道さんぽ

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  本日の香水　「ジュリエットレイ　キューティーピンク」

  もう間もなく、このブログも１周年（６月２日）を迎えようとしており、その頃までには、３万アクセスを何とか超えたいと考えている今日この頃。みなさんいかがお過ごしでしょうか？暖かい春の日差しは、気持ちを新鮮にするもので、この機会に新しい香りを探している方も多いのではないでしょうか。そんな方々のために、このホームページを立ち上げた訳ですが、ここ最近は比較的似たような香りばかり登場してきて香りの表現に限界を感じております。ここ最近のレディース香水は、売れる香り＝フルーティフローラルと言う図式があるようで、特に日本人で企画された香水はこの類のものが多く存在します。但し、単にフルーティフローラルといっても、その時期ごと、中心となる果物に流行があるようで、例えばこの冬誕生した商品には、ラズベリーやストロベリーをベースにした濃厚な甘味と酸味が核となる香りが多く存在し。今の時期は、チェリーの甘味よりも酸味が強いもの。そして、夏にかけてはパインやピーチのシアーな甘さと言うように、微妙ですが変化しております。そろそろ、この傾向も皆さん飽きてきているようなのですが、中々、新しく斬新な香りが発見できていないようで、メーカーさんも頭を悩めているようですね。と言うことで、本日ご紹介する香水も結局フルーティ系にはなりますが、マイナーファンには見逃せない「ジュリエットレイ　キューティピンク」をご紹介いたします。トップ：バイオレット・シナモン・シトロンミドル：アップル・フリージア・ピーチラスト：アンバー・ブラジリアンローズウッド・ムスク・ホワイトサンダルウッド解説：先月ぐらいからネット上では登場しておりましたが、うちの店に入ってきたのは、今月始め。昨日あたりにケースにやっと並べられたので、まだ、お客様の反応はわかりませんが、個人的には、評価が高いです。パッケージの表には、タレントの若槻千夏さんのシールが貼ってあり、「千夏のおすすめ！」と書いておりますが、女性の方はこれを見て、どう思うのでしょうかね？そんなことはさて置き、メタリックピンクの上にハートが描かれているパッケージは、ちょっと高級感を失いますが（逆に無かった方がよいのかも）、中を空けるとスタイリッシュなピンクのボトル。結構格好良いです。しかも何故か持ったときのホールド感が良いです。続いて香りの方はというと、全体的な流れは、つけ始めが弾けていてやがて落ち着いた感じになるとでも言いましょうか。トップは梅ガムのような弾けるような酸味と透明感のある甘さが官能的な香りが感じられ、落ち着いたフローラルの香りとピーチの甘味が合わさるミドルに変化していきます。最後に残るのは、ローズウッドとムスクとサンダルウッドのコラボレーと。フルーツカクテルの後味に似ておりますね。トップの方が弾けているので、香りの飛びが早いと思う方もいらっしゃるかと思います、香りのライバル的には「ランコム　ミラク」あたりでしょうか。シンプルだけど大人っぽい雰囲気を醸し出しております。後はパッケージももっとシンプルにし高級感を持たせればなぁと言う個人的な感想です。十代から三十代の方まで、十分使えそうな香りですので、ぜひ皆さん試してみてくださいね。本日はここまで。

  2005.04.08

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  本日の香水　本日(４月７日)発売　「ミキサー　トゥーチーク　フォーメン＆ウーマン

  最近、メーカー側(この場合国内代理店)の戦略として、国内一斉発売前にネットショップに商品を流す事があります。ネットショップの場合、全国のお客様が対象となるわけで、商品の宣伝目的と市場の反応を測るというメーカー側の思惑と、どこにも置いていない商品をいち早く並べられるというネットショップ側の利害とが一致した為にこのような現象がおきております。ただ、一般の路面店（量販店など）からすると面白くない状況ですよね。確かにメーカー側は、商品をネット上にばら撒くだけで、雑誌掲載料などの宣伝広告費が省けてしまうわけで、しかも、ネットショップで売れ行きが良いとなれば、卸屋さんや小売店に売込みしやすい環境が出来上がります。ただ問題なのは、定価販売で先行発売するのだったら話は別ですが、商品の立ち上がりからネットショップではとんでもない価格で攻めてきますからね。私の店でも商品を置くかどうか検討するときは、必ずネットでいくらで売られているかチェックします。そうすると、ため息が出るほどの利益しか乗っていない場合が多いです。確かに有名なコスメサイトでは、掲載を断られているかもしれません。だからと言って、ネットショップで商品が流れてしまった後では、路面店で二番煎じとなるわけで、結局価格競争となってしまうだけなのです。発売日があるのであるならば、最低限同じスタートラインにしてほしいものですね。（ケーアイ●ーさん、●ーウェイさん、マー●ュリーさん。もし。こちらの日記を見ていたら商品情報を送ってさいね！）ということで、本日が発売日にも拘らず、既にネットショップには、商品が並んでいる「ミキサー　トゥーチーク　フォーメン＆ウーマン」をご紹介いたします。ミキサー　トゥーチークフォーメントップ：ベルガモット・シトラス・オーランフロンティア・ピンクペッパーミドル：オゾン・オーリス・ジャスミン・オレンジブロッサム・ローズウッドラスト：ムスク・シダーウッド・アンバーミキサー　トゥーチークウーマントップ：ベルガモット・シトラス・オーランティフォーリア・ヒヤシンスミドル：サンバックジャスミン・ローズウッド・スズランラスト：ムスク・サンダルウッド・シダーウッド解説：正直、前作のチークも知らない間に発売されていて、まったく眼中になかったのですが、今作は、仕入先の営業の方が大絶賛していたので、香りと資料だけはいただきました。ただ、正直な感想として、ちょっとした遊び心や冒険心がなければ、埋もれてしまいますからね。悪くもない代わりにこれといった特徴もないのが見た目の第一印象でした。続いて香りの感想と言いますと、まずは、メンズの方から。香り全体のイメージとしては澄み切った青空でしょうか。フレッシュシトラストップから始まり、アクセントとしてスパイスをプラスして男らしさを強調しております。次第にジャスミンやシクラメンの花々が酸味として加わり青空の中へ飛び立つような爽快感。ラストはふんわり石鹸のような香りで締めくくられます。続いて、レディースの香りはというとフレッシュフローラルムスキーとでもいいましょうか。優しい花々の香りです。フローラルの香りが爽やかに生き生きと伸びるトップから、次第にローズが中心となる繊細な香りとジャスミンやスズラン優しい香りが交わりエレガントでほんのりパウダリーっぽく感じます。ラストはやっぱりローズ石鹸のような香り。資料にはメンズとレディースカップル同士つけあい、香りが交じり合うことで華やかさに強さが加わり、またひと味違った香りを楽しむことができる。と書かれております。だったら３０ｍｌで良いので、２個セット２千円ぐらいで売れるようなインパクトが欲しかったです。香り自体は良くできているので、お勧めはメンズの方。地味な商品だけに、メーカー側がどれくらいの後押し（宣伝）をするのかによって、売れ方が全く違うような気はします。安売りの中に埋没するのではなく、アイデア次第では十分リピーターまでつきそうなんですが…。今後の展開に期待ですね。本日はここまで。

  2005.04.07

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  本日の香水　４月２８日発売「ケネスコール　ブラックフォーハー」

  数日前に書いた予告編とはすっかり順番が狂っておりますが、お許しください。それにしても日記を書いているとよく壁にぶち当たります。昨日の日記も本日の午前２時半に更新したわけですが、あの日記を書くのに実質４時間以上かかりましたからね。変な方向に話が行くと、文章全体を一度リセットする癖があるので、昔から書くのが遅いです。たまに昼休みを利用して、自分の日記を携帯でチェックすると誤字脱字ならまだしも、「おいおい香水の説明が片寄っているよ」とたまに自分で思ってしまうこともあります。自分の信念としては、このブログでご紹介する商品は、できるだけ中立的な立場で香りの表現をしようとしておりますが、このように好き嫌いが見えるような書き方は良くないですね。反省。文章にはそれぞれ癖と言うのがあり、例えば私の場合「と言う」単語が連発しております。自分でもできることならば違う言葉を選択したいところですが、ボキャブラリーが足りず、まだまだ日本語を勉強しなければならないようです。たまに、文章の作り方やアイデアの搾り出し方を勉強するため、香水関連の個人ブログを見に行ったりしますが、横の繋がりができていることにびっくり。いつもコメントを頂いている方々が、ある種のネットワークを築いているというか、顔の見えない友達同士みたいな感覚でしょうか。セール情報や香水の小分けなど互いに情報のやりとりをしているようですね。大変賢いと思います。売り手側と買い手側の違いこそあれど、今後も宜しくお願いしますね。と言うことで、本日の香水をご紹介いたします。本日は「ケネスコール　ブラックフォーハー」です。トップ：ブラックバイオレット・ホワイトヒヤシンス・フレッシュシトラスミドル：チェベローズ・マグノリア・ロータスフラワーラスト・オリス・ホワイトムスク・サンダルウッド・スイートアンバー解説：香水を扱っているお店の方にお聞きします。ケネスコールブラックMENの売れ行きはどうですか？うちの店を含めていろいろと仕入先の話を聞くとちょっと芳しくないようですね。このように前作が売れないと相当数の取り扱い店舗が減ってしまう傾向にあります。今回のブラックフォーハーは、そんな逆境の中に登場する香水です。具体的な香りをお伝えすると正直な感想としては濃いです。（しかも、輪をかけてＥＤＰです）北アメリカの大陸を思い浮かべるようなグラマラスでワイルドなダイナミックさを感じます。トップから、ヒヤシンスの落ち着いた香りが広がり、やがて官能の渦に巻き込まれるような、ボリューム満点のマグノリアが香り立ちます。ミドルまでで十分な深みがあるので、ベースの香りはよくわからなかったです。ホワイトとブラックは表と裏。ある意味紙一重なんですね。この香水はまさにそのことを証明しております。たぶん日本市場では受け入れられない香りだと思われます。と言うのも、この香りを求める年代が無いので、ターゲットが不明確。色っぽいともちょっと違うラグジュアリなリッチ感とでも言いましょうか。ブロンドの女性が付けたら似合いそうです。相当苦戦する商品と思われますが、この香水が受けたら日本の市場もある意味世界水準になったのかなと思いますが…。本日はここまで。

  2005.04.06

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  本日の香水　４月２９日発売「ＹＳＬ　パリ　ローズ　アシャンテ」

  すっかり春めいた季節となり、日中、仕事でパソコンに向っているとぐぁんぐぁん睡魔が襲ってくる今日この頃皆さんいかがお過ごしでしょうか。そろそろ、ゴールデンウィーク用の仕入を起こさなければならない期間に突入しており、どの程度の在庫を積むか。目玉品は何にするか。新作をどうするか。いろいろと昨年のデータと比較しながら考えております。余計眠くなりますね。うちの会社の場合、ほとんどの社員は中途採用のため、入社式なんてものとは無関係ですが、ニュースで一流企業の入社式なんて見るとあこがれますね。私が新人の頃（前の会社）は、いきなり研修が始まったので。面倒臭いけどそれなりに思い出は残る行事。後になって気づくことが多いですね。駅などで見かける新社会人さんは結構浮いて見えます。まだ、スーツが板についていないと言うか、その光景が街に活力を与えているような気がします。私たちが失われた輝きとでも言いましょうか。戻りたいけど戻れない。年取りたくないですね。本当に。ということで、ネガティブな話もこの辺にして本日の香水をご紹介しましょう。本日は４月２９日発売「イヴサンローラン　パリローズ　アシャンテ」です。トップ：ガーデンローズ・バイオレット・オレンジブロッサムミドル：アプリコットローズ・ライラックローズ・リリーオブザバレーラスト：サンダルウッド・ムスク解説：ようやくディスカウント市場にも流入量が多くなってきたサンローランのパリ。古くからある商品なので、その昔、うちの店には何度か並べたことがありましたが、供給状況が悪く、結局展示をはずしました。以来取り寄せの対応はしますが、供給状況がよくなった今となっては本腰を入れて定番化までは考えておりません。そして、このスプリングシリーズが２００２年から発売になりましたが、毎年出始めはどうしても店頭価格6,000～7,000円の間の価格設定なのでビビって入れておりません。今年の商品も案内はきておりますが、当店では白旗を揚げます。客層が違うのとネットショップやＹＳＬカウンターに任せるというのが本音です。今回は特別に日記のためだけにサンプルを取り寄せましたので、まずはボトルパッケージの説明から。洗練された現代風のピンクボックスからは、もうすっかりお馴染みの、まん丸としたグラデーションのかかったボトル。愛嬌と共に高級感もあります。香りのイメージとしては、元祖パリで感じた化粧品臭さが無くソフトなイメージ。３種のバラを巧み合わせ、繊細かつ瑞々しいフローラルの香り。トップは、ガーデンローズを中心にほのかな優しさとフレッシュさを感じます。ミドルは二つのローズ織り成す深みと貴賓さ。自然な柔らかいローズの香りがエレガントに演出。ラストは清らかさが前面に出てきて優しく包み込む感覚です。今までのこのシリーズを試したことはありませんが、この商品はどちらかと言うと普段使いしやすいバラの香りですね。さほど甘さはあまり感じられないバラを、クリアでライトな香りに仕上げてあり、高いお金を出すだけのことはありそうです。なお、この香水は、ムエットなどで試すよりも、実際に肌につけて試さないと、良さが引き立たないかも知れません。カルバンクライン　エタニティなどよりも洗練されておりますので、ワンランク上の女性を演出したい時に良いかもしれませんね。本日はここまで。

  2005.04.05

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  本日の香水　４月６日発売　「ヒューゴボス　ソウル」

  すっかり春らしいポカポカ温かい日差しが出てきた今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。暖かな日差しと共にもう間もなくこちらにも桜が咲きそうな気配を感じます。私の場合、日中はほぼ屋根の下にいるわけで、春らしい感覚を味わえるのは、休みの日と朝の出勤時だけ。毎年、出勤時に桜並木があるので、そこを通過する時ほんの少しだけ春の感覚を味わえます。そこで、まずは、「通勤時間に聞くと心地よい。個人的にオススメ今年の春っぽい音楽」ケツメイシ：さくらケツメイシ　さくらプロモーションビデオ見ました？泣けてきますよ。本当に。出会い→別れ→想い出と言う演出と音楽が見事に融合。もちろん、曲も最高です。嵐：サクラ咲ケ嵐　サクラ咲ケ全国から応募で募ったバッグバンドの軽っぽさがほほえましい。気分をグッと持ち上げたい時に良いポジティブロック。つじあやの：春風春風 つじあやの元ピチカートの小西さんをプロデューサーに迎え、この人に春の曲作らせたらうまいですねぇ～。ＵＰテンポの曲調をあやのさんが必死についていこうとがんばっている作品。どこか懐かく爽やかな曲です。とまあ、店内の有線や通勤途中にラジオで流れていた曲をご紹介しました。年を取るにつれて、最近の音楽についていけなくなってきた方（私も一緒ですが…）にはぜひオススメですので聞いてみてくださいね。ということで、前文と全く関係なく本日の香水をご紹介いたしましょう。本日はまもなく発売開始。「ヒューゴボス　ソウル」です。トップ：ベルガモット・マンダリン・ブラックペッパー・スターアニス・カルダモンミドル：メイス・ラベンダー・コリアンダーシード・シナモンラスト：タンボチウッド・ベチパー・ムスク・アンバー・トンカビーン・バニラ解説：久々のヒューゴボスから、今回もメンズの香水が発売されます。ボトルの形がその昔のボスインテンスと一緒かなぁと思いましたが、こちらはもっと鋭角な直線基調。クールに仕上がっております。肝心の香りは？というと、ブラック＆ダークとでも言いましょうか。それでも、どこかヒューゴボスらしさがあります。トップはベルガモットやマンダリンの新鮮さにブラックペッパーがきりりと効いております。やがて、もわっと甘くそして、澄み切ったフローラルへ変化し、同時に男味溢れるコリアンダー等が深みを表現しております。ラストはアンバーやムスクのオリエンタルっぽい香りがつける方への情熱を与えます。具体的なイメージとしては、ダンヒルより奥深くなく、ブルガリブラックより渋くなく、ケネスコールブラックより酸味は抑えられております。（ニコスフォーメンよりも甘さが抑えられております）万人受けはしないものの、男っぽい香りが好きな方にはオススメ。あと、外国人のお客様が多いお店にもオススメしますが、上記に属さない方は、これからのシーズンも踏まえると様子見で良いと思います。ちなみにうちの店では、外国人の方が多いので悩むところですね。本日はここまで。

