カテゴリ:マラソン・駅伝
大阪・長居陸上競技場を発着点に28日行われる大阪国際女子マラソンに
「団塊の世代」の2人のランナーが最年長選手として出場する。 北海道余市町の主婦 前田豊子さん(59) 今秋還暦を迎える前田さんは 「走ることに、引退はありません」と力強く言い切った。 「おばちゃん、無事で戻ってきいや!」 昨年の大阪国際女子。 スタートラインに立ったとき沿道から飛んだ関西弁の声援を 前田さんは今でも忘れることができない。 35歳のとき,病気がちだった長男の体力づくりのため 一緒に走り始めたのがマラソンとの出合い。 これまでに完走したフルマラソンは86回。 主婦業のかたわら週に4,5日,約15キロの走り込みを続けてきた。 ところが,昨年10月に腰を疲労骨折し 年明けまでまったく練習できない日が続いた。 そんなときも頭を離れなかったのが,関西弁のエールだった。 「他の大会とはまったく違うんです,大阪は。言葉は乱暴なんだけど,あたたかい。なんとしても,再びあの大阪を走りたいと思って…」 腰は完治していないものの 「走りのカンは戻ってきている」と手応えを感じている。 大会前日の27日は,ランニングをともにする愛犬イチローに見送られ自宅を出発し 列車と飛行機を乗り継ぎ,夕方に大阪へ到着。 夜は,ホテルでユニホームを準備するなどして過ごした。 今秋には還暦を迎える前田さんに いつまでマラソンを続ける目標なのか尋ねた。 「死ぬまで。生涯現役です」と答えが返ってきた。 みなさんで生涯アスリートの 前田さんを応援しましょう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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