試験委員
今年の消費税の試験委員が、昨年のセミナーで次のような講演をしたようです。 法人税、消費税と最近は暗記型から理解論述型の試験傾向になっていると言われますが、今年の消費税の試験ではびっくりするような問題がでるかもしれませんね。 ここ数年の法人税、消費税の試験委員はみんなで共同で本を書いたりしているメンバーなので、試験委員を自分たちのグループから継続して出すことで、税理士試験を変えてやる!!とかいう戦略があるのかもしれません。1新たな税理士試験制度の構築専門家として相応しい質を確保しつつ、受験者の負担軽減にも配慮した、魅力ある新たな税理士試験制度の構築⇒ 次世代を担う優秀な人材の税理士受験の促進を図る短答式試験の導入税理士実務に必要な基礎知識と体系的理解⇒ マークシート方式による科目別足切り短答式試験の科目簿記2級程度の簿記能力及び中小企業会計指針の理解を求める会計学租税の体系的理解並びに租税手続法及び租税争訟法の基礎的理解を求める租税法課税要件認定等に必要な民法及び会社法の基礎知識論述式試験の科目会計科目と税法科目、必修・選択科目論述式試験での条文集の持込・配布⇒ 暗記偏重型から思考力・判断能力・応用能力・論述力判定へ論述式試験の問題ボリュームと資質の検証⇒ 資質の検証に過度の解答スピードは必要か相対的合格基準から絶対的合格基準へ⇒ 毎年1,000人の合格者数と60点合格受験資格の撤廃⇒ 一定の教育や経験の中で培われる基礎的素養は、短答式試験及び実務経験で担保科目合格制の存置⇒ 優秀な人材の確保と税理士受験の促進、実務経験の重要性⇒ 再チャレンジ可能な資格制度として、その努力が報われる公正な社会の実現への寄与