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8月8日 今日は仕事が忙しくて、現場に行くことが出来ませんでした。 そこで今回は 富士住建における2×4工法の壁構造について考察してみたいと思います。 我が家は2×4工法ですが、「枠組壁工法」と呼ばれているこの工法の特徴は 壁、床、天井などの六面体の面全体で家を支える構造であり 日本在来の工法が柱を主体とした軸組壁工法であるのとは対照的です。 ですが、近年では耐震に関する要望が高まっていることもあり 地震や台風などの、外から加わる力に対抗するため 特別に強度を持たせた特殊な壁『耐力壁』がとても重要になってきていると思います。 木造住宅における耐力壁とは 軸組壁工法の場合は、柱と柱の間に「筋交い」といわれる補強材を設けたもの 枠組壁工法の場合は、下枠から上枠まで構造用合板などを張ったもの が一般的のようです。 それぞれ筋交いの入れ方や張る構造用合板の種類によって 壁の強度を示す倍率が違うそうです。 詳しくは図を用いて解説されてある「住まいの水先案内人」のHPをご覧下さい。 →軸組壁工法はこちら →枠組壁工法はこちら どちらの工法であれ、耐力壁の必要量や配置を綿密に計算して図面を作成し かつ正しい方法で耐力壁を施工しなければ 建物に十分な強度を持たせることが出来ないようです。 私が家を建てる前に結構こだわったのは、地震に強い、強度のある家でした。 それならば、鉄骨やコンクリート造り または制震・免震装置のある家にすれば良かったのでしょうが それだとやはり金額がかなりかかってしまい 予算の無い私には手が出せませんでした。 そこで、最終的に2×4工法を選びましたが それでも強度を心配するなら、本当は3階建ではなく 建物の負担が少ない2階建にすべきだったのかもしれませんね。 しかし、せっかくの注文住宅ですから、希望を取り入れながらも 強度には十分注意を払って、間取りなどを考えたつもりです。 3階建になりますと、構造計算をしますので 詳細は計算書を見れば、強度のことを知ることは出来ると思いますし 建築確認もしているのですから 強度については問題の無いレベルにきっとあるのでしょう。 それでも、私が強度についてあまり理解しておらず イマイチ不安でもあったのですが "たて枠伏図"なるものに壁構造の仕様や配置が載っていたので ちょっと興味が湧いてきて、色々と調べてみました。 富士住建では、2×4工法の壁構造は次のようになっているようです。 (1)4.5倍外部耐力壁・・・ダイライトMS・9mm厚、GN50釘・ピッチ100mm +石膏ボード・12.5mm厚、ビス・ピッチ100mm (2)3.0倍外部耐力壁・・・ダイライトMS・9mm厚、GN50釘・ピッチ100mm +石膏ボード・12.5mm厚、ビス・ピッチ200mm (3)3.0倍内部耐力壁・・・石膏ボード・12.5mm厚・両面張り、 ビス・ピッチ100mm 2×4工法での耐力壁は、決められた釘を所定のピッチで打つことによって 初めて耐力を確保出来るそうなので これが「2×4は釘打ちが大事」と言われる所以なのですね。 "その2"では、実際に図面を基にして 具体的な耐震性のチェックをしてみたいと思いま~す。 ************ ここまで読んでいただき、ありがとうございます。m(_ _)m 面白いと思っていただけましたら、応援よろしくお願いします! ↓↓ 人気blogランキングへ
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