6月10日にあった、富士住建との出来事を“決断”と題して以前に書きましたが、
今回はこの件について補足というか
私が思うところを少し書き加えさせていただきたいと思います。
私がこの出来事をブログに書くことについては、正直言ってどうしようか悩みました。
なぜなら、この出来事は富士住建の立場からすると
間違いなく好ましいものではないはずだと思ったからです。
ハッキリ申しまして、富士住建は自社の仕様とは違う建物を
私達がそのように依頼したわけでもないのに建ててしまったわけで
例えその建物が、結果的に構造上問題が無いものであったとしても
その行為自体は基本的にあってはならないことだと思います。
でも敢えて今回この話をブログに公開したのは、
決して富士住建を非難することが目的ではありません。
私がブログでマイ・ホームの建築に関する記事を書こうと思った一番の大きな理由は
自分が2度と経験することはないであろうマイ・ホームの建築を
我が家の記録として残したいという気持ちからでした。
ですが、それとは別に、これから家を建築する予定のある方々が
このブログを読んでいただいたことで何かの参考になるかもしれないし
また、富士住建に興味を持ち、建築を依頼しようと検討していらっしゃる方々が
富士住建は、どのような打ち合わせや施工、対応などをしてくれるのかを
このブログで少しでも分かっていただければ
依頼する判断材料の一部になるかもしれないという思いもありました。
それだからこそ、起こった事実を出来るだけ公開し
それを正確にブログへ記載する必要があるのではないかと考えたのです。
事実、私も富士住建と契約するまでは
富士住建と行った数多くの打ち合わせ以外に
"e-戸建"のような住宅情報を扱うサイトや
富士住建で建てられた方々のホーム・ページやブログをたくさん読んで
かなり参考にさせていただきましたし、それが今、大いに役立ってもいます。
それらの中にあった意見として
「富士住建は設備が充実していて、施工などを真面目に行ってくれるが
多少なりともミスがあるので、よく現場に行って確認する必要がある。
でも、ミスがあった後は真摯に対応してくれて、かなり良い会社だと思う。」
といった感じの内容が多く、概ね好意的なものでした。
そのような事も理解した上で、たくさん打ち合わせや現場見学をさせていただき
総合的に判断して結果的に富士住建に建築を依頼したので
今回の件もそれほど狼狽したりせず、冷静に対応することが出来たと思っています。
またこの件については、富士住建から話を聞かなければ
私のような素人施主はまず気が付かなかったと思います。
おそらく事実を私達に話さずに隠し通そうと思えば出来たはずです。
それでも誤りを認め、私達に話をして判断を仰ぎ
謝罪してくれたことは素直に評価しても良い事ではないでしょうか?
昔からあったと思いますが、心無い業者の存在もゼロではありませんので
私達も防衛のために知識を出来るだけ蓄え、現場を確認することは必要だと思います。
ただし建築に携わったことのない人間のそれは机上の知識であって
現場や技術のことをよく理解しているのはやはり大工さんであり施工業者でしょう。
現場の声を無視して、自分の知識が一人歩きしないように心がけたいものですね。
でも家が出来上がった時に、「富士住建で建てて良かった!」と思えるように
本当に頑張ってもらいたいです!
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