テーマ:人と自然の関係(600)
カテゴリ:植物にまつわるおはなし
今までいろいろな木に抱きついてきましたが、やっぱり松の木が一番気持ちいい。 そして、私のお散歩コースに点在する松の木の中でも最も気持ちいいのがこの人。 ここは絶好の犬の散歩コースでもあるのですが、できるだけ人がいない時を見計らって木に抱きつきます。 何度か人に見られましたが、みんな見て見ぬ振りをして歩き去ってくれます(笑 この松の木は、抱きつくと身体のまわりにちりちりとあったものがすーっと落ち着いてゆき、とても穏やかなエネルギーになってゆくのを感じます。 そして、落ち着いてエネルギーに満ちてくると、今度は私が松の木にエネルギーの『お返し』をします。 木に抱きつく『蝉のポーズによる癒し(pandamanianさん命名・笑)』の文化はおそらく世界各地にあるのでしょうね。 自称ケルト系日本人のC・W ニコルさんは、病弱だった少年時代、おばあさんに 森に行って木に抱きついてごらん。好きな木を決めてずっとそうしていると丈夫になるよ と言われたのだそうです。 ヒーリングの世界では、アメリカの著名なヒーラー、バーバラ・アン・ブレナンが著書『癒しの光』の中で松の木についてこう書いています。 松の森の木はHEFと非常に近い速度で脈動している。 ※HEF…ヒューマンエネルギーフィールドの略。=オーラと考えて差し支えないと思います このような森の中に座ったり、あるいは庭の松の木にもたれるだけでも、必要に応じてHEFがチャージされる。これを好きなだけ行おう。 その樹木の意識とコンタクトをとることさえできるかもしれない。 また、彼女は植物と人間の関係についてこうも書いています。 植物と接触すればするほどエネルギーの交換量も大きくなり、植物と人間の両方にエネルギーの滋養を与える ・・・と、なんとかここまで書いてきましたが、実は今日とてもショックなことがあり、動揺しています。 いつものようにこの松の木に会いに行ったところ、枝の下の方の葉っぱがところどころ茶色っぽくなっているのに気付きました。 写真は1ヶ月ほど前に撮ったものなので青々としていますが、今日見たところでは、他の松と比べても緑の部分の葉の色も全体的に薄くなっていて心なしか元気がないように見えます。 つい数日前に来た時はそんなことなかったはずなのに。。。 松の木は病気になりやすいのか、よく錆びたように赤くなって立ち枯れている木を見かけます。 この松のすぐそばにも数本、そうやって立ち枯れてしまった松があります。 心のどこかで、どうかあの松は枯れませんように、といつも願っていたのですが、その願いは届かなかったのでしょうか。 とてもショックです。 とりあえず今日のことろはいつもの10倍くらい『お返し』して帰ってきました。 この木は私がとてもとても大変だった時によく助けてくれた木。 人間不信に陥って、心も体も疲れ切っていた私をいつもやさしく迎え入れて癒してくれました。 今度は私が恩返しをする番。 何かできることはないかと調べてみたところ、どうも松食い虫にやられている可能性が高いとわかりました。 対処が可能な場合もあるようで、ちょっと希望が見えてきました。 早速明日、行動に移したいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.10.14 22:01:59
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