カテゴリ:要点4.生と死
●どんなものまでもお腹のなかや頭のなかにしまいこまれているよりは、実際にそれを生きたほうが、それに「気づき」やすいといえます。
日本人は、西欧人と違って、表現しなくても内側にあるものに気づく能力がある・・という噂を聞いたこともありますが、ほんとうかなあ、とも思います。 もちろん気づきが大きくなれば、表現しなくても内側にあるものに気づくことができます。 そして、OSHOは、ダイナミック瞑想など、たくさんの方法を紹介してくれています。カタルシス(発散浄化)のステージで、感情的な発散ばかりしなくても、だれかに命令したり、札束を数えたり、神に祈ったりしてもいいのです。やりたかったことをすべてやってもいいのです。 また、通常の意識ではやりたいなんて思ってもみないようなことも、しっかりと第一ステージで呼吸していれば、思いがけない言葉が口から出てきたり、からだが動いたりします。そして、それが内側にあったことに始めて気づくのです。気づけは、否定的なものは消えていき、肯定的なものは育っていくという原則があります。 だから、受け容れてトータルにそれになるだけでは、それになるだけですが、そこに気づきがともなえば、ずっとそのままということはありません。 例えばダイナミック瞑想などは、最初にたっぷり呼吸をすればするほど、内側にあるものが顕わになります。酸素の少ない部屋にいて、「今何が内側にありますか?」と聞いても、頭がボーとしていて、「別に何も・・」とかしか答えられません。空気をたくさん取り込めば、自分が何を抱えているのかは、よりはっきりします。 瞑想のなかでどんな否定的なものも体験し、それに気づいていくほうが、実際の生活のなかで抑圧されていたものを生きるよりも、新しいカルマを生まないので、安全で、誰にも迷惑をかけない方法です。 ●Osho ダイナミック瞑想 覚醒のための強烈な技法 「目は閉じたまま、たえず 意識的で、観照者のままでありつづけましょう。」 第1ステージ(10分間) 混沌とした呼吸を鼻でします。常に吐く息を強調します。吸う息は、身体が自然に起こすでしょう。呼吸が肺の深くまでとどくようにします。できるだけ、速く、そして、深い呼吸をします。できるだけ速く、深く、さらに、速く、深く、あなたが呼吸そのものになるまで、努力します。身体が自由に動くにまかせ、その動きがさらに、エネルギーを蓄積するのを助けてくれます。エネルギーが、蓄積されて行くのを感じましょう。 第2ステージ(10分間) 爆発です。投げ出す必要のあるものすべてを表現します。徹底的に狂いましょう。叫び、大声を出し、泣き、ジャンプし、震え、踊り、歌い、笑い、自分自身を発散させましょう。何も抑圧せず、身体を動かしつづけます。起こっている事を、マインドに邪魔させてはいけません。あなたは、意識的に狂い、その観照者にとどまります。 第3ステージ(10分間) 両腕を高く上げたまま、「フゥッ!フゥッ!フゥッ!」というマントラを大きな声で発しながらジャンプします。踵を確実に地面に当たるようにして、声とともに、息が全部出し尽くされるよう、息を吐き出します。あなたのもっているエネルギーのすべてを投入させ、自分自身を完全に使い尽くします。 第4ステージ(15分間) 突然の静止<無音>ストップがかかります。あなたが、どんな姿勢をとっていたとしても、そのとき自分がとっていた姿勢で確実に静止してください。動かずに、何もしないで。この突然の静止によって、あなたは、自分の中心へと投げ込まれます。あなたは自分自身のマインドを観るもの、観照者となります。 第5ステージ(15分間) 祝祭のダンス すべてに対するあなたの感謝を表現しながら、音楽とダンスとともに、祝い喜びましょう。その活力を一日を通して持ち続けましょう (この瞑想のための音楽があります。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/05/17 11:32:54 PM
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