Atelier Coo
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造園家Sさんからいただいたお返事にはこう書かれていました。 その場所は、時々車を止めて弁当を食べたのでよく知っています と。 造園業をされている方のテリトリーがどれくらいのものなのか私にはよくわからないけれど、 お隣の市に住んでいる方が特に名所というわけでもないこの場所を良く知っているのはなんだか 良い兆しのような気がしました。 しかしながら、肝心の松の状態についてはこう書かれていました。 素人の人が見つけるのは、くっきりとした緑色だったのが"ぼんやり"してきた時点です。少し黄色がかってきたら、手遅れです。 電気治療は予防法として大事な松に普段から通電しておくものです。 素人目にわかるようになったら回復は難しいと思います。 早めに見つけた場合は対策をしていますが、手遅れとなる場合が多く、命を救うことは少ないようです。 ・・・期待していた電気治療も通用しないということです。。。 ただ、ひとつアドバイスも書かれてありました。 ハサミで5mmから1cm位の枝を切ったら、数分でねとっとしたヤニが出るのが普通ですが、出ない場合は青々としていても”余命数週間”の宣言をします。 枝を切ってみてためしてください。 健康そうな松も同時に切ってみて下さい。5分も待てば充分です。 そもそも私が「松くい虫」と判断したのは、松脂がでないからです。 いくつかのサイトで、葉っぱを噛んで松脂の味がするかを確めるか、幹に傷をつけて松脂がでるかどうか確めて、でていないようなら「松くい虫」、と書かれていました。 なので発見した翌日にすぐに確めたのです。 葉っぱを噛んだ結果は・・・ 「松脂ってどんな味なのかわからない、、、」。 だいたい、食べたことないですから。 ・・・食べたことある方って、います?? まぁどっちにしても、渋くて長く口に含んでいられるようなものではなく、すぐにペッペッと吐き出してしまいました。 というわけで、この方法はあきらめ、次に、幹をカッターで傷つけてみました。 比べるために青々とした木の幹も傷つけます。 元気な木は、すぐに松脂がでてきました。 しかし、元気のない方はいつまでたっても、何にもでてきません。 わずかに湿っている、という感じ。 かわいそうだけど、念のため、2箇所ほどけっこう深く傷つけてみましたが、まったくでる気配がありません。 翌日まで待ってみてもダメでした。 ・・・そんなわけで、「ああ、これは松くい虫なのか、、、」と、判断したわけです。 松脂がでなかったということも造園家の方にはお伝えしておいたのですが、小枝をカットするというまた新たな方法を教えてくださったので、とりあえずもう一度試してみることにしました。 翌日。 背伸びをして手をめいっぱい伸ばし、やっと届くところに一番下の枝があります。 その枝の先をはさみで切ってみました。 何か透明な液体がでてきます・・ これって松脂じゃないの?? 元気な松も、切ってみます。 やっぱりでてきます。 元気な木の方が出方が多いような気がするけど・・でてくるものは同じ液体に見える。 とりあえず写真を撮りました。 そして、写真を添付して、Sんにお伺いをたててみました。 「これは松脂でしょうか?」 またその日のうちにお返事をくださいました。本当にありがたいことです。 お返事には、こう書かれていました。 この写真で見る限り、健康なマツヤニです。 これで葉が黄化しているとすれば、松食い虫では無いかもしれません。 単に弱っているだけか、ハダニなどの小さな虫が寄生している可能性があります。 その場合は完全に枯れることはなく、回復も期待できます。 希望が見えてきました
枇杷の花 2008.02.25
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mitsumushi88
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