  2005.04.04

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  本日の香水　４月２０日発売　「ゴーストサマードリーム」

  お待たせしました。再開です。半期決算の棚卸も無事終了し、本日は品出しをしておりました。３月中仕入れたかった新作等一気に入荷しましたが、土日と重なってしまった為、とりあえず売場の補充のみ。満足にいく売場は来週中という感じでしょうね。それにしても、まだきちんと処分も終わっていないのに今回入れ替える３０アイテムをどないしようかと不安になっております。まあ、なるようにしかならないのですが…。そろそろ、こちらのトップページのリンク集も飽きてきた頃なので、いろいろと入れ替えるつもりですが、どのような香水を並べるか迷っております。ここ最近あまり、大幅な値崩れを起こしているわけではないので、新作の一番安い価格を載せた方が皆さん喜ぶのかな？と思っておりますが、皆さんご希望ございましたら聞かせてくださいね。たまに時間があると、私と同じように香水を題材にして日記を書いているブログを拝見しに行きますが、まず、デザインが凝っておりますよね。同じ楽天内のフォーマットを使っているよう見えない出来栄え。皆さん勉強してらっしゃるみたいようで。それと感心したのが、訪問した方々へきちんと挨拶していること。「やんなきゃ‥」と思いますがちょっと無理みたいですね。私には。こんなホームページでも相互リンク等ご希望ございましたら、これまたご連絡ください。（なお、こちらのページは、リンクフリーです。）ということで、昨日の日記にも書きましたが、再開後一回目の日記は、話題作「ゴーストシアーサマー」を本日はご紹介いたします。４月２０日発売　オードトワレ　５０ｍｌ　国内定価　￥５，９８５トップ：アップル・パイナップル・ピンクペッパーコーン・パープルフリージアミドル：ホワイトピーチ・シュガリープラム・ホワイトジャスミン・ウォーターフラワーラスト：サンダルウッド・アンバー・ホワイトムスク・ドリフトウッド解説：前回、直営店（デパート）売場めぐりをしてきた時には、まだテスターが置かれておりませんでしたが、各仕入先にお願いし、ようやく手に入れました。チューブサンプル。思わずフリマで売りたくなりましたが（2個あったので）、それは冗談として、今回の香りの印象は「軽い」「薄い」「優しい」と思う方が多いと思います。すっかりお馴染みになった三日月のボトル。今回はピンクのグラデーションです。トップは、透明感のアップル、今年の多くの春夏物に含まれる甘いパインが初々しく香ります。次第に白桃の心わき踊る甘い香りと全体のベースを底上げるプラムの香りが、自然に体を包み込みます。ラストは、全体のイメージを壊さないようなホワイトムスクの清純さとサンダルウッドのアクセントが程よい加減で優しさ表現。前作の「ゴーストサマードリーム」はちょっと花の香りが強めでしたが、今回は柔らかいフルーツの優しく甘い香りです。パンチが無い分普段使いなど良さそうですが、逆にそれが仇にならなければ良いなと思います。（考えすぎかな）出始め頃のディスカウント相場は、3,000円前後。派手さは抑え目。ちょっとおしとやかな印象を与えたい。でも、流行に乗り遅れたくない。そんな時にはぴったりの香りです。アナスイの新作を購入しようと考えている方は、こちらも選択肢に入れてみてくださいね。本日はここまで。

  2005.04.03

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• 本日の香水　予告編

  仕事が一段落したわけではなく、注文した商品の荷物待ちをしている間にちょこっと書いてしまいます。あまり、時間もないので、今後の日記の予告をつらつらっと書きますと第一弾　４月２０日発売　「ゴースト　シアーサマー」　今夜から翌日中にかけて更新予定第二弾　４月６日発売　「ヒューゴボス　ソウル」第三弾　４月２８日発売　「ケネスコール　ブラックｆｏｒハー」第四弾　４月２９日発売　「パリ　ローズアシャンテ」第五弾　４月７日発売　「トゥーチーク　メン＆ウーメン」第六弾　発売済　「ジュリエットレイ　キューティーピンク」とここまでは決っております。予定の方ちょっとヅレこむかもしれませんが、次の更新まで楽しみのお待ち下さいね。まずはとりあえず、ここまで。

  2005.04.02

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  本日の香水　4月21日発売「アナスイ　シークレット　ウイッシュ」

  明日から、やれ棚卸だ。やれ品出しだ。やれ並べ替えだ。と立て続けに仕事が忙しくなりそうなので、日記の更新はちょっとお休みするかもしれません。なお、日記を休んでいる間4月に発売するあの商品やこの商品のサンプルが届くはずなので、再開後も楽しみにお待ちくださいね。昨日の日記は、どちらかと言うと前説みたいなもの。もちろん、今後仕入れていく上で、十分参考になったわけですが、今回の百貨店めぐりで一番収穫があったのは、アナスイの新作の香りが売れる香りだと確信を持てたことでした。「アナスイ　シークレットウイッシュ」トップ：レモン・タジェット・メロンミドル：ブラックカラント・パイナップルラスト：ホワイトシダー・アンバー・スキンムスク日本国内定価　オードトワレ　ナチュラルスプレー　30ml　￥4,935（￥4,700）　　50ml　￥6,825（￥6,500）　　75ml　￥8,925（￥8,500）解説：もう既に雑誌CanCan等には載っているらしいのですが、ブティックにサンプルが届いたのは昨日との事。アナスイのホームページでも3月30日に更新されたばかりの新着も新着の香水を本日は取り上げます。前作「ドリーガールウーララブ」の場合、昨年1月末には名前が挙がっていた為、今年の新作もそろそろかなと探し続けておりましたが、ようやくの登場です。テスターには例の天使のキャップは付いておりませんでしたが、ミニ香水には安っぽい天使が舞い降りてました。同じようなブルーの液体なのでスイドリームスを思い浮かべる方もいらっしゃるかと思いますが、香りはフルーティフローラル。香りの感じ方としては、つけた瞬間レモンの爽やかさは控えめでメロンのジューシーさとパインの南国系な甘さが広がります。ブラックカラントは甘さの深みを与えておりますが、全般的にはライト系の口当たり。この後の季節を意識しているかのようです。ラストはホワイトシダーとムスクのほんのり甘くちょっぴり酸味も残るすっきりとした感覚になります。香りを試して思い浮かべたライバルは「D&G　ライトブルー」あたりでしょうか。二十歳前後の女性には大ウケしそう香りの方向性なので、プレゼントとして需要もありそうです。既にアジア圏の免税店では発売されているらしいのですが、ディスカウント市場には早くても4月下旬。遅ければ5月初旬になりそうです。それ以前に出たものは、買わない方が良いでしょう。初回相場は、３０ml　￥3,980をつけるかも知れません。その後￥3,500に落ち、うまくいけば￥3,000で飛ばしに価格ネットショップもいるのかな。４月にはこの他にも数多くの注目作が発売されますが、この香水はその中の一角を担いそうです。個人的にも自信を持ってオススメできる新作なので、新しい香りに切り替えようと考えている方はぜひこの香りも選択肢に入れてみてくださいね。本日はここまで。

  2005.03.31

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  本日はデパートめぐり。

  昨日の日記にも書いたとおり本日は百貨店周りをしてきました。休みを利用して仕事の延長線上のことをやっているのですから、もっと何かやることはないのかい？とツッコまれそうですが、そのことは置いといて、今回の香りを試したきたのは以下の商品です。なお「個人的な感想」に関しては私の正直な感想が書いてあります。もちろん人間ですから好きな香り、嫌い香りがあります。偏った意見となっておりますので、参考にするよりは自分の鼻で確かめてみてください。アラミス　ライフサマーシトラスのトップがはじけるように香り出し、レザーやウッディの男性味溢れる香りに変化していきます。個人的な感想（ライフと言うとちょっと男臭い香りですが、このライフサマーは、比較的使い勝手はよさそう。但し、商品の流通が少なさそうなので、強烈なディスカウント価格は期待しない方が宜しいかと）エルメス　ナイルの庭店員曰く「テーブルウェアと同様のパッケージをあしらいグリーン豊かな香り」と言っておりました。個人的な感想（前作の地中海の庭すら仕入れていなかったので、今回両方試してきましたけど、私の鼻には合わなかったですね。思いっきり蓮の花。グリーンと言うか、正直言えば青臭いと感じました。すぐに隣にあったオーデメルベーユで鼻の調子を整えました）ヴェルサーチ　クリスタルノワールほんのり柔らかくガーデニアと力強いアンバーが高貴に香る、オリエンタルな香り。個人的な感想（期待してはいなかったですが、良かったですよこの香水。イメージとしてはプアゾン。隣にあったプラダよりも個人的な評価は上。同じアンバー系の香りなのですが…。なお、中々ディスカウント商品は見つかりづらいと思います）マンダリナダッグガラスのような透明感とイエローフリージアのフレッシュ溢れる香り。個人的な感想：ハッピーのような香りを想像していましたが期待していたよりは…と言うイメージでしょうか。フレッシュ感はありますが、もう少しベースに甘味があるとより万人受けしそうな香りに仕上がるのになぁと言う感想です。ディオール　アディクト２フレッシュな立ち上がりからフルーツのジューシーさとフローラルの華やかさが同居。個人的な感想：こちらも期待していたよりは…の商品。濃いです。香りが。フレッシュな立ち上がりよりもざくろのフルーティが前面に押し出ておりますが、さすがディオール。その辺のフルーティーフローラルとは一線を画しております。バラを中心にセクシーさを強調していると思われますが。日本人が企画した商品ならもう少し日本人に媚びた香りにして欲しかったです。そして、本日ご紹介する「アナスイ　シークレットウイッシュ」といつもならこのように行くところですが、明日の分にネタを取っておきましょう。本日はここまで。

  2005.03.30

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  本日の香水　「ジバンシィ　プールオムブルーレーベル」

  個人的な話ですが、明日は今月最後の自分の休みと言うこともあり百貨店めぐりをしようと思います。自店に並べる商品を見つけにと言うお題目も去ることながら、この日記を書くためのネタ探しも兼ねており、前もってテスターなどが揃っているかどうか確認の電話をしております。3月末～４月にかけて各ブランド気合を入れた香水を出しているので楽しみですね。それにしても、平日の真昼間に香りを試しに行く訳ですから、お客さんの数も少なく、店員さんにつかまりにいくようなものです。昔はあの雰囲気が嫌でしたが、今は店員さんが移動する度に付きまとうようなマネもしなくなってきたようなので、お目当ての香水をじっくり楽しむこともできるようになりました。（たぶん、買わないと見透かされているのかなぁ？）もちろん、それだけではなく中心部の他店競合の価格調査もしますが、ここ最近あまりその意味もなくなってきております。今や対量販店よりも、ネットショップ対策の方が主流となってきて、前の日記に書いたかどうか忘れましたが、現実問題、店頭でサンプルを嗅ぎながら、携帯で注文しているお客様もいらっしゃいますから。（塩を投げつけたい気分になります）従って、あの店があの価格でセールを行なっていると聞いてもあまりピンと来なくなっている今日この頃です。では、本日の香水をご紹介いたします。本日は「ジバンシィ　プールオム　ブルーレーベル」です。トップ：ベルガモット、ヘディオン、グレープフルーツ ミドル：ペッパー・ダバナ・カルダモン ラスト：オリパナムウッド・セダーウッド・ベチパー 解説：この商品を手に入れた方は結構マニアックだなと思います。ほぼ同時期にセクシーボーイアナザドリームが発売されておりますし、後発でウルトラマリンハワイがあるわけですから、ちょっと高めな設定も手伝って、当店では未だ入れておりません。何故か実物テスターのみありますが･･･。前作「ジバンシィ　プールオム」が出た時は、ジバンシィメンズ香水ラインのフラッグシップというイメージがしたので入れてみましたが、見事にハズレはずれました。そのイメージもありましたが、この２作目の香り自体個性はそれほどありません。無難な夏っぽい香りに仕上げているにもかかわらず、ハワイとだったらどちらを選ぶの？と部下に言われ、結局仕入れませんでした。モダン且つクラシック。上品で優美な曲線美を生かしたボトルからジバンシィの得意とする爽やかで透明感のあるちょっと大人っぽい香りがします。つけた瞬間、グレープフルーツとベルガモットのフレッシュで酸味の効いた立ち上がり。次第にスパイシーな辛みと透明感が持続し、ラストはウッディが奏でる大人の魅力を最大限に引き上げてくれます。夏場の大人の男向けと言うようなカテゴリーに属しそうですが、そこまで厳密に香水を選択していないのが今の日本男児。狙いは分かるのですが、ラフさカジュアルさは、ターゲットを若者向けにしてある分、ウルトラマリンハワイの方に軍配が上がる為、やっぱり仕入れなくて良かったのかな？と思ってしまいます。香水自体は品良くできているので、リリースするタイミングと50ml　4,000円の価格設定がネックとなっております。仕入価格が落ちれば今年こそは並べても良いかなとも思いますが、う～んウルトラマリンスポーツか･･･。本日はここまで。

  2005.03.29

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  本日の香水　「シャルルジョルダン　ザ･パルファム」

  毎日ブログご覧の方だったらもうお気づきかもしれませんが、二日分の日記をまとめて書いております。もう間もなく決算を迎える企業も多く存在し、手前どもの会社も間もなく半期決算棚卸が目の前に控えております。今年の場合は日が悪く、４月１日に行なった後、即商品を陳列しないと間に合わない状況になり結構しんどいです。準備だけは余念無く行なっているつもりですが、どこかここか抜けている部分があるような気がしてならないです。その昔の棚卸と言うと、まる一日店休にしたり、深夜まで残業したものですが、近代化が進んでいまやコンピュータに数字を入力するだけ。もはや誤魔化しようがなくなったので、全てがクリアになった分、融通が利かなくなりました。個々の商品の利益までもボタン一つで出てくるので、やり辛いったらありません。赤字で処分なんていったら書類提出しなければならないので。どうしても書類を書く行為は時間のロスと思えて仕方がない私にとって、現場は全てが生き物だと上層部に食って掛かりたいくらいです。それでも、古い商品をそのまま見過ごすわけにもいかないので、結局は書くわけですが…。仕事の愚痴もこの辺にして、本日は「シャルルジョルダン　ザ・パルファム」をご紹介いたします。トップ：バジル・アスパラガス・アーモイズ・バンブー・マンゴー、ピーチ・プラムベリーミドル：カーロカラウンド・ラヴァアコード・アイリス・アーモンドブロッサムラスト：アンバー・サンダルウッド・カシュメラン・クミン・ガラックウッド・コーヒーアブソリュート・パチュリ解説：いつも書き込んでいただいているまなみさんから、つい最近購入なさったとのこと。「個人的には良い商品にめぐり合えたとは思いますが、正直な話、前の日記に書いた「気合入れすぎて失敗した香水」の中に入れる予定だった商品です。ただ、発売時期や香りの種類的に「アムコキーヌ」と被ってしまったので止めましたが…」と言うところまで書きました。ではその続きを。去年の発注書を紐解くと、その同時期に発売されたのが、「ゴーストサマードリーム」「ナオミキャンベル　サンセット」「シャンタルトーマス　アムコキーヌ」と言う名前が書かれてありました。結局、うちの店では、サマードリームが一人勝ち。サンセットが、価格が安かったのとネームバリューで２位。残りはとんとんと言う感じです。ただ、前評判というか仕入先サイドの評判は１位がこのザ・パルファムでした。「地球上で最もセクシーな香り」キャッチコピーにその当時の資料を見るとやれ官能的などと書いてありますが、この香水の香りを表現すると「不二家のポップキャンディ」を思い浮かべました。トップから甘さがダイナミックに香りだすフルーティの香り。アーモンドブロッサムがインパクトとして強く、全体的には甘さは残りますがフローラルの柔らかさが満ち溢れます。ラストはアーモンドの残り香はありますが、アンバーの温かみのある香りが大人っぽさを演出してくれます。ボトルは大した面白くはありませんが、香りとしては甘さをうまく香水に落とし込んだ感じです。ただ、うちの店では十代の方に喜ばれそうな香りのような気がします。シャルルジョルダンというブランドとは、ちょっと結びつかないようなイメージですが、上記リンク先ぐらいの価格だったら十分お買い得です。今のシーズンから半袖のシャツに切り替えるぐらいまでが丁度良いと思います。本日はここまで。

