カテゴリ:思想
スロースタートだったが、いろんな仕事ができた。
その中の1ページ… ギターを懸命に習得しようとする18歳の少年がいる。 はるか昔の自分に重なるものある。
初期段階でぶつかる壁。 そこをクリアーすれば、また次と… それは延々と続くのだ。
今、なにがどう悪いのか… 私には手にとるように解る。 この感覚が、私の18歳の頃にタイムスリップしてくれれば… なんて、教えながら思うのだ。
今、彼に「ああだ、こうだ…」と言っていることを、 私は他人から教わったことはない。 すべて自分で発見してきた。
人が成長していく過程には、 避けては通れない難関が必ずある。 それを和らげることが、われわれ導く側の役目。
でも…その全面的な助け舟を出すことが はたして本当にその人の為になるのか… そんな葛藤は、この仕事をしている今でもある。
講師はあくまでも、ナビゲーターに過ぎない。 走りやすい道を指し示すまでが役割のすべてであって、 その道をどう走るかまで、立ち入ってはいけない。
その人が、10年後・20年後… 本当に実りのある成果を出せるための土壌作りをすることに 徹する人が、ホンモノの講師だと…私は思う。
そんな理想を追求しながら、 この仕事に取り組くむ毎日である…
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Last updated
2012.05.12 21:48:44
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