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川杉です。


試飲会の締めはもちろんこれ！

『神の雫』にも登場した登美（赤）


カベルネ60％、メルロ40％のまさにボルドーブレンド。
実は自分はカベルネが好きではなく、カベルネは絶対
嗅ぎ分けることができます。
でもこれは自分が好きじゃないカベルネの臭さがない。

ということは…、

未成熟なカベルネの香りがしない ＝ 完熟したカベルネを使っている

という図式が成り立ちます。

これもおいしいけど、まだまだまだまだ若いっす。


ところで『神の雫』登場秘話。

サントリーさんは『神の雫』のスポンサーでも何でもなく、
事前にワインが登場するとかそんな話はなかったそうです。

それがいきなり電話かかってきて
「3日後までに登美の'97を3本用意してください」と。
ヴィンテージもあちらのご指定だったようです。
そして貴重なワイナリーのストックから3本撮影用に提供されたと。

きっと'04もそれくらい熟成させればおいしくなるんだろうなぁ…


そんな登美と合わせたのが牛肉の味噌漬け焼き（右下）。

あえて和風に調味したお肉を合わせたかったのはわかりますが、
牛肉は味噌漬けにしなくてもいい気が…。

でも、そんなこととは関係なく登美は日本を代表する赤ワインです。


【産地】 山梨県甲斐市（登美の丘ワイナリー）
【生産本数】 4,167本
【容量】 720ml
【ぶどうの収穫地】 山梨県甲斐市（登美の丘ワイナリー100％）
【使用品種】 カベルネ・ソーヴィニヨン：60％、メルロ：40％
【平均樹齢】 約20年
【圃場の標高】 500～600ｍ
【アルコール度数】 13％
【熟成方法】 樽熟成100％
【新樽率】 100％
【熟成期間】 16ヶ月
【2004年ヴィンテージ情報】
猛暑の年。夏には国内2番目の最高気温を観測した（40.4℃）。秋に台風が4回到来したが、ぶどうはすでに熟しており、色濃く完熟したぶどうを収穫することができた。ワイナリー開設以来、指折りのビッグヴィンテージ。


登美の丘シリーズは4月上旬取り扱い開始予定！です。