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他人の人生に口出しは無用。
人間、何をしようと自由である。
他人に迷惑をかけたり、罪を犯したりしないかぎり、
誰にとやかく言われるものではないし、
自分もまた他人に干渉する筋合いのものでもない。
しかし、いつの世にも他人の噂話や陰口を
趣味のようにしている人種は居るものだ。
私も、こういう人間を見かけては不愉快な思いをすることがよくあるので、
今日はあえてそんな人達の「陰口 」を少しホザいてみよう。
噂話。
B'zの曲にもあった...
目を擦りながら週刊紙 パッと開けば出てるでしょ
惚れた腫れたひとのこと 見ちゃう自分もこまりもんだ
誰と誰が引っ付こうが離れようが、どうでもいいじゃないか...
そっとしといてあげなさいよ。
取るに足らないスキャンダルがそんなに面白いのか...
人間、誰にだって過ちはあるし、
芸能人と呼ばれる人にもプライバシーはちゃんとあるよ。
この種の商売が成立している世の中が嘆かわしい。
陰口の達人と言えば、オバチャン(そうでないオバ様にはごめんなさい)。
よくもまぁ、あれだけ連発機関銃のように他人の悪口を言えたもんだ...
生きがいなんだね。
その楽しみを取り上げたら、たちまち窒息して死んじゃうかもね...
私逹が日々関わっているネットやブログの世界にも...
他人の言動や記事に細かくチェックを入れては、
いちいちダメ出しをしてケチをつけるアホウが居る。
そういう自分もたいしたもんじゃないのに...
ケチをつけるんだったら見なきゃいいのにね...
私なら、そんなくだらないものなら目もくれませんよ。
人間の徳のレベルを表す物差しがある。
それは十段階あり、
上述したような人間の生命状態はそのうちのひとつで「修羅」という。
常に妬みや嫉妬、怒り、憎しみ等の感情に支配されている醜い精神状態のこと。
詳しくは「法華経 十界論」というキーワードで調べてみてはいかがだろうか...
自分自身を真摯に見つめることよりも、
他人に悪意の関心を抱くことに重きを置くこの「マイナスのエネルギー 」は、
自らの内面を汚し、
文字通りマイナスの方向へと自分自身を引き摺り下ろしていく。
他人を妬み、憎んだりすることにだって
人間は多大なエネルギーを消費するのだ。
そのエネルギーが大きければ大きいほど、
内面に蓄積される「毒」の量も多くなる。
それにより、自身の生命はどんどん汚されていく。
他人を攻撃しているつもりの矛先が、
本当は自分に向いていることに気がつかない。
悪や不正を批判する精神は有意義だが、
為にする中傷からは何も生まれない。
哀れなことだ...
そのエネルギーを良い方に転換すれば結果は180度変わるのに...
他人を敬い称賛する心を育むことで生命は浄化され、
さらに磨きがかかっていく...
何かに深く感銘を受けたり、
他人を素直に誉め称える気持ちになれた時、
とても清々しく感じるだろう。
それは、生命そのものがキラキラと輝いているからだ。
そういった「善根」を積み重ねていくことで、
立派な人格というものが形成されていくのだ。