はてさてフォークカラーのお話をひとつ。
前にフォークの全長を調節すべくカラーを入れるのを検討していました。
じゃあどんなカラーをいれればよいか?
まず思いついたのがフォークスプリングの上側に入っているフォークカラーを使用する。
鉄製で丈夫だし肉厚が薄くて軽くまさに理想的・・・・に思えたのですが
なんとその肉厚の薄さが災いしてリバウンドスプリングがすっぽりと
カラーに入っていってしまう。これでは駄目だ。
ワッシャーをかましても内部で摺動した時ずれて危険です。
そんなわけで先人の知恵を拝借。
昔からフォークカラーの代用品は塩ビパイプと決まっているのですよ!!
(上でなく下側につけた例は知りませんが・・・・・)
塩ビパイプ・・・要は水道管です。
加工しやすく腐食に強くなおかつ手軽に手に入る。最高ですね。
ただ!そのまま使うにはやっぱり不安。
ですから塩ビパイプのなかでも最高級のHIVP管を使用します。
HIVP管とは?
塩ビ管には種類があります。
ホームセンターに売ってるのは一番肉厚の薄いVU管といいます。
それより肉厚の厚いのをVP管といいそのVP管の中でも対衝撃性が付加された
最高級のものをHIVP管と言います。まさに今回の素材にうってつけ!。
ホームセンターにもなかなか置いてないです。普通使わないですしね。
今回はコメリにて注文して取り寄せてもらいました。値段も径が小さいので安かったです。
1000円前後だったかな?
こいつをパイプカッターを使いキッチリ面が平行になるように切って使います。
パイプの両端にはフォークスプリングの受けに使うワッシャーがちょうどよい
大きさなので注文して乗せてパイプを保護します。
これで長さの問題はOK。後は組むだけ。
パイプカッター ステンレス用 NS-50P切断能力/外径6~50mmステンレス・アルミ・塩ビ・鉛・鉄...