  2005.03.28

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• 本日は　まだまだ募集オリジナル香水カレンダー

  ３月２１日付の日記にて皆さんにアンケート調査を行い、数多くのお答えいただき誠にありがとうございました。コンピュータを使って討論と言う訳ではないですが、自分の思っていることなどいろいろ書いていただいて非常に参考になります。まだまだ、書き込んでいただいても結構ですし、書き込むのが恥ずかしいと思う方は、メッセージを送っていただいても結構です。宜しくお願いいたします。続いて、香水カレンダーの申し込みの際、皆さんのいろいろな声も聞こえてうれしい限りです。そこで、簡単ではございますが、コメントの傾向と私なりの感想を書きたいと思います。メールの内容では、アンケートの中身に関しての答えが一番多かったですね。普段、愛用している香水に関しても書いてくれたりだとか、結構参考させていただいております。それにしても、このページを見ていただいている方はあまりメジャーな香水を愛用せず、他人と被らないよう努力しているのだなと感心しました。また、今後発売する香水の注目作として一番は「マンダリナダッグ」と書いていたコメントが多かったのには驚きです。通なところ攻めてきますね。本当に。そして、夜の寝る前につける方が多いこと多いこと。他人へのアピールより自分へのご褒美と言う感覚でしょうか。寝る前の香水やシャワー後のおすすめ香水なんかも今度アンケートで調査したいところですね。では、メールでいただいたコメントに対しちょこっとだけお答えします。～新作は欲しいが、短期間にかなり値段が下がりそうなものは手を出しづらい～ここ最近の傾向からすると人気商品の値段は落ちやすいが、人気の無いマイナーどころはほとんど価格が変わりません。と言うのも海外からの並行輸入の場合商品が古くなるにつれて価格下がる傾向なので、新しい仕入がおきるたび売価に跳ね返りやすいのです。また、皆さんが欲しがるような供給量が少ないものは、値段が下がりづらいとも言えますね。ブランド別にすると「シャネル」「Ｄｉｏｒ」「クリニーク」「ロレアル系（ランコム・ラルフローレンなど）」の商品は価格が下がりづらいので参考にして見て下さい。～この香水カレンダーの中でのＴＯＭＡＴＯさんのおすすめは～全部です。と言いたいところですが、個人的には「ラコステ　タッチオブピンク」「ナネッタレポー」がどれくらい売れるか興味湧くところです。あと、ブルガリの２５ｍｌシリーズが1980円で収まるかどうか、今後注目したいところです。～今度そちらの店に行ってみたいのですが～残念ですが、もううちの担当者にはバレバレですが、私の勤めている会社並びに、取引先に迷惑が掛かる心配なのでその辺は非公開とさせていただきます。とまあ簡単にお答えしましたが、まだまだオリジナルカレンダーの受付いたしておりますので、ご興味わいた方はメールにて。《メールを送る場合は、左側のコンテンツの中に【メール】と言う項目があります。その中の「メッセージを送る」と言うところを押していただくと、作者宛にメールを送れますので、そちらからお願いいたします。》本日はここまで。

  2005.03.27

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  本日の香水　「クリスチャンディオール　アディクト」

  本来であれば昨日の日記「アディクト　2」と共に書こうと思ったのですが、時間の都合上分割して日記に書きます。画像を入れなかったせいか、微妙に反応が薄かった昨日の日記ですが、たぶん皆さんの方が早そうなので、テスターで試すことができたら感想を書き込んでくださいね。お願いします。（できたらこちらでもカウンターに行きにはチェックしたいところですが、仕事を終えて帰る頃にはシャッターが降りていますので）話変わって、4月2日に発売される「ジャンヌアルティス　ブンブンマスカット」★FP発　　ブンブンマスカット★メーカーサイドで検品途中にB級品が大量発生したとの事。A品での出荷はうち店でも発注したうちの25％しか確保できませんでした。理由について差し控えますが（メーカーのOKをもらっていないので）2便目の入荷も同じ状況となっており、きちんと安定供給するまでちょっと時間がかかりそうな気配です。早くても4月いっぱいは品不足が心配されます。と言うことで、本日ご紹介する商品は「クリスチャンディオール　アディクト」です。トップ：シルクトゥリーフラワー・マンダリン・オレンジブロッサムミドル：ブルガリアンローズ・ナイトクイーンフラワーラスト：バーボンバニラ・サンダルウッド・トンかビーン解説：ブランドに歴史ありと言うわけではありませんが、私の個人的な判断基準として、この香りだったらこのブランドでは評価が高い。但し、似たような香りを他のブランドが作った場合、評価が低いという個人的な感覚も少々入れております。日本のクリスチャンディオールでは、もう廃盤になっているこちらの商品ですが、海外ではまだまだ継続して販売されております。なお、ヒプノティックプワゾンも国内代理店では廃盤ですが、海外では外箱が新しくなって販売しております。ディオールの中でもコスメシリーズ共に発売したのがこちらのアディクト。リップスティックなどと共通のデザインとなっております。香りは、これぞディオールというような芯の強い香りです。バーボンバニラの癖のある香りがトップからラストまで全体のベースを形成し、まさにディープな香り。トップから渋めなクラシカルで始まり、ミドルではミドルでは妖艶と言う言葉ぴったりの奥深いセクシーなオリエンタルへ変化。ラストは渦を巻きながらのみこまれるようなバニラとサンダルウッドの艶っぽさが際立ちます。国内代理店で廃盤になったところを見ると売れてはいないかもしれませんが、単純に「おばさん臭い」等と表現してしまうにはもったいないですね。ディオールの真髄を感じる重みのある香りであり、使い込めばやがて好きになるような中毒と言う名に恥じない香りだと思います。従って私の店では品揃えの一部として欠かせない存在になっております。もちろんこれからの季節や普段使いには適さないかもしれませんが…本日はここまで。

  2005.03.26

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• 本日の香水　4月8日発売「クリスチャンディオール　アディクト2」（追加）

  「アディクト2」の速報ですのでまだ画面等は入手できておりませんいろいろな取引先から沢山の情報をいただいておりまして、ちょっとした事でも耳にすればそれを真実かどうか確認とるのも仕事のうち。昨夜とある取引先からの情報でクリスチャンディオールの新作アディクト2に関し、ちょっとだけ耳にしたのでそちらを調べてみました。どうやら4月8日に全国発売するとの事で、ディオールカウンターでは既にテスターも準備されているとの事。今週末デパートなど買い物に行く機会があったら、ぜひ香りを試してみてくださいね。その前にまずは、こちらの情報だけご覧下さい。～英文翻訳より～ディオールAddict2は、ばら色の輝きを放つオードトワレです。 ボトルはセクシーなショッキングピンクがかっているな色で覆われて、女性の感性に訴えつづけます。 フレッシュ感弾けるトップは柑橘系の香り。ほろにがいグレープフルーツ、豪勢なオレンジ、まろやかなベルガモットが 若さの活力を与えます。ミドルには、バーベナのグリーンの香りをアクセントにフリージアの花との調和、そして、スズラン、はすの花、バラなどが官能的に香り出します。更にはジューシーな石榴の甘い香りがベースを支えます。ラストは サンダルウッド、セダー、アンバーおよびムスクが余韻を残します。全体的には、ピリッとしたとしたフルーティーな花芳香であり、ディオールが巻き起こす柔らかい官能的な香りはきっとあなたを虜にすることでしょう ディオールAddict2は20mlと50mlを来月、全国のデパートで発売開始になるでしょう。 http://metro.thestar.com.my/news/2005/3/10425924.htmlちょっと、ぎこちない翻訳ですが、補足説明すると国内定価EDT20ml　￥4,725　EDT50ml　￥8,400との事（ひょっとしたら5％高いかも）春の新作発表が次々行なわれる中、大御所「ディオール」加わって益々ヒートアップしそうな予感ですね。ちなみに、ディスカウント相場は、出始め定価にほぼ近い価格で出てくると思われます。よって、気になった人で誰よりも先に欲しいと思った方は、カウンターでお求めになっても良いと思います。本日はここまで。追加　リンクhttp://woman.excite.co.jp/beauty/cosme/pid_18033.html

  2005.03.25

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  本日の香水　「ニナリッチ　プルミエジュール」

  オリジナル香水カレンダーちゃんと届きましたでしょうか？なかなかファイルが重かった性もあり、昨夜は午前３時までかかりながら送信しておりました。今日メールをいただいた方にはできるだけ早く送信いたしますのでご了承願います。（ファイルがきちんと開けなかった方は再度メールください）なお、まだまだ募集しておりますので、興味半分でも結構！同業者の方もＯＫ！別にこだわりませんのでご応募ください。雑誌「パルファム」の2005年春号が私の店にも届きました。この雑誌は一般書店ではたぶん売られていないようで、百貨店の香水コーナーで見ることができます。（一応定価￥380が書いてあるので売っているのかな？）この雑誌、のんびりと年４回だけの発行をしており、編集長は香水図鑑でもおなじみの平田先生。発売後の新しい商品はもちろん、まだ発売前の商品の広告などが載っていたりして結構役に立ちます。今回目に止まったのはサムライライトの広告やモスキーノ新作。エルメスのナイルの庭なども見開き広告掲載しておりました。その中でちょっと気になったのが読者便りのコーナーで、平田先生は「香水の歴史とか文化とか今の人は、あまり関係なくなっている」と書いておりました。ただ、ゲランやシャネル・Ｄｉｏｒなどホームページがきちんと整備されているところは、その香水が誕生するまでのストーリーが書かれており、香水をちょっと奥深く知りたいと思った人はそこで見ていると思いますが、エルメス・サンローラン・ニナリッチなどは未だ日本の公式ページがありませんからね。香水の市場が伸びているのだから、興味を持っている人は昔よりも多くなっているはずです。歴史とか物語とかももっと調べやすい環境が整っていればそのブランドに対しての興味を持つ人は多くなるのではないでしょうか。メーカー側がきちんとそういったフォローをすべき時代に突入したと感じます。と言うことで、本日はそのパルファム誌で夏季限定商品（？）ぽいが載っておりましたが、情報がまだ入ってきていないので、あまり季節とあっておりませんが大元の香水「ニナリッチ　プルミエジュール」をご紹介いたします。トップ：くちなし・イエローマンダリンミドル：スイートピー・蘭・ホワイトラジェラスト：バニラ・ムスク・インディアンサンダルウッド解説：この商品を取り上げていたかどうか不安になり思わず前の日記を読み返してしまいました。うちの店では意外に若い女性客も根強いファンがいるこちらの商品を発売当初にミニ香水などを買ってみた方も多いのではないでしょうか？フレッシュフローラルのお手本のようなこちらの香水は、香水（P）とオーデパルファム（EDP）で発売を開始。後にトワレ（EDT）を追加ラインナップしておりましが、どうやらこちらのトワレがなくなりそうな気配です。では、具体的に商品をご説明いたしますと、たぶん、皆さん思い浮かべるのは上写真のようなボトルではなく、下のようなボトルイメージが強いと思われます。実際テスターもこの形ですからミニ香水を最初に買った方は迷われるみたいです。エレガントなイメージを持つパッケージから繰り出される香りは、トップからくちなしのやマンダリンの爽やかな酸味と青臭さ。ミドルはしっとりエレガントにフローラルの香りが漂い、ラストは上品でふくよかな甘味がある大人の香りです。根本的には、一緒の原料を使っているとは思いますが、トワレとオーデパルファムの違いが分かりやすいです。EDTの場合ミドルがあまり香りません。まあその分ライト系にはなっていると思いますが、EDPの方がしっかりミドルの香りがします。よって、通勤など香りを抑えて楽しみたければEDTで、アフターファイブや休日などにはEDPをと言いたいところですが、個人的にはEDPの香りを楽しんでいただきたいところです。ちなみに購入を考えている人は５０mlより３０ml２本の方がお得な店も多く存在します。（５０mlの定価が妙に高いのでこのような現象が･･･）ぜひ、ご参考ください。なお、夏季限定商品（？）は名前だけカレンダーに載せております。本日はここまで。

  2005.03.24

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  本日の香水　「カルバンクライン　コントラディクション　フォーメン」

  オリジナル香水カレンダー多数のご応募ありがとうございます。意外に男性と思われる方からのメールの多さに正直びっくりしております。まだまだ募集しておりますのでご興味のある方はメールにてご連絡くださいね。（コンテンツの中の「メッセージを送る」をクリックしてください）期末も近づき、出会いの春の前の寂しい別れの時でもあります。今までうちの会社の担当だった人がこの度独立するとかで、取引先の会社を退くと連絡がありました。数々の担当者の中でも非常に熱心な方（時にはしつこいとも思いましたが）だったので残念とは思いますが、お仕事がんばってほしいですね。日本には「一期一会」という言葉があるくらい出会いというものを大切にします。もちろん、これで一時的な別れとはなると思いますが、今後もビジネス・プライベート何でも良いので落ち着いたら連絡がほしいところですね。ということで、どちらかというとレディースの香水ばかりが目立ってメンズ香水のウエイトが低くなってきたので本日はちょっと前の商品「カルバンクライン　コントラディクション　フォーメン」をご紹介いたします。トップ：ジンジャー・ベルガモット・ラベンダー ミドル：セージ・コリアンダー・フリージア ラスト：サンダルウッド・モス・シダー 解説：カルバンクラインの中でも、この商品あたりからつまづいたと言うか、本当は基本路線に戻っただけなんですが、空前の大ヒットを巻き起こしたＣＫ－ＯＮＥ・ｂｅの後だっただけに期待した分肩透かしを感じた店も多かったのではないでしょうか？コントラディクションも発売開始した当初から並べておりましたが、まだ、ＣＫの名残とレディースだということもあり、少々値段が高かったにもかかわらず、ちらちら売れておりました。ところがコントラメンとなると更にその売れ方は厳しいものになりました。パッケージセンス・香りも悪いわけではないので今回は改めて書いてみることにします。直線貴重のシンプルかつクールで格好良いボトルからはスパイシーさの印象が残る男性では珍しいオリエンタルノート。トップはやや青臭さが残るラベンダーやジンジャーで始まる爽やかな香り。ミドルではセージなどがで中心となりスパイシーに変化。ウッドの包容力。官能的な余韻続きます。スタイリッシュな都会に生きる男の印象を強く訴えかけておりますが、エタニティメンともターゲットが重なる気がしますね。もう少し、出すのが違うタイミングだったら、それなりの評価を受けたかもしれませんが、その当時の若い男性には単におやじ臭いと片付けられてしまいました。現在うちの店では取り寄せ商品にしておりますが、30ｍｌ　￥2,000ぐらいで売れようになったら再度並べてみたい商品ですね。本日はここまで。

  2005.03.23

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• ようやく配信開始！　オリジナル香水カレンダー2005

  ようやく、オリジナル香水カレンダーがほぼ完成いたしました。正直、中身は９５％程度の完成ですが、これ以上調べつくせません。（かんべんしてください）肝心の内容は、今年１月から発売した香水の一覧表となっており今現在（３月２１日現在）私が知っている全ての情報を書いてあります。一旦３月末日で打ち切りますので、期間限定配信といたします。（次の改訂版は５月～６月頃予定）但し、添付ファイルを開く場合、マイクロソフト　エクセルと言うビジネスソフトが必要です。なお、ファイルが画像の関係で５．６メガと２．０メガの２つのファイル構成となっており、重すぎて戻ってきたらゴメンなさい。メールを送っていただければ、そちらに返信いたしますし、アドレス等は破棄していきますのでご安心ください。個人でも法人でも全く関係ありませんので、どしどし送ってくださいね。（同業者さんももちろんＯＫ）それでは、皆さんのメールをお待ちしております。かしこ

  2005.03.22

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  本日の香水　今日は皆さんにアンケートと　３月発売予定　「スタックスタイル　フジフラワー＆エンペラスリリー」

