カテゴリ:アフター・ビートルズ
これで最後になるであろう、 ポール・マッカートニーの来日公演。 そのチケットを、入手することができた。
ダメもとで、電話すること数十回… つながったでないか!
少年の頃から抱いていた、 なが~いなが~い夢が、やっと叶った。
たかがライヴのチケットをゲットしたくらいで…
でも私にとっては、ここに至るまでに、 気の遠くなるような想いを積み上げてきたんだ。
もの心がついた頃から、 ビートルズの曲は耳にしていた。 幼少期にはすでに、それにとりつかれていた。 そして、初めてレコードを買ってきて、 針を下ろした時の感激… 今でも、くっきりと胸に刻まれている。
私が音楽を志すようになったのは、 紛れもない…ビートルズがいたから。
それから幾星霜… 私の音楽観の中心には、 いつもビートルズがあった。
18歳から20歳の頃に、 ビッグ・アーティストのライヴを観まくった。 記憶をたどるだけでも、 ディープ・パープル4期(これは中学生の頃)、 TOTO、ジャーニー、フォリナー、チープ・トリック、 フリートウッド・マック、エリック・カルメン、 Jガイルズ・バンド、カンサス、ナック、ジャパン、 レインボー、マイケル・シェンカー・グループ…等々。
この頃は、ギンギンのロックでも、 ちゃんと座って楽しむことができた。 でもいつからか、オープニングから 総立ちになるのが定番になってしまった。
私はその後、ビッグ・コンサートに行くのをやめた。 背伸びしても見えない、ただわめき散らしているだけの ライヴなんて、ストレスにしかならないから。
40歳を過ぎて、久しぶりに キース・ジャレットのライヴを、フェスティバルに観に行った。 その時は、さすがに皆おとなで… ゆっくりと腰を下ろして楽しめた。
それ以来だ…
ポールのライヴも、また総立ちになるだろう。 でも、どんな状況でも、ポールなら観たい。 ただ、ポールに逢いたい… 同じ空間に、居られるでけでいい。
この想いは、30数年前の来日の時、 禁止薬物を所持していたとして、 逮捕され強制送還されたあの時から、 ずっと抱き続けていた。
またいつかポールに逢いたい。 生のビートル(ズ)に触れてみたい。 この世にあるうちに… 一度でいいから。
その願いが、間もなく叶う。
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Last updated
2013.11.23 21:03:56
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