いてみました。

雲の上に蓮が咲いているなんて、ちょっと楽しそうじゃないですか??

なのになのに。
そういう時に限ってなぜか植え替えに失敗してしまい、蓮は二度と芽をだしてくれませんでした。

蓮の花は人間よりもはるかに波動が高く、その生を終えると他の星へ移動している可能性が高いそうですが、うちに来てくれた蓮も、どこか遠くの進化した星へと旅立って行ったのでしょうか。

・・・そう思った方が救われるので、そう思うことにします。


ハスがいなくなってとても淋しい思いをしたのですが、その代わりというべきか、先月睡蓮の株がやってきました。
睡蓮は去年の夏の終わりにも一株買ったものがあり、そこへさらに4株もいただいてしまったので睡蓮だらけです。
そのうちの一株はハスのために用意した雲のバケツに収まりました。
収まったというか、はみ出ているというか・・。
ちょっと小さかったかな?

睡蓮と青空バケツ.jpg




それはそうと、よく「ハスと睡蓮は違うの?」と聞かれます。
私は全然違うと思うのですが、ハスに興味のない人には同じに見えるようですね。

睡蓮の葉っぱは切れ込みがあり、水面に浮かんでいますが、ハスは葉っぱは切れ込みは無く、水面から出ています。
他にも、睡蓮の花はいろんな色がありますが、ハスはピンクか、白
と、いったような細かな違いはいろいろあります。

でも!なんといっても『極楽感』はハスの方が圧倒的にある、と個人的には思います。

そう。私の夢は、正確にいうと「庭で蓮の花をみて極楽気分を味わう」というものなんです。

なので一度だけ咲いてくれた小さくていびつな花は、残念ながら極楽気分にはあと一歩足りず
・・・とすると、やっぱり私の夢は未だ叶っていないということになります。



そんなわけで、ハスの花にはまた近いうちに家の庭に戻ってきて欲しいですけど、
それよりもまず新しくうちにやってきてくれた睡蓮の花が咲いてくれるかどうかが気がかりです。

実を言うといただいた株を植えつける時、こともあろうにいくつかついていた花芽をポキポキと折ってしまいました・・・(T_T)
慎重に慎重に作業していたというのに・・・

それ以来、毎日新しい花芽が出てきたかチェックしていますが、未だでてきません。

そして、ひとつでもいいから花芽をつけてくれるようにと日当たりを求めてバケツを移動させ
庭でいちばん日当たりのいい通路に置いては「通行の邪魔である」と苦情を受ける日々なのですが、
そういえば去年訪れた新宿のマンション住まいの知人宅の、西日しかあたらないベランダで睡蓮が咲いたという話を思い出し、花が咲くには別にそんなに日があたらなくてもいいのか?と疑問にも思う日々でもあります。

真相はいかに?
一体どうやったら花が咲いてくれるのでしょうか。
詳しいかたがいらしたら是非教えを乞いたいです。






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Last updated  2006.07.06 06:54:59
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