  発売前の香水をできるだけ早く、日記に書こうとしているこちらのブログですが、ここ最近、土・日・祝日になるとアクセス数が落ちる不思議な現象になっております。年度替りで、ばたばたしている方も多いかと思いますが、学生さんたちは春休みに入っている方も多く羨ましい限りです。私の周りの店では、「ご卒業おめでとう」の文字から「ご入学おめでとう」に代わり、春一色の雰囲気になっております。ＴＶを見ると桜の便りよりもスギ花粉の状況ばかりで、体感的には今年の春の訪れは遅いような気がしますがね。そんな感覚はお客様の買い物動向にも比例しているようで、春夏物の柔らかい軽めな香りよりも、秋冬物の濃いめな甘い香りが売れている気がします。そこで、ここをご覧の皆さんに簡単な質問ですが、香水を使う時は？1.その日の気分よって香水を換えます2.気に入って買った香水を飽きるまで使いつづけます（香水が日常化してきていると、一点主義からライフスタイル型に変わるので、２よりも１の方が多くなってきます。従って、1は使用頻度が高くなるので価格控えめで容量が多いもの　2の方は値段関係なく自分が欲しいものを選択する傾向が多い）今後の日記の題材選びの参考にもなるので、はずかしがらずにコメント書いてくださいね。と言うことで、本日はちょっと聞きなれない、でも、ここ常連さんには興味ひきそうな「スタックスタイル　フジフラワー」と「エンプレス　リリー」をご紹介いたします。「スタックスタイル　フジフラワー」トップ：リンゴ（フジ）・金柑ミドル：ナイトブルーミングジャスミン・ピーチブロッサムラスト：ソフトウッド・シアームスク「スタックスタイル　エンペラスリリー」トップ：ライチ・梨ミドル：リリー・ヘリオトロープ・ジャスミン・オリス・ミュゲラスト：バニラ・アンバー・ムスク・エキゾチックウッドどちらとも　ＥＤＴ５０ｍｌ　￥５,０４０　ピュアオイル８ｍｌ　￥１,８９０解説：確か昨年秋頃、海外サイトで見ていて気にはなっておりましたが、実際のサンプルも届いたのでご紹介いたします。まず、聞きなれないスタックスタイルと言うブランドは、ロサンゼルス発のフレグランスのファッションブランドとの事。若い女の子から火がつき、現在では数多くの海外有名人がご愛用という成長著しい会社です。今回は日本人に馴染み深い「フジりんご」をブレンドしたフジフラワーと花の中でも気品高い「ユリ」モチーフにしたエンペラスリリーが到着。ヤングセレブをキーワードに今後全国の店頭で見かけられるでしょう。香りについて、まず「フジフラワー」から。比較的ワンノートに近い感覚です。つけたては「ウッ」とくると人もいるかと思いますがそれを乗り越えると、トップから透明感あるりんごの甘酸っぱさを桃の花びらが甘さの奥行きを深めます。やがてラストへと続く訳ですが、ウッド調の包み込まれる感覚とムスクの淑やかさによりトップから続く甘酸っぱい香りを最後まで続かせるような香りに仕上げてあります。続いて、「エンペラスリリー」はと言うと、ライチと梨が互いに交差しながら漂うトップから、やがてあっさりしているユリの香りを中心につける人を上品に演出します。ラストはどこかミステリアスな雰囲気を持つバニラとムスクの香りが年齢にとらわれない女性らしさを強調しております。パッケージに描かれている扇子を持った人物模写が好きにはなれませんが、セレブチックな服装を着た場合には使ってみる価値はあると思います。（たぶん日本のセレブな方はこの香水を選ばないかと思いますが･･･）ネットでの発売は「香水物語」さんなんかが早いと思われますが、今のところ仕入価格が決まっていないので、どれくらいの相場になるかは分かりません。たぶん、付き合いで入れることになると思いますが、出始めで火がつかなければ初回仕入のみで終わらそうと考えており、皆さんの興味を引くかどうかちょっと楽しみですね。と言うことで本日はここまでですが、皆様のコメントお待ち申し上げております。

  2005.03.21

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  本日の香水　5月18日発売　「ロエベ　アイ　ロエベ　ユー」

  ここ最近ではございますが、こちらの日記を書く際、テーマに沿った投稿をしております。一つは「香水」と言うテーマ。もう一つは「今日の香り」と言うテーマ。何故二つのテーマを選択しながら投稿しているかと言うと、新作のご紹介の場合は「香水」の方に。発売後の香水のご紹介は「今日の香り」の方へ意図的に投稿しております。なんとなくですが、その方が自分でも読み返しのときに分かり易いかなと思いまして。ここ最近の場合はやけに新作のご紹介ばかりしているような気がして「香水」テーマ投稿ばかり増えております。その昔に比べるとここ最近、日本未発売の商品を仕入れる機会が激減しています。と言うのも、皆さん知っているようなトップブランドはもう既に日本法人を持っているか、代理店契約を結んでいるので、自ずと定価が発表されますし、しかも、ただでさえ供給過多のような現在、何の宣伝もかからない無名のメーカーの香水を売るのは困難と判断しているからでしょうね。5本や10本で海外から入れたら赤字ですから。その商品と心中する覚悟で買い付けしなければなりませんので怖くてできないです。ネットショップでは、いまだに物珍しさでいろいろと仕入れているようですが、私自身の過去の経験から言うと、それらレアものといわれるものは、たぶん売れ残しているのではないでしょうか？たくさんの品揃えをしてあると言うことは、お客様に好感を持ってもらう意味合いで他社との差別化を図るの狙いですが、ビジネスは売れてなんぼですからね。見極めが大切です。と言うことで、本日ご紹介する商品は、もう5月の新作ですよ！「ロエベ　アイ　ロエベユー」をご紹介いたします。トップ：グレープフルーツ・ベルガモット・レモンミドル：ブルガリアンローズ・ピオニー・ジャスミンラスト：ホワイトムスク・ブルボンバニラ・ノーブルウッド日本国内定価　ＥＤＴ　３０ｍｌ　￥６，８２５　５０ｍｌ　￥９,４５０解説：正直な話、ロエベでフレグランスを出していた事を知りませんでした。（楽天のショップで初めて見ました）海外では発売していたようですが、今回のアイロエベユーに関しては、初めて定価がつきます。但し、初回導入するかどうか尋ねられた場合は、たぶん入れないでしょう。トワレの３０ｍｌで6,500円（税抜き）と、かなり高めな設定になっていますから、ブランドのネームバリューがこの設定になっているように思います。ロエベの中でも若い女性ターゲットのエビデンスラインと呼ばれるカジュアルラインと同様の柄をパッケージにあしらい、ロエベのシグネチャーを全身にまとったボトルからは、フレッシュフローラルの酸味の利いた爽やかな香り。トップは、まんまグレープフルーツの香りが強いです。やがて、大人びたブルガリアンローズやジャスミンのセクシーなフローラル調へ変わっていき、ラストは、ホワイトムスク洗練さとバニラの程よい甘さが漂います。香り的には春から夏にかけて使える十分使えますが、商品案内等に書かれているファーストキッスの初々しいイメージよりはちょっと離れていて、もう少しお姉さんぽい香りがしますね。どうも、ロエベというブランド自体が「貴婦人」のイメージがして、年配層向けのブランドという固定観念から私自身抜けだせておりません。ただ、ルイヴィトングループの若返り戦略がChristian Diorの成功により、ロエベまで浸透していったのも確かです。この香水が当たるかどうかによっては、バッグ小物を含むロエベの若返り政策がお客様に支持されたかどうかも判断つきそうな感じがします。本日はここまで。

  2005.03.20

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  本日の香水　4月8日発売　「ルチアーノソプラーニ　ジャストフリー」

  3連休を迎えている方も多いのではないでしょうか。私達小売業者にとっては、ここ一番忙しく、稼ぎ時な訳ですが、どうもお客様の反応は鈍いですね。香水のような趣味・嗜好品と呼ばれるものは、お財布の中身に余裕が無い限り手の出し辛いところですが、ここ最近クレジットカードでの買い物が激減しているので益々厳しくなっておりますね。財布に余裕が無い給料日前は香水など買ってられないと言うのが本音のところではないでしょうか。毎週のように新作の香水が発表され、その度に新しい商品を入れて、古い香水を定番落ちにするか、旧来の商品を継続するか店側でも判断の苦しむところです。その店側で選りすぐられた香水の中から一般ユーザーは更に選択すると言う構図になっており、当然のことながら定番をはずした商品などを買い求めるお客様も多数いらっしゃいます。私が個人的に良いと思われる店としては、如何に取り寄せ対応が利くかによって、良い店かどうかが検討尽きます。現実的には、一般の香水屋さんは仕入先1社と言うところがまだまだ多く、取引先を増やすには、仕入額を多くしなければなりません。品数豊富に揃っているところは、取引先が多いと言えますが、取り寄せ対応の場合は、その店がどれだけ仕入を自由に行なっているか判断がつくので、その地域と密接に関わっている現場の意見を尊重している場合が多いのです。皆さんも試しに展示品以外の香水を注文してみましょう。と言うことで、本日ご紹介する香水は久々のメンズ。しかも、店側でもちょっと期待している商品「ルチアーノ　ソプラーニ　ジャストフリー」をご紹介いたします。トップ：ベルガモット・クレメンティン・レモン・パイナップル・アップル・メロン・シナモン・クローブ・シーブリーズアコードミドル：ラベンダー・マリーゴールド・ジャスミン・オレンジブロッサム・ネロリ・スミレ・ローズラスト：パチョリ・エボニー・ベチパー・レンティカス・アンバー・ムスク日本国内定価　ＥＤＴ　５０ｍｌ　￥5,880　１００ｍｌ　￥7,875解説：前回出張してきた時に第一報をお届けしましたが、その頃はまだ、商品ができただけと状況でした。ようやく、きれいな画像と商品案内も届いたので、その感想と共にお伝えしたいと思います。前作　ソプラーニウォモ　に関しては、正直ライトブルーのメンズ版？という印象でしたが、今回は全く別物。言葉に表すことができなくらい複雑な香りをきちんと１本の香水まとめあげているところは見事です。トップは、海風のような爽やかさ。シーブリーズとシトラスの心地よい香りが合わさり、不思議な開放感があります。ミドルもラベンダーやマリーゴールドなどの様々な花々が香り立ちますが、トップの爽快感を殺さないため穏やかに香ります。ラストはムスクがポイントとなり、グリーンの芝生に寝転んだような気持ちになります。ボトルデザインは前作から継続ですが、夏・海・空を思い浮かべるようなきれいなブルーで上品さがあります。また、パッケージには、ロベルトバッジオが今回も印刷され、契約続行できたんだと感心してしまいました。ちょっと高めの価格設定になるかもしれませんが、男性だけではなく女性にも十分使える全く別次元の夏物とだけ言っておきましょう。面白い香りなのでぜひ店頭で試してみてくださいね。個人的にもお客様がどのような反応を示すか大変興味があるので、購入した人は感想を書いてくれたらうれしいです。本日はここまで。

  2005.03.19

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  本日の香水　４月２８日発売「マイアミ　グロウ　バイ　ジェイロー」

  日記の記入率が今週悪かったので、お詫びと言う訳ではございませんが、本日は二日間分書きます。資料と現物サンプルが同時に届くことは、まず稀であり、特にこの日記の場合であれば、画像も必要となってくるわけで、その三種の神器が揃うのを待つべきか、それとも、資料と画像のみで商品説明すべきか悩むところです。通常の場合、楽天内のショップさんがまだ導入するまえだと、資料と画像だけで説明しますが、既に商品が先を越されて並んでいる場合などは、実物のサンプルが届くまで待つようにしております。（個人的な香りの感想も皆さん読んでいただいているようなので･･･）と言うことで、少々出遅れた感はありますが、本日は「ジェニファーロペス　マイアミ　グロウｂｙＪｌｏ（以下マイアミ）」をご紹介いたします。トップ：ピンクグレープフルーツ・ココナッツ果汁・パッションフルーツ・ブラックフサスグリミドル：妬けた砂浜をイメージした香り・オレンジフラワー・ヘリオトロープ・シクラメンラスト：シアーアンバー・クリスタルムスク・バニラオーキッド・ブロンドウッド解説：もちろん書こうと思えば１月の時点（詳しくは１月２２日の日記にて）で、資料と画像は揃っていたので、書こうかなとも思いましたが、２月から並行輸入が始まるとの連絡が入ったので、きちんと香りを試してから日記に書こうとその時はやめました。で、今回ようやく正規代理店が発売するので、それに乗じサンプルがこちらの店にも届き感想も書くことができるようになったので、もう手に入れた方も多くいらっしゃると思うかもしれませんが改めて書きたいと思います。約１年半ぶりの新作は２００５年限定商品として、ジェニファーロペス第二の故郷マイアミをイメージしたというこちらの香水。コンセプトとしては十代後半から二十代前半の女性をターゲットとしているようで、初代グロウｂｙに比べるとやや下の年齢層を狙っているとのこと。外向的で活気溢れる若さとみずみずしさを表現。と商品案内では書かれております。実際香りを試した感想としては、ピンクグレープフルーツの酸味とパッションフルーツの甘味をココナッツ果汁で丸くしたようなトップで始まり、オレンジフラワーがやけに目立ち、シクラメンほのかな香りや砂浜のような香ばしさが香るミドル。ボトムはクリスタルムスクとバニラオーキッドの香りが初代グロウｂｙのイメージを引き継いでおります。全般的な香りとしては、ココナッツと言う香りの枠の中で、活気溢れる香りが次々遊びまわっているような感じで、捕らえどころのない香りです。ボトルは初代からの踏襲。透明ガラスの中には黄金に近いオレンジとワンポイントブレスが巻きつけられなんとなく夕焼けを連想させられますね。エレガントなグロウｂｙに対し、カジュアルなマイアミ。皆さんの感想をお待ちしております。ちなみに価格相場から言うと、３０ｍｌ　￥２,９８０　５０ｍｌ　￥３,９８０ぐらいで始まりそうです。ただ私が注目しているのは、スティルの価格相場。新作が発売なると前作がだんだん下がる傾向があるので、その辺がどうなるか結構見ものです。本日はここまで。

  2005.03.18

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  本日の香水　「カルロコリント　315　＆　フェアフォリ」

  マスクをかけていると花粉症なのかインフルエンザなのか分かりませんが、このところよく目にする光景になってきた今日この頃皆さんいかがお過ごしでしょうか？前回の日記にチラッと載せておいたアナスイの新作についていろいろと反響がございましたので、少々補足いたしますと、名前が「シークレットウイッシュ」オードトワレでサイズバリエーションは３０ｍｌ・５０ｍｌ・７５ｍｌと展開しているらしいです。日本国内では、まだ発売日が決まっておりませんが、海外では既に発売しているらしいので、早ければ４月中旬（遅くても５月ぐらいには出回りそうです）には、店頭で見かけられるかもしれません。まだ、出始めなので、価格的には３０ｍｌで３,９８０円ぐらいつきそうです。香りは、ドーリーガールウーララブよりサッパリ柑橘系との事でした。（某仕入先より）某輸入業者さんよりサンプルを送ってくれるとメールをいただきまして誠にありがとうございます。（今回は気持ちだけいただくことにいたしますので･･･）輸入業者さんからメールをいただくことなどほとんど皆無なので、とてもうれしい反応ですね。今度「ジェパーリー」の新作出てきたらいち早く連絡くださいね。その時はこちらでも取り上げさせていただきますので。ということで、季節の変り目は、香水の替え時となっているので、各社４月商戦に標準をあわせ次々新作を発表しております。本日はとりあえず２月にネットで先行発売された「カルロコリント　３１５＆フェアフォリ」をご紹介いたします。「カルロコリント　３１５」トップ：ベルガモット・バジル・マンダリン・ペアーミドル：カルダモン・ゼラニウム・オゾン・ペッパーラスト：モス・ムスク・パイン・サンダルウッド「カルロコリント　フェアフォリ」トップ：アンブレット・アオシス・オレンジピールミドル：ジャスミン・メロン・ミュゲット・ラズベリーラスト：アンバー・ムスク・ピーチ解説：やっとサンプルが届いたので、日記に書くことができました。クールウォーターディープのような３１５とアムールドパトゥのようなフェアフォリ。ボトルデザインは、斬新さこそ無いもののまずまずと言ったところでしょうね。肝心の香りの方を申し上げますと、まずは３１５から。フレッシュマリン系の見た目通りの香りです。トップから鼻の奥を突き刺すようなスパイシーな香りが立ち上がり、次第にマリン系のさっぱりした香りに変わってゆきます。ちょっと辛味が強すぎる感もありますが、夏場の汗ばむ季節に二十代～四十代の方々まで幅広く好まれそうな気がします。但し、価格の方がちょっと高めなのが気になるところ。できれば、１００ｍｌ　１,９８０円で設定できるようにして欲しかったですね。続いて、フェアフォリですが、こちらはちょっと柔らかい感じのフルーティフローラル。トップは酸味こそあるもののフレッシュと言うよりもすっきりした感覚。ミドルは大人しめな花々の香りと甘さを醸し出すフルーツの競演。ラストはピーチの甘さとムスクのセクシーさが漂います。どちらかというとフローラルブーケの香りが核となっていて、周りの香りがフルーツという感じですね。サイズバリエーションは３０ｍｌのみなので、できれば５０ｍｌなどもあればよかったですね。どちらの商品もこの春から夏に向けて各雑誌等で見かけると思いますが、店頭で見かけるケースは少ないかもしれません。それなりに使える香りなので、もし、サンプルがあったら香りを試してみてください。本日はここまで。

