Atelier Coo
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以前このブログの中でさんざんやいのやいの言っていた睡蓮。 あれだけ語っておきながら、まったく咲く気配なし、、 今年はもうだめかとあきらめておりました。 しかし。 8月の終わり頃、小さな蕾を発見しました! 蕾はなかなか大きくならなくて、途中気候も急に寒くなったりもして、 早く咲かないと冬になっちゃうよーー と心配していたのですが、一昨日の朝、突然咲いていました! すごくうれしい 咲いたのは、4鉢に分けて植えたうちの、門の外の一番陽当たりのいい場所においてあるもの1鉢だけ。 やっぱり陽当たりは大事ですね。 あと、この鉢が一番大きな鉢だったのもよかったようです。 とはいってもこの鉢でもまだ窮屈そう。 そのせいか花の大きさも小ぶりで、小さなにぎりこぶし大です。 てっきりもっと大きな花が咲くのかと思っていました。 他の鉢はもうちょっと小さめだったので、小さいどころかお花すらをつけられなかったのでしょう。 (・・そう、あの『空』のバケツも小さかったようで、雲の上の睡蓮は見られず、でした。残念。) 来年はもうちょっと大きなものに植えてあげようと思います。 初めて間近で見る睡蓮(いつもは池の縁からしか見られませんから)。 じっくり観察しました。 睡蓮の花って、ガクから花びら、花びらから雄しべへの変化がグラデーションのようです。 ガクのカタチは花びらと同じ、色もほんのり花びらの色が移っています。 そして花びらから雄しべへの変化。これがとてもおもしろいのです。 花びらが内側になっていくにつれ、花びらのてっぺんが少し黄色くなり、だんだんとその黄色の部分が多い花弁へと変化してゆき、細く小さくなって雄しべらしく変化していきます。 でもそれは雄しべというよりは、小さな黄色い花びら、と言った方が近い感じ。 こういう雄しべのカタチは花としては原始的なんだそうです。 また、お花というのは進化していくに従って花弁の数が減っていき、一定数(4枚とか5枚とか6枚とか・・)になるのだそう。 花弁の数が多く、一定でない睡蓮は、その点からも原始的なお花、ということになります。 ・・・なーんて、実ははこれは全部この本 「身近な植物から花の進化を考える」からの受け売りでした。テヘッ。 この本は夏の課題図書の中の一冊だった本。 最初はなかなかとっつきにくく、何言ってるのか全然わかんないと思っていました。 でも頑張って読んでいくうちに引きこまれてゆき、読み終えた後にお花を見ると 今までは「綺麗だな」で終わっていたところに新たな視点が加わり、より一層奥深い花の世界が見えてくるようになるんです。 お花好きの方にはオススメな一冊です(^^v さて。ウォッチングのつづきです。 夕方(といっても3時頃)見に行ってみると、とても上手に花びらを折り畳んでガクの中にしまいこみ、蕾のようなカタチにもどっていました。 で、今朝はこんな感じ。 いつの間にか花の茎がスクッと伸びて立ち上がり、水面からでています。 表情も、随分変わりました。 シャキッと凛々しくなったけど、神秘性が抜けてしまったような・・気がします。 そして香りは若干強くなったような。 もともと微香なのですが、たとえて言うと、買ってきたばかりのプラスチックのような匂い。^^; どことなく杏仁の香りに似た妖しさがあります。 以前花屋さんで買ってきて無理やり開花させた睡蓮(汗)とはまた違ったタイプの香りでした。 よく見ると次々と蕾がでてきていました。 いまから冬に向かって咲くつもりでしょうか・・・ スロースターターですねぇ。^^; 変なとこが私に似ちゃったようです(汗
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mitsumushi88
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