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2014.05.06
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~甦る感動の歴史/2013・11・11~


いや…まだ終わるはずはない。

だって、あの曲をやっていないじゃないか…


そう…ポールがイエスタデイを唄わないで、

ライヴを終了するわけがない。

周囲には、「もう終わったかな…」

と思った人も多かったようだが、

私は、絶対出てくると確信していた。


ほうら…出てきた。

セカンド・アンコールだ!!


そして、すかさずギターを手に取り

唄った35曲目が、「イエスタデイ」


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たまんないね…この曲は。

 

93.jpg

まぶしい照明が、

ポールの姿を浮かび上がらせる。

 

94.jpg

美しすぎる旋律…

ビートルズ・バラードの最高峰。

永遠の名曲。

 

95.jpg

歌が終わる…ライヴも終わりか?…

 

ールはギターを肩から外し、

スタッフに手渡そうとした。

「さあ…もう終わるよ」

 

しかし、スタッフがそれを許さなかった。

「ダメ、まだやりなさい」

と言わんばかりに、ポールにベースを差し出す。

「人使いが荒いね~」…そんな表情のポール。


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ギターとベースを交換、そして、「いくぞ~!!」

というノリで演奏された36曲目は、「ヘルター・スケルター」


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ビートルズナンバーでは珍しい、ヘビィなハードロック。

ひょっとして、その後のブリティッシュ・ハードロックの

原点は、この曲にあるのかもしれない…


100.jpg

場内の熱気は最高潮。


101.jpg

ポールが、日本語でつぶやく。

「ソロソロ…カエル…ジカンデス…」

その言葉に、客席から名残惜しそうなため息が漏れる。


102.jpg

そして、ステージを支えてくれるスタッフや、

バンドメンバー達の紹介。


さあ…いよいよラストだ。

ピアノに座って始まった37曲目は、

「ゴールデン・スランバー」

ここからは、「アビイ・ロード」でおなじみのメドレー。

38曲目は、「キャリー・ザット・ウェイト」

ラストの39曲目は、「ジ・エンド」


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ドラムソロ…


105.jpg

ポールもギターをかき鳴らす。


106.jpg

文字通り、すべての演奏が終わった…


107.jpg

惜しみない拍手と歓声が鳴り響く…

ポールはこのステージで39曲を熱唱し、

演奏時間は、2時間30分にも及んだ。


108.jpg

ポールとメンバーが揃って、客席に一礼。


109.jpg

そして、ポールが叫ぶ。

「マタ、アイマショウ…オオサカ!」

「オオキニ!!」

「See you next time!!」


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ポールが、本当に消えて行った…


111.jpg

ステージには、無数の紙吹雪が舞っていた…







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Last updated  2014.05.09 20:11:16
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