  2005.03.17

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  本日の香水　オリジナル香水カレンダーの内容公開（アナスイ新作画像など）　及び　３月１８日発売「ポールスミス　ロンドン」

  １万アクセスまでは、遠い道のりのような気がしましたが、いつのまにか１万５千アクセスを突破しており、誠にありがとうございます。最近では書き込みも増え始め、徐々にこのページ自体にも活気が出てきたように思います。出会い系サイトの書き込みなどを見るとある意味メジャーになってきて嬉しいですが、管理人としてはこのような書き込みは止めていただきたいですね。そんな皆様に感謝の意味をこめ、２００５年１月から発売された香水のカレンダーを作っておりまして、ご希望の方にはメールにて送信したいと考えております。さすがに１品１品コメントを入れる時間は無かったのですが、現在文字の入力は終わったので、後は画像を入れるだけとなりました。（１日～３日あれば出来上がるかな？）一般の方はもちろん業者の方も大歓迎です。但し、【ビジネスソフト　エクセル】が必要となるので、ソフトが無くて見られない方は、ネットカフェ等でご覧ください。ちなみに、例えばこのような商品も入る予定です。日本未発売　アナスイ　シークレットウィッシュ あくまでも個人のサイトなので、限界はありますが、情報は速いと思われます。完成したら、日記等でお知らせしますので、今しばらくお待ち下さい。と言うことで、この商品もそのカレンダーには入る予定ですが、私の店では取り寄せ対応にする予定の「ポールスミス　ロンドン　メン＆ロンドン　ウィメン」をご紹介いたします。「ポールスミス　ロンドンメン」 トップ：グリーンマンダリン・ヴァイオレット・ヴァイオレットリーフミドル：ミント・ジャスミン・ラベンダーラスト：サンダルウッド・トンカビーン・アンバー・ベチパー解説：メンズには珍しい柔らかいフローラルノートにベチパーのウッディな香りをプラス古き良き時代のロンドンを彷彿させるような香り。「ポールスミス　ロンドンウィメン」 トップ：ライム・ネロリミドル：ライラック・ジャスミン・ヘリオトロープ・アニシードラスト：バニラ・アンバー・パチュリ解説：柔らかいフローラルの香りにバニラ・パチュリの奥深くセクシーな香りをプラス。大人の女性を演出するでしょう。感想：実際に、店に並べるつもりがない物を紹介しても仕方がないのですが、一応感想のみ書かせていただきます。ポールスミスというブランド自体は好きですが、どうも香水は個人的に好きになれないですね。正直、ポールスミスで痛い目に合ってトラウマ状態になり、エクストリームは手を出さなかったので。今回のこちらの香水も出張の時に試してきましたが、最初にもらった資料のイメージ通りの香りがしました。メンズは、ウッディスパイシーの奥深い香り。渋さを求めるブランドコンセプトには合うようですが、ターゲットとしている年代の男性と、その香りが好まれる年代とに開きがあり、売れる匂いがしなかったですね。外国人には好まれるかもしれませんが…。レディースも同様。クラシカルですね。今の日本人が忘れかけていたようなオールドさを覚えてました。百貨店やブティックなどでは売れるかもしれませんが、明らかに発売する季節を間違えていますね。春の心地よい風が、秋の寂しさになるようなイメージがしてしまい、今回の初回導入は見送りです。本日はここまで

  2005.03.16

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  本日の香水　「クリスティーヌ　ダーヴィン　　スウィートメロディー＆オバーナ」

  ホワイトデーのセールも終わり、後は月末まで惰性で過ごそうとしている今日この頃です。昨日は仕事が休みだったので、日記を書こうと考えておりましたが、急な会議や送別会やらで、日記をお休みして申し訳ございませんでした。ほんの上辺だけのことですが、今年のホワイトデーの結果報告を致します。カップルでの来店が多く見られ、全般的には低単価嗜好というのは相変わらず、一つの商品に集中することなく、有名どころの商品がそれなりに売れたという印象でしたが、その中でも特筆すべき商品としてはジャンヌアルティスのラブリースウィートシックスティーンとモルガンのラブラブドゥトワ。そして、ブリトニースピアーズのキュリアスこれらの香水は店側の予想に反し、売切れてしまいました。上記の商品で共通していえることは看板やポスターなどの販促物が充実していた事や、実物テスターがあり本来の香りをためす事ができたなどがあげられます。たくさんの香水の中からお客様に指示されるのわけですから、その中でいかに目に触れるかが今後の課題となるようですね。そのホワイトデーの期間これまた意外に健闘してくれた商品をご紹介いたします。本日の商品は「クリスティーナ　ダーヴィン　スウィートメロディ＆オバーナ」です。《スウィートメロディー》トップ：メロン・ピーチ・パイナップルミドル：ジャスミン・芍薬ラスト：バニラ・ムスク《オバーナ》トップ：フランボアーズ・ラズベリーミドル：ジャスミン・アヤメラスト：ムスク・バニラ解説：１月の末頃から発売している商品になりますが、商品案内を見たときは正直仕入するつもりはありませんでした。しかし、営業マンの押しに負けたと言うか、頼みこまれて買っちゃったという記憶があります。と言うのもこれ以上甘い香水はいらないと思っていたからです。しかも、あまりすきになれない蝶々の形をしたボトルキャップが印象的で、ちょっと子供っぽさが出てるような気もして正直ためらいました。（同じ蝶々だったらハナエモリの香水を紹介して欲しかったものですが･･･）フルーティフローラルのスウィートメロディとオリエンタルフルーティのオバーナ。この辺あえて説明する必要があるかどうか分かりませんが、とりあえずスウィートメロディから。香りの中心はピーチの柔らかい甘さ。それにパインジュースのような甘さとベースにメロンをあしらったようなトップからミドルはその延長戦。若干大人びたフローラルな香りはしますが、トップの甘さが残るような印象が残ります。続いて、オバーナ。トップはラズベリーとフランボア－ズの甘さが濃厚なため、こちらもミドルの印象が薄いです。甘々系とでも言いましょうか。但し、妙なしつこさが無い分使いやすいかもしれません。購入比率としては、オバーナの方が年齢層が若く、十代中盤～二十代前半。スウィートメロディーは、若干その上と思ってください。新参者のこの商品、何故お客様の目に止まったかと言うとそれはボトルのダイナミックさ。他の商品に比べると頭一つ抜き出ている大きさで目に止まったのでしょうね。価格も安く、聞きなれないブランドですから、男性一人でプレゼント探しに来たお客様が買っていくケースも多かったです。なんでもそうですがこの時代、個性が無ければ残れないと言う世の中になってきたのでしょうか？本日はここまで。

  2005.03.15

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  本日の香水　とれたて新鮮情報！　４月29日発売　「ウルトラマリン　スポーツ」

  今年に入ってからの新作ラッシュもそろそろ佳境に向っております。去年の傾向からするとゴールデンウィークを境に今度は夏季限定商品が出てくるはずです。既に他のサイトなどでちらちら名前が挙がっておりますが、それらを含めた香水カレンダーを作っております。フレグランスのみですから、意外に簡単かなと思っておりましたが、やり始めて気づいた事は休みまる一日潰すぐらいの時間がかかりそうです。面倒くさいですね。商品として売りたい気分にもなります。様々な書き込み誠にありがとうございます。率直に感じた意見を書いていただいたようで某メーカーの方もありがたいと言っておりました。インターネットに載せている以上誰でも閲覧できるわけで、このページは結構同業者の方も注目していただいているようです。個人攻撃以外のご意見は包み隠さず書いて欲しいところですね。皆さんが感じた「ここをこうした方が良い」などの意見は新しい香水のアイデアとなったりするわけで、メーカー側にとっては《＝売れる香水》の骨格になるわけです。「この香水はハズレだった」や「思っていたよりも良かった」など何でも良いので書き残していただくと本当に助かります。この日記自体メーカーと皆さんの橋渡し役になれれば良いと思っておりますので…。と言う事で、またまたビッグネームの新作が出るとの情報が入ってきました。こちらの商品もまだ香りを試すことはできておりませんが情報が新鮮なうちにご紹介いたします。本日は「ジバンシィ　ウルトラマリン　スポーツ」です。香調：ウッディーマリンアロマティックトップ：ミントリーフ・フローズンアップル・ハネデューンミドル：シダーリーフ・ナツメグ・マグノリアラスト：ホワイトシダーウッド・オークモス・アンバー限定商品　ＥＤＴ　５０ｍｌ　￥７，３５０解説：タイミング的にゴールデンウィークを狙った商品いわゆる夏物が登場ですね。本家ウルトラマリンが発売１０周年記念として作られたようで、スポーツの名にふさわしく、フレッシュなイメージで、爽快感のある香りに仕上げたとのこと（商品案内より）具体的なイメージはうちの担当者が言っていた感想を書きます。「トップはメントールのような清涼感。ミドルはグリーン調の香り。ボトムはウッディがオリジナルより強い気がしますね。ウルトラマリンにエネルギッシュなアクティブ感とトニック効果を与え、より使いやすくなったのではないでしょうか？ターゲットは１０代～２０代のヤング層でユニセックスとなっているようですが、もうちょっと上の年代までフォローできそうです。たぶん男性ばかりに好まれそうですがね」ただ、問題は価格。確かにウルトラマリンの限定バージョンという捕らえ方かもしれませんが、オリジナルの価格が壊れている以上、それほど、香りが変わっていないのであればあえて買う必要性が無いかもしれません。（お子様達だったら自慢する為に欲しいかもしれませんが…）ネームバリューがある分商品のインパクトはあるので、店には並べるつもりです。ただ、ジバンシィの場合、突然価格破壊が起きるので、皆さんも価格に注意しながら買い時を探りましょう。本日はここまで。

  2005.03.12

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  本日の香水　「プラダ　ＰＲＡＤＡ」

  それにしても、ホワイトデーのプレゼント包装が少ないですね。やはり１３日が日曜日と重なるので、その辺に集中するのでしょうかね。店側としてはやきもきしておりますが、そんな中で一昨日ぐらいからモルガンの「ラブラブドゥトワ」とフェラガモの「インカントドリーム」が入荷となっております。タイミングとしては良いのですが、できれば先週あたりから出てきて欲しかったと言うのが本音のところです。「もうたくさんだ！」と言うくらい新作の香水の名前が上がってきておりますが、只今情報をまとめている最中ですので、もうしばらくお待ちください。前回のようにカレンダーらしき物を作りたいと思っておりますが、画像だけがあるものや、資料のみがあるもの。名前しかわからないもの様々なので、うめくまとめられるか少し不安です。きちんと出来上がりましたら、また、日記なので募集をかけてお送りする形を取りますので乞うご期待ください。と言うことで本日ご紹介する商品は、これまた出張に行った時初めて香りを嗅いだ「ＰＲＡＤＡ　プラダ」をご紹介いたします。トップ：ベルガモットオイル・オレンジオイル・ビターオレンジオイル・マンダリンフラワーミドル：ミモザ・ローズアブソリュート・ブラジリアンペッパーツリー・ピュアバルサムラスト：パチョリオイル・ラズベリーフラワー・ラブダナム・トンカビーン・バニラアブソリュートムスク・サンダルウッドオイル解説：正規代理店がここだったのねと訪問先で驚きました。但し、国内で流通している代理店の商品はプラダブティクのみ（マックスマーラの香水と同じような扱いです）となっております。香りに関しては、複雑な香りがしていたので、その時もらった商品カタログより抜粋させていただきます。ミウッチャ・プラダの想像力に刺激を受けた世界トップクラスの二人の調香師によって生み出されました。東洋と西洋の香料を使用した、斬新で現代的な感覚を持ち合わせながら、古典的な女性らしさをイメージした香水となっています。 香料には、アンバーを主成分に、サンダルウッド、パチュリー、ラブダナム、ベンゾインの4つの香料が純粋さ、常用性、高貴さ、そして奥深さを表現し、甘いアンバーの香りの魅力をさらに高めています。私についた担当者も「天然香料を惜しげもなくたくさん使っているのし、ボトル・パッケージも全てこだわって作ってあります。気品高く贅沢に。さすがイタリアの高級ブランド」と言っておりました。感想を書くと確かに一つ一つの香料がきちんと鼻に伝わってくるような感覚になり、全般的にはオリエンタル調の甘くてセクシーな香りと、スパイシーウッディーが共存。ほんのりクラシカルですが、どことなく新しい大人の香りを感じますね。正直な話まだお店には導入しておりません。もちろん値段が崩れるのを待ってはおりますが、話題性自体が乏しくなってきており、このままでは一度も入れずに終わるような気配すらします。品揃えとしては欲しいところですがね。本日はここまで。

  2005.03.11

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  本日は誰か教えて！期待しすぎて売れなかった香水

  楽天内にブログをお持ちの方だったらお分かりかもしれませんが、やっとコスメと美容の部門でアクセス数５０位まで入ることができました。最初からご覧いただいている方々も、つい最近この日記を見ていただいた方も本当にありがとうございます。一つの目標が達成されたというかこの調子で１位までいきたいところですが、１日４桁のアクセス数は夢のまた夢ですね。お礼の意味を込めてというか、ちょうど休みだったもので、ちょっと長い日記になるかもしれませんが見てみてくださいね。まず、今日の日記の注意点。香水のランキングを皆さん見てらっしゃいますか？楽天市場の中にもありますが、私の店と比べても｛え～｝と思うような商品が１位を取っていたりすることがあります。それくらいファッションに関わるものは地域によって流行というのがまったく違います。これから書く香水はあくまでもうちの店でこちらの思惑ほど売れなかった香水を書くわけであり、異論等もあると思いますがご理解のほどよろしくお願いします。ここ最近異常なペースで新作が次々出ております。あの「ブルガリ」ですら３ヶ月に１作品ずつ出しているわけですから、異常ですよね。ただ、それらの商品だけ追っかけても面白くないですから。これは売れる香りだなんて思って実力以上の仕入れをすることがあります。本日は流行の甘い香りの中から５品だけ仕入れ失敗した商品をご紹介いたします。まずは近々の商品から「ダビドフ　エコーウーマン」解説：フルーティな香りの中でも、嫌味が無かったので思わず買いすぎちゃいました。何がいけなかったのでしょうね。個人的にも昨年でた商品の中でも１番良いと思っていたので、お客様の反応の薄さにかなりがっかりしております。続いて「シャンタルトーマス　アムコキーヌ」解説：前作のシャンタルトーマスも期待していてコケたにも関わらず、フルーティに生まれ変わったこちらの商品を懲りずに大量発注。期待に反しこちらも撃沈してしまいました。３０ｍｌの割にはボリューム感もあり、豪華そうに見える香水ですが何が悪いのでしょうかね。お客様の心理がわかりません。更にはこんな商品も「エリゼ　ベビーハート」解説：ピンク色のハートですよ。これで売れないわけ無いでしょ！と思って大量買い。これも見事に玉砕しました。何故か皆さん赤い方ばかり買っていきます。女性のハートがわからなかとです。解説：もちろん全く売れなかったわけでは無いのですが、今現在の在庫を見るとちょっとため息が出ちゃいますね。実際、あの「香水物語」さんですら、まだ持っているところを見ると、「うちだけじゃない」と思えてしまう今日この頃。解説：出遅れで仕入れてみたものの、本能薄く夏は過ぎちゃいました。「グレ」ってどうしても「カボティーヌ」の濃い香りがイメージとして残っているもので、こんなに薄くて軽い香りだとは思わなかったです。（今思えば確かにグランドフォリ以降軽めな香りでしたが…）処分コーナーに移したとたん売れるから嫌になってしまいますよね。ということで、昨年登場した中から選りすぐりの商品を書いてみました。結構皆さんの思惑と違うでしょ。その昔の上司から「仕入れに100％は無い」という言葉を思い出します。これは慰めの意味もありますが、逆からとれば、「だから、リスクを負うようなことをしてはいけない」と言う事にも繋がります。買い物とは深いものですね。本日はここまで。

  2005.03.10

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  本日の香水　４月２日発売「シュビニオン　シェ　プールエル」

