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テーマ:今日のこと★☆(105880)
カテゴリ:ホッと一息
今年の春、お友達がうっかり運転免許失効させてしまった。パスポート取得のための身分証明書代わりに免許証をチラリと見たら、「平成16年の誕生日まで有効」の文字が目に入って驚いたという。
うっかり失効は6ヶ月まで猶予され、書類提出で済むらしい。しかし、運の悪いことに彼女は失効後7ヶ月になっており、仮免許から筆記も、実技も取り直しになってしまった。彼女は最寄り駅からバスで40分くらいかかる場所に住んでおり、生活すべて車に依存していたので、買い物、外出などすべてが不便になってしまった。お子様たちの送迎もできなくなったため、旦那様やお友達に頼るしかなかったという。 日常生活も支障をきたす一方、か~なり久しぶりの筆記試験勉強もなかなか覚えられずてこずっていた。問題予測屋みたいな業者があるらしく、迷った挙げ句、その講習を受けたそうだ(有料)。そしてその講習料の甲斐あってなんとか筆記はパスした。とことん苦しんだのはその後の実地試験。 今まで普通に運転していたのだから、当然大丈夫と思って受けたらあっさり不合格。この試験は路上で、彼女は試験場から片道2時間近くかかる所に居住しているので、当然土地勘はなく圧倒的に不利。しかもコースがたくさんあるらしく、どのコースにあたるかその時になるまでわからないらしい。 時間も交通費もかけて再度挑戦するも、またも不合格。何回目か私は覚えていないが、何度も落ちて彼女は落ち込み、(とはいえ日常生活に不便なので一日も早い免許再取得を目指していた)路上免許用の自動車教習所(試験場の近く)に通うことにした。1回乗るたびに、交通費+教習代+半日以上の時間がかかる。それを何度かこなし、再挑戦。そしてまた不合格の繰り返し。 教習所に通ってかなり路上も練習したのに、5回目の不合格の時はとても落ち込んでしまった。そしてさらに苦労と努力の挙げ句、4ヶ月後にやっと免許を手にした。 そんな矢先、他人事のように「大変だね~」と思いながら、何気なく自分の免許証を見ると、なんと今年が切り替え年だ。ゴールドカードなので、5年に1度しか更新が来ないのはいいのだが、5年なんてすっかり忘れた頃にやってくる。「早目に気付いてよかった~。」と5月頃手帳にメモする。 10月に免許更新の知らせが届く。行かなきゃ、と思いつつもなかなか時間が取れない。誕生日2日前にやっと警察署へ。受付け時間ギリギリで駆け込む。息を切らしながら、免許証、更新ハガキ、写真を慌てて提出。 そしたらなんと、写真の「顔が大きい」ので、受付けられないという。駄目な写真例というを見せられ、これは顔が大きくて駄目、小さくて駄目、サングラスかけてて駄目、帽子かぶっているので駄目、といろいろ見せられ、その「顔が大きい」例の写真より私の写真は顔が大きく写っている。う~ん。そんなぁ! 「スピード写真撮りますか?」 そう言われても、写真を撮るつもりではなく、髪はボサボサ、風邪ひきのマスク姿で行っているので、免許証になる写真を撮る気にもならない。しかし、今日を逃すと次に来れるのは・・? しばらく迷ったが、以前と違って免許の1ヶ月後まで更新手続きが伸びていることを確認し、その日は諦めて帰った。お友達の苦労話があっただけに、更新するまで落ち着かないこと、落ち着かないこと。それでも風邪がなかなか完治せず、髪も切れないし、更新に行く時間も取れない。誕生日は過ぎちゃったし、失効日は迫っている。 やっと体調もよくなり今日、試験場まで更新に行ってきた。自分で写真を撮って、また却下されても悔しいので、時間も手間もかかるが迷わず試験場へ。2時間程度かかったが、即時発行で、5年後まで有効の免許を手にする。 ドキドキしたり、イライラしたりとても疲れたが、よかった~。これで一安心だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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