  気温自体が乱高下しながら、一歩一歩春の訪れを予感させる今日この頃皆さんいかがお過ごしでしょうか。出会いと別れの季節「春」は、新しい生活をこれから迎えようとしている方々とって期待と不安で満ち溢れている頃ではないでしょうか。私が社会人になる頃も不景気真っ只中でした。それでも今よりは暗いニュースが少なく、まだ、社会の規律とかルールと言ったものが重んじられていたように思います。その当時勤めていた会社は、社員教育に熱心な会社で、入社直後から社会人としてのマナーや会社組織の在り方など教え込まれ、特に会長さんが戦前生まれだったせいか、軍隊の要素を取り込んだ訓練もやらされた気がします。弱音を上げて辞めていった同期もおりましたが、今思えばこれはこれで大切だったかもしれませんね。話は香水に戻って、メンズの香水が登場すると、その後にレディースの香水が誕生するケースが多々あります。但し、この場合メンズの香水の評判が高ければ高いほどレディースの香水は苦戦します。たぶん売れているメンズフレグランスは男性女性関係なく支持されるものですから、レディースを出したときのインパクトが落ちてしまうのでしょうね。これも一つのセオリーかもしれません。と言うことで、本日ご紹介する商品は、前回出張時にみてきた商品「シェビニオン　シェ　プールエル」をご紹介いたします。トップ：パラダイスシード・ベルガモット・グランベリー・マンダリンミドル：ローズ・コットンフラワー・ピンクフリージア・牡丹・スイレンラスト：サンダルウッド・チークウッド・バニラ・カシス解説：ファーストインプレッションとしては、ヒューゴウーマン？と思ってしまいました。前作メンズ物のシェは誕生２００３年４月発売。以来２年ぶり満を持しての登場となった訳ですが、前衛的なデザインは継承しつつ、香りは無難なものに仕上げております。クランベリーとマンダリンのフレッシュでフルーティな香りの後からクリアでエレガントな花々のコラボレーション。女性らしい香りの中にも一本筋が通っているような感じです。ベースのサンダルウッドとバニラ自体も程よく柔らかく香るのでライト感覚で楽しめます。ただ、お店側の意見としては、この商品に展示スペースを割くくらいだったら…と思ってしまうほどアピール度がたりなかったのも事実。商品自体は悪くないのですが、メンズがハズレている分、何か一つ個性を持たせて欲しかったですね。これでは他の新作に呑み込まれてしまいそうな予感がする商品でした。本日はここまで。

  2005.03.09

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  本日の香水　さようなら「グッチ　ラッシュフォーメン」

  日記を書く時に皆さんは、どのように集中力を保ち続けておりますか？私の場合TVをつけながら雑音の中で書くのが好きです。昔から集中力が続かない方なので、TV番組の次から次へと変わる音が親しみやすく、これがCDやパソコンの中に入っている音楽だと飽きてしまいすぐに煮詰まってしまうのです。TVだとCMなどが途中に入り、丁度良いみたいですね。それにしても、なかなか新作メンズラインの香水が現れず、せいぜい出たとしてもカップリング程度でどうしてもレディースの陰に隠れてしまいます。売り場はレディース一色（というかピンク一色）の装いになってきてちょっと面白みにかけますね。とあるメーカーの人曰く「女性の場合流行があるので、新作投入すると顕著に数字が伸びる。メンズの場合は当たれば息の長い商品になるが、今占領されている領土を奪うようなもので、なかなか難しい」と言っていました。とは言えもう少しメンズフレグランスを開発して欲しいですね。その昔、メンズ香水のアイデアを仕入先の人と冗談半分に話し合ったことがあります。男性の場合は小さい頃から崇拝しているものがあり、それを核とした商品開発をしたら売れるかな熱狂的なファンは買ってくれるかなと考えて、モーニング娘の香水を作るぐらいだったらBOOWYやXなどの香水など生まれてきたら面白そうですし、日本が得意とするアニメ・漫画の世界だったらスラムダンクやガンダムをキャラクターに頼っても良いはずです。更にお父さん向けにガマカツやリョービなんかとコラボレートしても新しい提案かもしれませんね。人気芸能人愛用の香水が一時期流行ったのも、その時代の牽引車となる核が皆さん欲しかったのではないでしょうか？国内外を問わず時代の導き手となるようなイメージを持たせた香水。これが今後のメンズ香水の行く末かもしれませんね。ということで、本日ご紹介する商品はこの商品がなくなるのはちょっと痛い「グッチ　ラッシュフォーメン」です。香料：ラベンダー・イノセンス・サンダルウッド・グレイムスク・パチョリ・ケーウッド解説：相変わらず状況もわからず、強硬な値段をつけている上記リンク先。この日記を見てください。噂では広まっておりましたが、どうやら決定的で、まだ、国内では正式に発表されておりませんが生産終了するとの事です。よくある話ですが、海外では作られ続けるが日本の国内のみで廃盤するケース。しかし今回の場合は、生産終了。すなわち海外でも今ある在庫限りで終了すると言うことであり、もう間もなくどの店からも姿が消えそうです。（アランドロンショーグンのように生産継続すれば良いのですが･･･）どうも、昨年末あたりから急激に販売価格が暴落したのはこのせいだったみたいですね。状況から先に申し上げますと、年始から各取引先在庫が空の状況が続いておりまして、この後入荷しても少量。８月頃にはほぼ市場からなくなっているかと思われます。もうすっかりおなじみかと思われますが、一応こちらの説明だけ。メンズにしては珍しい白を基調としたシンプルなデザイン。香りは全ての香りが一気に駆け巡るシングルノートで、ベースのムスク柔らかくほのかに香り、ヒノキとラベンダー香りが直線的に鼻に飛び込んできます。ちょっぴりオリエンタリ－でセクシ－。神秘的な香りです。購入する男性の年代は、２０代から３０代ぐらいが最も多く、ビジネスマンに好まれているようです。皆さんもなくなってしまうのが残念と思っているかもしれませんが、まだ、完全になくなったわけではないので、価格が上がってしまう前に愛用者は買っておきましょう。本日はここまで。

  2005.03.08

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  本日は、ホワイトデーにちなんで、バイヤーズアイ予算￥2,000～￥3,000でベストチョイス

  このブログは、一方的に情報を配信しているようなものなので、香水好きな皆さんの話のネタになればと思っております。それにしても、他の日記を見るとコメントが数多く載っていて楽しそうですね。仕事の合間であったり、夜帰宅してから日記を書く私にとっては、コメント一つ一つに返事を書かないこともあり、大変失礼しております。この場を借りてお詫び申し上げますが、懲りずにまた書いてくださいね。すっかり、新作香水の話もグダグダ感が出てきているような気がするので、今日は嗜好を代えて５品目限定ホワイトデーにちなんでおすすめの商品をご紹介いたしましょう。毎月のことですが、当店の売上データを見ると平均単価と言うものが載っております。これは、香水全体の売上に対し、お客様が香水を平均いくら位使っているのかが分かり、年々その単価は下がっております。一昨年は平均１本あたり￥3,000。去年は￥2,600。先月単月では\2,400まで落ち込んでおります。よってお客様の香水を買いやすい価格の条件はプレゼントとしてもＭＡＸ￥3,000までで売れる商品が主力であり、その価格帯の中でよりお客様の目を引くような商品を日夜探し続けております。次に書かれている商品は無難に喜ばれそうな商品を選んでみたので、男性の方々はぜひヒントにしてみてください。まずはこの春一押しの商品「フェラガモ　インカントドリーム」フェラガモ インカント ドリーム　【フレグランス・フリーク】解説：百貨店・専門店では、2月1日から発売しており、大ヒットとの事。あま～いトロピカルジュースのような香りは２０代中盤からから３０代の女性中心に指示されているようです。ディスカウントへの流通は３月１０日前後でギリギリ間に合いそうです。但し、ネット通販の場合は軒並み３０ｍｌ税込５，０００円で登場しそうなので、大型ディスカウント店の香水売場まで足を運んで３，０００円で収まるお店を探しましょう。続いて「エスカーダ　コレクターズエディション２００５」エスカーダ　コレクターズエディション　2005　【スカイマック】解説：弾数が少なく、しかも昨年度版より仕入れ単価も安いので売価に反映させやすく出始めから人気沸騰中です。１本あたり￥６００切っての登場ですからね。歴史を知る意味でも、お部屋のインテリアとしても使えるし、また、チョコレートをいっぱいもらった人は、分けて配る事もできるので◎。アナスイ スイドリームス 50ML 【kaori】解説：このあと値引き幅が厳しくなりそうなこちらの商品は、５０ｍｌで￥２，１００。良い感じで価格が壊れており、嫌味の無い甘い香りは１０代から２０代後半のキュートでかわいらしい女性にぴったり。なお、予算に余裕のある方はこんなのも＋αすると良いかもしれません。アナスイ ハンドミラー 【BeautyFactory コスメ館】また、石鹸の香りをお探しでしたら「トウス」トウス オーデトワレスプレー 30ｍｌ　【フレグランス・フリーク】解説：せっけんのような香りを好む女性の方には、ちょっとひねりを加えてこのような商品もあります。その昔に比べるとだいぶアクセサリー等で露出度が多くなり始めたこちらのトウス。２０代中盤から４０代ぐらいの女性まで幅広く使えます。ほのかに香る清純の極みとも言えるような誰にも愛される香りです。期待通りの反応が見られるかどうかは微妙ですが。何故か最後に「グッチ　ラッシュサマー2004」【グッチ】ラッシュサマー　2004　EDT50ml　【香水物語】解説：夏物ですが選んでみましたラッシュサマー。と言うのも今年もこのまんまの再発売されるらしいのです。まだ、残っていたみたいですね。中身は２００３年ものですから、いい加減香りが変わって無ければよいのですが。ということで、女性にはうれしいGGマークが入っており喜ばれるのは間違いない？はず。という具合にご紹介してきた商品の数々。この他にも「ランコム　ミラク」や「ディオール　ジャドール」等もアンダー3000なので、楽天の中で探して見てくださいね。肝心なのは中身より気持ち。でも、センスも問われるのでプレゼント選びは難しい分楽しいですね。本日はここまで。

  2005.03.07

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  本日の香水　　３月１８日発売「ＤＫＮＹ　ビーデリシャス」

  昨夜ＴＶでコエンザイムＱ10の特集をやっておりましたが、皆さんは試したことがありますか？流行のものは常に追っかけてみたいもので、弊社でも決算明けの４月にこの成分を配合した基礎化粧品を投入するかどうか迷っております。美容液のサンプルを女性従業員に試してもらったところ確かに浸透性や効果がわかりやすく、とても良いとの評判を得ましたが、良いのと売れるのはまた違った話ですから、その辺は慎重にならざるおえません。コスメと基礎化粧品で購入場所が違うように、香水屋とドラックストアはお客様の捕らえ方が違いますから。ましてや最近のお客様は、何種類もある中から自分の良いと思う物を探し出すのが好きなようなので、特約店みたいな１ブランドしか置かない場合は、やはりそれなりの売上しか望めません。先駆けて手を出して失敗した事が山ほどあるので、慎重に検討したいと思います。話を香水の方に戻して、この春新作が大量に登場しておりますが、ブランドにおいて過去に出た商品が今一つの売上を示すと、新作と言えども期待感が薄れます。本日ご紹介する商品も同じような側面があるので、たぶん仕入れはしませんが、「ＤＮＫＹ　ビーデリシャス」をご紹介いたします。ＤＫＮＹ　ビーデリシャスＥＤＰ　３０ｍｌ　￥５，２５０　　５０ｍｌ　￥６，８２５トップ：アメリカン・アップル・グリーン・キューカンバー・グレープ フルーツ・マグノリアミドル：チュベローズ・ホワイトミュゲ・ローズ・スミレラスト：サンダルウッド・ブロンドウッド・ホワイトアンバーニューヨークと言うエネルギーに満ち溢れた大都会を駆け抜けるフレッシュな衝撃は、やがてエキゾチックな花々に包まれていき、ラストはテンダーキスアコードで飾ります。エネルギッシュな女性達に、さっぱりと体の奥深く迄優しく癒す香りの万華鏡です。ＤＫＮＹ　ビーデリシャスメンＥＤＴ　５０ｍｌ　￥６，３００　　１００ｍｌ　￥８，９２５トップ：グリーンアップル・コーヒーグラニタミドル：焼きリンゴ・コーヒーアブソリュートラスト：アンバー・アップル・ウッド・ダーク ローストコーヒー ウッドジューシーで元気なフレッシュ ノートと官能的で男性的なウッディ ノートのブレンドに、美味なアップルや芳しいコーヒーの香りをプラスした、センシュアルなフレグランス。解説：久しぶりに登場のダナキャランニューヨークの香水が誕生。ブランド立ち上げ20周年をきっかけにビッグアップル＝ニューヨークシティーをモチーフに企画されたのがこちらの商品です。昨年末海外のサイトで見た限りでは期待感がいっぱいでしたが、実際出張時に実物を試す事ができ、仕入しない事を心の中で決めました。もし、この商品を買うお店があったら次の事に注意しましょう。１、光のあたるところでない限りくすんだ色に見えるので、スポットライトなどフルに使って商品を引き立てましょう。２、世界初リンゴのエキスを使用と商品案内には載っていましたが、アメリカンアップルと日本のリンゴは違ったイメージなので言葉の表記に気を付けましょう（もう少し、ジューシーで透き通った感じが欲しかったですが･･）３、メンズは渋すぎます。コーヒーの香りがリンゴの香りを覆い尽くしてしますので、男性的なアグレッシブルなイメージですので、香料のみで判断するのは気をつけた方が良いです個人的な感想ばかりで申し訳ありませんが、香水自体は悪くなく、ただ自分の中でのファーストインプレッションと現実のイメージにギャップがあり、どうも最初から手を出す気になれません。なお、この香水を欲しいと思った方へのディスカウント相場は　Ｌ‘Ｓ　３０ｍｌ　￥３，０００前後　Ｍ’Ｓ　５０ｍｌ　￥４，０００円前後です。ほぼ発売日通りに流通開始すると思われますので、まずは、香りを試してみましょう。本日はここまで。

  2005.03.05

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  本日の香水　３月25日発売「マンダリナダック」

  トップページのリンク集を少しだけ変更しました。このトップページには、「あっ！この商品よくみつけたなぁ」とか「この商品売れているから」や「やっぱりこの価格で来たか」などと言うものを個人的なコメント共に載っけております。あまりコマ目に更新しているわけではないので、さっぱりアフィリエイトの獲得ポイントは伸びませんが、それなりのものを載せているつもりなので、時間がある人はリンク先に飛んでみてください。ネットショップを楽天で作れたらと思って立ち上げたこのブログですが、一向に会社側のＯＫは取れず話は保留か自然消滅しかかっております。しかし、まだ夢はあきらめきれす、もし自分の店で立ち上げたらと言うようなプランだけはいつでも準備しているつもりです。ネットショップの場合、やはりトップページに出ている商品がその店の一番自信のある商品で、それ以外の商品はトップページから検索する事によって商品を見つけ出します。この検索のシステムを如何に分かり易いモノにするかによって、ネットショップの個性が決ってくると私自身は考えており、自分で作るのだったらこのような要素を入れますね。（まず価格別の検索）10円20円の値下げ合戦が盛んに行われているネットショップ各社ですが、お客様自体は限られた予算でどのような商品が買えるのか比べたいのが正直な本音のところだと思います。従って、この予算まででこれくらいと言ったような検索が必要と思われます。（次に香調別の検索）最近の香りは似たようなのがわんさか出てきてますからそれらの集合体毎に探せたら楽ですよね。（最後にブランド別の検索）どこでもやっていると思いますが、もっと深く突っ込んで、例えば「化粧品メーカー」「ファッションブランド」「国産メーカー」という具合に大分類から中分類へのような考え方も面白そうです。という具合に特にフォーマットが決っているネットだからこそアイデアによっては売上が違ってくるはずなので、儲からないと言って止めようとしているショップの皆様はもう一度アイデアを振り絞って見て下さい。と言う事で、本日は、まだどの新作カレンダーにも載っていない新商品　3月25日発売「マンダリナダッグ」をご紹介します。ＥＤＴ30ｍｌ　￥4,725　　50ｍｌ　￥7,035　　100ｍｌ　￥8,925トップ：イエローフリージア・ベルガモット・ホワイトペッパーミドル：ジャスミンティー・ガーデニア・ハニーサックルラスト：シダーウッド・ムスク・アンブレッドシードこちらの商品。まだ香りのサンプルが届いておりませんので商品案内よりトップノート ～新しく、繊細な香りイエローフリージアのフローラルフレッシュさとベルガモットが爽やかな柑橘の香りが対照的でホワイトペッパーが調和を広げています。ミドルノート ～目を見張るような香りジャスミンティーの自然と調和の取れた上品さでブランドの特徴を表現しています。白のスパイスの利いたガーデニアとフレッシュでグリーンなハニーサックルが力強い生き生きした特長を高めています。ラストノート ～永遠の女性らしさシダーウッドが上品さと暖かさを与え、ムスクが優しさと官能性を加えます。アンブレッドシードの優しいフローラルな香りが非常に魅力的な心地よく感じるフレグランスに仕上げています。一口メモ：２月末頃に突然発表されたので、どこの香水新作カレンダーにも載っていないみたいですね。正直アパレルのブランドは知識が薄いので、あんまり興味は湧きませんが、結構有名なブランドらしいです。ロゴのあひるがかわいらしいですが。当店の担当者曰く「弊社で独占しているお店サンには必ず導入します。それくらい売れる自信はあります」と見栄を切っていたので、それ相当の香りだとは思います（転覆しなければ良いのですが…）これからの季節にぴったりな、誰からも愛される平和な気分にさせてくれる香水とも言っておりましたが、抽象的で分かり辛かったので、イメージとしてどのような香水か聞くと「トミーガール」や「ハッピー」の名前が出てきました。ちょっとボトル・パッケージはシンプルすぎますが、最近ではあまり出てこなかったフレッシュスパイシー調の香りがこの春の新生活に打ってつけの商品かもしれませんよ。まずは、発売まで待ってみて香りを試してから購入した方が良いかもしれません。なお香りの感想は後日の日記にて。本日はここまで。

  2005.03.04

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  本日の香水　「ルーチェフレグランス　ピンクタイフーン」

  月末に社内行事（宴会）がございまして、生まれて初めて酷い二日酔いになり、仕事は軒並みたまっていく一方で日記を書くことは出来ませんでした。日記を楽しみにしていた方には本当に申し訳なく思います。４月になると年度替りする企業が多くなるのではないでしょうか。私の会社でも半期決算ですが売りつくしセールをやっております。本来の目的であれば在庫を売って空にするのが目的ですが、ホワイトデーも近づいていることから、この時の為に調達した商品もあります。読みどおり正確に無くなってくれれば良いのですが、ちょっとお客様の反応が鈍く冷や汗が出てきました。また、もう間もなくこちらの地方も桜の咲く季節が近づいております。香水は季節よって相応の売れ方もしますので、この日記で紹介した新作もさることながら、ピンクや赤の色使いをした商品を多めに入れ替えております。ただ、ピンクや赤の着色した香水って色抜けしやすいですからね。展示品にも十分な気を使ってあげなければならないです。ということで、本日ご紹介する商品はルズという日本の会社が作った「ルーチェフレグランス　ピンクタイフーン」をご紹介いたします。トップ：ピーチ・グレープフルーツ・ライチ・洋なし・イランイラン・レモンミドル：ブルーフリージア・グランベリー・クラリーセイジ・ローズ・オレンジフラワーラスト：サンダルウッド・ムスク・オークモス解説：何故いまさらこの商品を紹介するかと言うと、これから店に並ぶ確立が高くなってきたからです。（桃の香りということもありますが・・・）発売が昨年２月。その頃は当店でも取り扱いできる業者が１社のみでした。当時の商品案内を見ると「大手広告代理店、大手商社に勤める若手ビジネスマンが、センスある女性につけて欲しいというコンセプトで、男性だけですべてをプロデュースした香水。４００種類サンプルの中から一番男ウケする香水が出来上がりました」というもの。不純・チャラチャラしていると思うかもしれませんが、ビジネスですからね。今の社会に広めやすいのですよ。「わかりやすいもの」若者に支持されるには、この趣旨が必要です。（さすが代理店の人間がスタッフに入っています）肝心の香りは玄人でも十分満足できる香水です。アロマ製油が7種類も入った贅沢な中身で、ピーチをトップに、フルーツの大合唱。特にライチの甘酸っぱい香りが程よく鼻に入ってきます。ミドルはフローラルな香りでセンスよく、ラストはサンダルウッドやムスクがかわいくセクシーに香ります。ターゲットの年代的には２０代から３０代ぐらいの女性でしょうか。発売当初は並べておりましたが、価格的にちょっと高めだったこともあり、売り切れたと同時に商品を外しました。しかし、今年に入ってから大手の供給先が加わり、目にする機会が増えそうです。仕入れ値が落ち始めてきたこともあり売りやすくなってきたので、春の心浮き立つ風のような香りをお探しならこちらの商品もオススメです。「ピンクタイフーン」まるで「春一番」と言うような名前ですね。本日はここまで。

  2005.03.03

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  本日の香水　「バーバパパシリーズ」

  どんなに高価な香水であっても使わなければ意味が無く、香りを楽しむのが本来の使い方です。しかし、最後まで使いきれる香水ってなかなか少ないですよね。店で試した時の香りと実際に付けた時の香り。また、香水を付ける部分によっても香りの感じ方が違うわけですから、慎重に選んだつもりでも結局使いきらないうちに違う香水を買ってみたりだとか、そのようにしている間にどんどん種類ばかり増えていく事も多いのではないでしょうか？（特にこのブログを見ている方は）その昔、香水のリサイクルを考えた事がありました。使い切らない香水を低価格で買い取り、アトマイザーなどに移し替えて売ると言うものでしたが、どこの取引先からも「香水って生き物だから、古い香水と新しい香水を混ぜたら、違う香りになってクレームの素になるよ」と言われ断念した事があります。ただし、今ネット上では半分使用済み、もしくはアトマイザーで小分けして売られているところを見ると商売としてありなのかもしれませんね。ここ最近だけではないですが、特に酷くなってきたのが万引き。しかも、お客様に試させる為の実物テスターが盗まれます。手口も巧妙となり、グループで押しかけ、おとりが店員と話ししている最中に防犯ストラップを切ったり外したり、世知が無い世の中と言うか、テスターも店の財産なので持っていかないで下さい。それは、あなたの物ではなく、この店に来店された皆さんの為に用意したものです。好きなだけつけて結構なので、ルールは守って欲しいですね。と言う事で、都内に出張したときの話に戻り、本日は「バーバパパ」の香水をご紹介いたします。解説：このバーバパパシリーズの香水はメンズ物・レディース物と二つの香水に分けられ、パパとママだけが１００mlサイズ。その他脇役は、３０ｍｌサイズと区分けされております。パパ系メンズフレグランストップ：レモン・オレンジ・プチグレンミドル：ゼラニウム・ミントフラワー・グリーンアイビーラスト：ホワイトムスク・シダー・アンバー 【バーバパパ】バーバパパ　（ピンク・大）　100mlEDT　SP【バーバパパ】バーバブラボー　（赤）　30mlEDT　SP【バーバパパ】バーバピカリ　（水色）　30mlEDT　SP【バーバパパ】バーバズー　（黄）　30mlEDT　SP【バーバパパ】バーバモジャ　（黒）　30mlEDT　SPママ系レディースフレグランストップ：カラメル・フクシア・アーモンドミドル：ブラックココア・ヘリトロープ・アイリスラスト：バニラ・トンカビーン・コーヒー【バーバパパ】バーバママ　（黒・大）　100mlEDT　SP【バーバパパ】バーバベル　（ピンク）　30mlEDT　SP【バーバパパ】バーバリブ　（オレンジ）　30mlEDT　SP【バーバパパ】バーバララ　（赤）　30mlEDT　SPこれも一応ベビーフレグランスに入るのか分かりませんが、アルコールフリーなので肌に優しいのとの事。商品片手に説明を聞いておりましたが、香りが日本人では受け入れられないようなキツさを感じました。（特にレディース）キャラクターの形をした木箱の中にキャラクターの指人形状の袋が入っており、その中に香水が入っております。コストが高そうな分値段にも跳ね返っておりますね。フランスでは大ヒット！と書いてありましたが、バーバパパと言うキャラクター自体少しパンチが弱い気がします。以前の日記にも書いたように、香水文化が浅い日本では、自分を演出すると言う事がメインなので、キャラクターの力で売るにはまだまだ時間が掛りそうです。（ハローキティの失敗を見てなかったのでしょうか？）このような商品の場合、香水単体での勝負が難しいので、関連商品がないと売れる材料が乏しいです。ソニープラザだったら別ですが…場所は取りますしね。ネットショップでも、３店舗しか扱っていないところを見ると、入手困難は確かです。しかし、欲しいと思った方は、必ず香りを嗅いでから考えた方が良いかもしれません。置物としての商品だったら、香水は必要ないのですよ。本日はここまで。

  2005.02.27

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  本日の香水　3月3日発売　「ジェパーリー　テンプテーション」　3月18日発売　「ジェパーリー　スウィートラブインテンションブルー」

  男性陣の皆さんへ「あと２週間でホワイトデーですよ！」と叫びたいくらい皆さん模様眺めですね。あまのじゃくな性格をしている私としては、絶対にセール価格にしないぞと宣言をしようかな思ってしまうくらいです。お客様の心理と言うのは面白いもので、「あ～あ、あの時買っておけば良かった」などと聞こえるように言っていきますが、お目当ての商品をバックヤードから出してくると「今度持ち合わせがあった時に･･･」と言い残し帰ってきます。いったい何時になったら買ってくれるのでしょうか？最近のお客様は、急かさないと売れないと言う傾向もあるようです。展示しているショーケースの中身が品薄になっている時ほど面白いように売れていきます。特に当店の場合、ストックが目に見えるようになっているので、商品が段々減っていく様子が分かるみたいです。お客様は購入するタイミングを計っているみたいですね。またここ最近の傾向として、他店で見かけなくなった商品など、まとめ買いするケースも多くなってきました。「ナオミキャンベル　5本」「MCM　ブラックシルバー　8本」等何に使うのですかね。領収書は書かず済むところを見ると業者筋ではないようですが。と言う事で、ホワイトデーのタイミングに合わせるようにジェパーリーから｢テンプテーション｣と新生活フェアに合せやすいように「スウィートラブインテンションブルー」の情報が入ってきたので、本日はこちらをご紹介いたします。 ジェパーリー　テンプテーション　（3月3日発売）EDP　60ml　￥５，２５０トップ：シトラス・プラム・クロスグリミドル：ラズベリー・ローズ・スミレ・ジャスミンラスト：テンダームスク・バニラ・アンバー～商品案内より～エレガントでソフトな香水。シトラスフルーツを生かし、プラムとクロスグリでパンチを効かせ、ミドルにラズベリーで強調された優しい花々が香り出します。赤いボトルとキュートな香りが見ているだけでかわいらしく、いつでもそばに置きたいそんな香水です。 スウィートラブインテンションブルー　（3月18日発売）EDP　60ml　￥４，４１０トップ：ライチ・クロスグリ・レモン・マンダリンミドル：フリージア・ローズ・スズラン・ピーチラスト：セダーウッド・アンバー・ドライフルーツ・ホワイトムスク～商品案内より～ライチとクロスグリのいい香りでレモン・マンダリンが混ざり合い楽しい香水です。ミドルはロマンティックな花々達で柔らかく、ピーチの程よい甘さがアクセントとなっております。青いボトルは心を落ち着かせ、その香りが再び心躍らさせる不思議な香水です。解説：昨年から気合いの入った展開をみせているジェパーリーシリーズ。主にホームセンターやショッピングセンターなどで見かける事が多いかもですよね。今年に入ってから何の音沙汰も無かったのですが、先日のドラックショーという催事にて発表されたのが、こちらの2作品。まだ、サンプルが届いておらす、発売日前後には当店にも到着するはずなので感想は後程のちほど書きます。どちらも第二弾になるわけですが、売れ筋だからと言って微妙な違いのみで次々作っていくのもいかがな物でしょうか？ましてや、どちらもジェパーリーの中ではあっさりした香りづけされた部類に属しますから、余計に商品選択を悩ませそうな気がします。まるで、ジェパーリーの香水好きの方に作られたかのような商品。リピートをやめさせて新しい商品に促させるような展開にしか見えないので、もう少し工夫が必要かもしれませんね。また、スウィートラブブルーは、フェイクファーのパッケージはやめてしまったのでしょうか？実物を見ていないので分かりませんが、プレゼントとしての需要が落ちるので、ファー付にして欲しいですね。第二弾と言う商品は、そのシリーズ自体を飛躍的に世間に認知させる力を持っていますが、使い方を間違えると、シリーズ全体を終息させるような諸刃の剣と一緒です。この商品吉と出るか凶と出るか楽しみです。なお、店頭売価は３，０００円前後ぐらいなはずですので、前作と嗅ぎ比べしても面白いかもしれませんね。本日はここまで。

  2005.02.26

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  本日の香水　「最近リリースの香水たち」

  出張先での話を中心に日記を書いてきましたが、自分自身が飽きて始めているので、少し話題を変えて、ここ最近のディスカウント店の動向について、いろいろと各仕入先からの情報が入ってきたので話題作を中心に少しだけ書きましょう。まず、ここ最近の売れ筋は「ブリトニースピアーズ　キュリアス」の調子が良いようです。世界的アイドルの香水ですから話題性は抜群ですが、値崩れをすれば長生きしそうな商品ですが、高級感が感じられない分一過性で終わらなければ良いですが…続いて「エスカーダ　ロッキンリオ」は、年々売り初めの勢いが低くなっている気がします。香りはアイランドキッス・イビザヒッピーより良いと好評を得ているようですが、この後に控えているインカントドリームに人気を奪われてしまわないかと少々心配です。独特の個性な香りの「マッドショコラ」相変わらず、供給が安定おりません。好き嫌いがはっきり分かれる香りなので、メーカー側も慎重に作っているようですが、これから温かくなる季節にはちょっと不似合いかも知れませんね。続いて、メンズもので言うと「ブルガリ　アクアプールオム」間もなく、正規代理店が発売を開始しますが、もう既にネット界では、商品が出回りすぎており、今ひとつ盛り上がりにかけますね。（欲しいと考えている人は、予想ですけど、50ｍｌ　3,000円で走りそうなネット店も出てくるかもしれませんので、来月初めの価格に要注意してください）さらに少し前の日記でも書いたように「サムライシルバー」の最終便が今週末から入荷してきているはずなので、リピート分が欲しい人はお早めに。なお、この後４月～５月にかけて「サムライ　ライト」と「サムライウーマン　ワンラブ」が発売するようなので、そちらは、只今取材中なので、もうしばらくお待ちください。また、取材中の商品としては、ジェパーリーから「テンプテーション」と「ラブインテンションブルー」の発売が４月なので早めに商品案内と香りのサンプルを送って欲しいところですね！新作と言えば久々にレミーラトゥから「エクゾチカ　ワイルド」が発売になりました。前作が発売されてから何年経つのでしょうか。既に記憶から抹消されている方・存在すら知らない方も多いかもしれませんが、近々の日記で書きますのでお楽しみに。また、海外ではこんな商品も出てきているようです「カルバンクライン　オブセッションナイト」もちろんメンズですが、カルバンクラインの新作です。国内の発売は未定ですが、そのうち出てくると思われるので、とりあえず画像だけご紹介。あまり期待はしておりませんが…ということで生き抜き程度に書いてみました。皆さんもこの商品について、ディスカウント情報や売れ行きなどの質問があればご自由に書き込みしてください。本日はここまで。

  2005.02.25

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  本日の香水　　3月25日発売「トミーフィルヒガー　トミーサマーコロン＆ガールサマーコロン」

  楽天でブログを書いている人だったらわかると思いますが、画像の枚数が100枚を超えてしまい、個人に与えられている容量を超えてしまいそうです。そこで、今までの日記で使用していた画像を楽天内の画像リンクに変える必要が出てきました。日記を更新するわけですから、古い日記ですら、「ＮＥＷ」ことでブログのトップに出てくるかもしれませんが、内容は変えるつもりがございませんので、気になさらないでください。最近の店の状況はというと決算を来月に控え、完売している物もあり、仕入れしすぎた商品は半年ぐらいもちそうな物もあります。商品には適正在庫というものがありますが、周りの状況（メーカー欠品情報など）も視野に入れながら、在庫を調整していくので、その情報と現実の差が生じたり（人気商品が突然売れなくなったりなど）売れ行きと仕入のバランスを無視した仕入だとこのような状況になります【反省】。決算月になると、極端な話「店の在庫をゼロにしなさい」みたいな事まで上司に言われます。その昔は展示数も少なかったので仕入を止めれば容易に売りつくせましたが、時代の変化に合わせて種類を増やすにつれ、この時期から対策を練っておかなけらば在庫調整などできなくなりました。何事も事前の準備が肝心ですね。と言う事で、本日は３月２５日発売「トミーフィルヒガー　サマーコロン」をご紹介いたします。トミーサマーコロン　100ｍｌ　￥5,500香料：シトラス・オレンジフラワー・アイリス・ラベンダー・サンダルウッド・スモークウッドｅｔｃトミーガールサマーコロン　100ｍｌ　￥6,000香料：キューカンバー・シトラス・ハニーサックル・リンデンフラワー・ミルクｅｔｃ解説：早くも夏物が登場と言ったところでしょうか。トミーコロン・トミーガールコロン以降苦戦をしているトミーフィルヒガ－は、昨年末ビヨンセをタイアップにトゥルースターを発売しましたが、これまた苦戦しているようです。価格的にちょっと高いですからね。そして、今年も例年と同じように夏季限定商品を出すようですが、皆さんの反応はいかがなものでしょうか？従来との大きな違いは、定価の部分。トミーコロンの50ｍｌサイズと同じ価格でサマーバージョンは100ｍｌになっております。（ガールも同様）実質的な値下げですね。昨年ヒットしたＣＫ－ＯＮＥサマーとトロピカルパンチのようなグラデーションをあしらったボトルにサーファーたちを意識したアクセサリーと波待ちイラスト。夏いっぱいのフレグランスですね。ちなみにメンズは太平洋の波をレディースは太平洋の夕焼けを表しているそうです。香りの方は今までのようなツンとした柑橘系の香りとは違うマイルドでカジュアルなフレッシュ感です。メンズの方はシトラスの爽やかな香りから始まり、南国を思い浮かべるようなモダンな香りへと変化します。一方レディースは、瑞々しいフラワーとフレッシュ感漂う香りからほんのり甘くそしてマイルドな香りへと変化していきます。今までのトミー愛好者からはちょっと雰囲気が違うため疑問符は投げかけられそうですが、サーフィンをしている時の爽やかさと波待ちをしている時の穏やかさが共存している香りなので、体を休めたい日曜日などにも使えるようなコロンです。個人的な感想を言うと、この商品はメンズのみの展開で十分。ガールの方はちょっと柔らかく作りすぎた感があり、物足りないような気がします。量が多いので、見た目がかわいいと思っていても残す結果になりそうなので、必ず香りを試してから、購入をおすすめいたします。本日はここまで。

  2005.02.24

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  本日の香水　２月２３日　発売開始　「ナネットレポー」

  比較的、新商品の話題作が数多く発表されておりますので、ここ最近ネタに苦しむような事もなく書き進めております。この日記を書くことにより、自分自身、香水に対しての見方が少しずつ変わってきております。ただし、根幹にあるのは、私の場合、ボトルデザインを重視にしてきたので、その路線だけは変えるつもりがありません。皆さんは何を重視に香水を選ばれておりますか？その昔、私の店で何を基準に香水を選ぶか、お客様にアンケート調査をしたことがありましたが、今思えば意味を履き違えていました。大体どの店でやっても、同じような結果が出てくると思いますが、一位は、香り重視です。２位は、デザイン。３位は、話題性か、ブランド名となるはずです。しかし、この結果がデータとして活用できるのは、メーカーさんだけで、（強いて言えば百貨店・専門店までかな）私たちディスカウント店等の量販店は、香水選びではなく、価格や品揃えを基準に店選びをお客様はされているのですから、このアンケートは全く意味がないものになります。よって、今現在、私の店では、価格別のコーナーや自社や他店さんの売れ筋ランキングなどが効果的な販売促進物となっております。数日前のことですが、大手ネットショップでサムタイムシリーズ最新作「サムタイム　ウィズラブ」が発売開始になりました。サムタイム　ウィズラブ　EDP　SP　50ml　【PARFUM de EARTH】デパートなどに売り場を持っていない国内代理店は、ネットショップに商品を流し、お客様の反応を見てから本腰を入れるかどうか判断しているようです。従って私たちのような路面店には商品が回ってきませんが、商品のインパクトだけで購入するお客様は多いのでしょうか？香り重視のアンケート結果は何なんでしょうね（本音と建前か･･･）。と言うことで、本日は、出張に行ってからずっと気になっている「ナネットレポ－」をご紹介いたします。トップ：ムーンストーンローズ・ホワイトピーチ・ホワイトクランベリーミドル：ブラックカラント・オレンジジャスミン・ライムラスト：スミレ・アンバー・サンダルウッド解説：新宿伊勢丹では、昨年よりプロモーション活動をしていたようなので、既に香りを試した方もいらっしゃるはず。正直、田舎に住んでいる私にとって「ナネットレポー」と言うブランドは知りませんでした。カタログを読む限りだと、やれジェニファーロペスやジェシカパーカーなどが愛用のブランドだの書かれておりますが、未だよくわかりません。パッケージにかかれている人の顔は、正直むかつきますが、従業員に聞くと「かわいい」と言っておりました。ボトルは、レトロ調の色使いをし、描かれ花々はまるで、プロバンス地方のイメージと言ったようでしょうか。ワンポイントのリボンが愛らしく全体のイメージにぴったりです。香調は、フルーティフローラルなのでわかりやすいと思いますが、甘めのフルーツカクテルのような香りがすっーと入ってくる感じです。トップはピーチとクランベリーのミックスジュース。ミドルは奥ゆかしいの新鮮さを醸し出し、ラストはスミレがベースとなりロマン漂う香りへと変わります。（ただ少しありすぎですね。この手の香り）ボトルと言い、香りと言い申し分ないのですが、このご時世、香水としての知名度が低いブランドは、有名ブランドに食われてしまいますからね。商品が埋もれてしまう可能性が大きいのです。悩みますね。ちなみに、ディスカウント市場に流れてくるのは、３月初旬頃になると思われます。相場は￥3,000切るぐらいが通常とお考え下さい。これから、仕入先に到着するまであと一週間ぐらいありますが、専門店などの評判を聞きながら入れるか入れないか、更に悩みつづけてみます。本日はここまで。

  2005.02.23

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  本日の香水　「セルジオ　タッキーニ　スタイル　ドンナ」

  画像データをいじくっていたら２回も更新してしまい大変失礼いたしました。ホームページを立ち上げている限りは、アクセス数は気になるもので、できることならば「美容　コスメ」内だけのランキングでもＴＯＰ５０位入りを目指し、日夜励んでいる次第でございます。それにしても、ＣＯＳＭＥTIC　LOVEさんはすごいですね。前日のアクセスランキングを見るページがありますが、ほとんど毎日１位ですから。一度でよいのであのレベルまで行けたらと思っているので、皆様閲覧の程宜しくお願いいたします。前日の日記からテーマ投稿なるものを発見。正直この機能を知りませんでした。（まだまだ勉強が必要ですね）露出度を高めるには、マクロからミクロへ。情報が乱立している多様化の時代ですので、こういったことも大切なことのように思います。また、より多くのアクセス数を稼ぐためには、リンクを皆さんに貼っていただくことも必要であり、このページのバナーはございませんがリンクフリーです。特に法人の同業者っぽい「F」さん・「猫」さん前向きに検討してくださいね。と言うことで、本日の香水をご紹介いたしましょう。本日は「セルジオタッキーニ　スタイル　ドンナ」です。トップ：ブルーベリー・アンジェリカ・ピオニーミドル：カロカロンデ・マグノリア・サフランラスト：シダーウッド・チークウッド・サンダルウッドEDT30ｍｌ　￥4,200　50ｍｌ　￥6,300　100ｍｌ　￥8,085解説：イタリアのスポーツブランド「セルジオタッキーニ」が今回発売する商品は、フレッシュフローラルのポジティブな香り。トップはブルーベリー？と思わせる弾けるようなフルーツの柑橘系な香りが立ちこみ、やがて、クリアでカジュアルな表情を浮かびあがらせてきます。ラストはオーラ漂うようなウッド調の香りとムスクが交じり合いエレガントな一面をのぞかせるでしょう。ボトルデザインと言い、ちょっぴり大人のスポーツ系ブランドと言い、前回ご紹介した「ラコステ　タッチオブピンク」とイメージが一緒になってしまいそうですが、香りは全く別物。こちらの方は、甘さ控えめで、躍動感溢れる香りです。仕事に出かける朝などに、ほんの一振りしてみるとその日一日アクティブに動けるビタミン剤のような香水です。「毎日のお仕事ご苦労様です」みたいな気持ちを込めて、女性にプレゼントすると良いかも知れませんね。本日はここまで。

  2005.02.22

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  本日の香水　３月１０日発売「モルガン　ラブラブ　ドゥ　トワ」

  出張以来どの商品を入れ替えるか悩んでおります。売れない商品をきちんと完売させたら、新しい商品を入れ替えると言うのが基本な訳ですが、なかなかそのようにうまくいくケースは少ないのです。仕方が無いのでサイズバリエーションが豊富な売れ筋の商品を、一部売り切れさせ、新しい商品を入れるような自転車操業をしております。何故なら新商品の場合、発売当初の宣伝効果が高いので、一ヶ月前に発売した商品がすたれるのです。また、ネット等の店は、トップページに広告宣伝のように商品を載せるので、私の店側でも負けじと新製品をオンタイムで入れるよう努力しております。それにしても、どの商品を外すか悩みますね。ここ最近発売される商品も、日本人に受け入れられやすいような香りにしているので、何が売れない理由なのかわからない時すらあります。私自身が、単純に売り場にいて「こりゃだめだ」と思った時にデータを見て、確信すると言うやり方をしております。しかし、この商品は売れないから定番から外したいなと思っていても、きちんと予定通りなくなるのは、結構難しいのです。単純に処分価格を付けてもなかなか捌けないのが実情です。（売れない理由は何かにあるわけですから）その為にも、新商品の発売時期を常に頭に入れておかなければならないのです。そうやって、ネタ集めをしてこちらの日記が完成します。と言う事で、みるあさんからコメントをいただいたので、順番を入れ替えて、本日は「モルガン　ラブラブ　ドゥ　トワ（以下ラブラブと呼びます）」をご紹介いたします。トップ：ピンクペッパーコーン・マンダリンオレンジ・ラズベリー・グリーンアップルミドル：ローズペタル・スズラン・ジャスミン・ティアレ・グレナディンラスト：サンダルウッド・ムスク・モレロチェリーＥＤＴ　３５ｍｌ　￥4,200　６０ｍｌ　￥6,090　１００ｍｌ　￥8,400解説：それにしても、日本市場向けと言うか、日本人が作らせた香水が次々出てきております。（これがワ●バさんの今期の目標なのかな？）インカントドリームが発売された後のショールームでは、エレベーターを出たとたんこちらの商品が飾られておりました。担当者曰く、「インカントドリームの後はラブラブに力入れますからね。」と。但し、ディスカウント市場に流れてくる場合、その両方の商品が同じようなタイミングになるので、ラブラブが埋もれてしまうのでは？と思ってしまいます。モルガンですからね。一般ユーザーにはちょっとなじみが薄いです。従来のモルガンと同じデザインをしておりますが、これも在り来たりかもしれませんが、無色透明から赤へのグラデーション。ワンポイントの蝶々ラインストーンが付いております。香りのほうは、至って今流行のフルーティフローラル。トップは、フレッシュなフルーツと共にラズベリーのはじけるような甘さ。ミドルはローズやスズラン・ジャスミンなどの淡いフローラルの香り。ベースは、セクシーな魅惑に取り付かれそうな、サンダルウッドやムスクのミステリアスな香りとなります。ムエットを持ち帰ったので、何回も香りを嗅いでも、これと言った特徴が見当たりません。但し、売れ筋の香りであることは、間違いなく、名前も覚えやすいでしょう。３５ｍｌだけでもやっておくか、それとも、様子を見るべきか、いまでも悩んでおりますが、価格といいサイズといい、10代から20代の女性に、ホワイトデーのお返しとして丁度良いかもしれませんね。本日はここまで

  2005.02.21

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  本日の香水　序章　東京レポート＆某担当者へ

  東京に出張した時の話をしましょう。今回の目的は、「ギフトショー２００５春」という催し物があり、それに格好つけて各取引先への挨拶回りをしました。電話でしか話たことのない担当者や、数年ぶりに再会した担当者さんたちと合う事ができ、本当に良かったです。ビジネスと言えども、人と人の付き合いですから、今後も時に厳しく、時に優しく接していきたいと考えております。この日記をご覧の担当者様。コーヒーばかりごちそうになり誠にありがとうございました。今後、以下のようにランク分けさせていただきます。コーヒー＝Ｂ　コーヒー＋おみやげ＝Ａ　食事＝ＳＡ（うそです）本日からの日記に関しては、この東京に行った時にいろいろ香りを試す事ができたので、これからの日記の目次を書きたいと思います。まあ、商品を見ればどこに行ったか分かると思いますが、一通りご覧ください。（香りを嗅いだ順）３月４日発売　「※セルジオータッキーニ　スタイルドンナ」３月１０日発売　「モルガン　ラブラブドゥトワ」３月下旬　「ルチアーノソプラーニ　ジャストフリー」 ※こちらの商品は、詳しい資料等が揃っておりませんので、後日改めて書きます。【感想】ソプラーニウォモと同じパッケージを使っておりますが、香りは夏を思い浮べるようなサッパリとしたイメージ。詳しくは後程。「※プラダ　プラダ」「※ＤＫＮＹ　ビーデリシャス　ＭＡＮ＆ＷＯＭＡＮ」「※トミーサマー＆ガールサマー　２００５」 「ＣＫ　エタニティＭＥＮサマー＆※エタニティサマー」「※ナネットレポー」「※シェビニオン　シェウーマン」「※ライトコロン　ムスク」「クリスチャンラッセン　ライジングウェーブ」【感想】マーケティング担当者も見ていると思いますので手厳しい意見を。細部にわたるまでの贅沢な作り。厳選された香料の選定などを謳い文句としておりましたが、ちょっとしたブランドメーカーではどこもやっております。個人的な感想を言わせていただくと、どうしても、グジャグジャ絵を描いてあるパッケージでは陳腐が避けられません。男性物は普遍的なデザインの良さ（曲線よりも直線的な）が求められますから。(ちょっとボトルがアンバランスなんですよね)それと、気合いを入れて発売直後、販促活動をすると思いますが、商品のサイクルから考えると、発売直後と半年後の７月・８月に大々的なキャンペーン展開していった方がより息の長い商品になります。（例えば夏のキャンペーン時にライジングウェーブのチューブサンプルをつけるだとか、雑誌に香りの見本をつけるだとか）その前提としては、口コミがどれだけ浸透しているかにもよりますが。更に付け加えると、発売当初は男性物でありながら、女性に訴えかける戦略。これも忘れずに。既に日本人に受け入れられる香りは、分かっていると思うので、その商品をどこまで使い続けていただくか。言い換えれば、どこまで店で展示してもらえるか。キーポイントです。「ジャンヌアルティス　ブンブンマスカット＆ブンブンシャボン」【感想】この商品は、見ていて安心できますね。ジューシーなフルーツ感いっぱいのマスカットと万人に受け要られやすい石鹸の香りシャボン。イメージ通りの香りです。ネーミングもわかりやすく、数多くある香水の隙間を狙った商品開発はすばらしく思います。売れる売れないに関わらず、香水売場担当者は、品揃えの一部として忘れてはならないはずです。ここでメーカーさんに提案したいのは、ジャンヌ＝安物と言うイメージがあるので、このイメージを払拭すべく、ブンブンと言う一つのブランドを作ってしまうやり方。ブンブンコーナーを作る事はもちろん、ショッパーまで付けて、よりブランドチックに仕上げてみてはいかがでしょうか？上記以外にもいろいろ試してはおりますが、持ち帰った資料及びムエットが揃っているもののみ書き出しました。なお、※印がついている商品は当店で扱うか止めるか悩んでいる商品です。従って日記自体書かないかもしれませんのであしからず。先にこの商品について情報が欲しいと言うリクエストもあったら、書き込みして下さい。できるだけ要望にはお答えしたいと思いますので。それと「ジバンシィ　パイ」がこの様にパッケージが変わりました。これで、比較的安定供給になりそうですね。と言う事で、これからの日記をお楽しみに。本日はここまで。

  2005.02.20

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  本日の香水　突然の入荷「オールオブミー　インハート」

  再開を楽しみにしていた皆様お待たせしました。やっと出張報告も書き終わり、体制が整いました。お休みしていた間でもかかわらず、たくさんのアクセスをいただきまして誠にありがとうございます。本日の日記から再開していきますが、面白そうなネタは確保してきたので、香水好きな方、もしくは、商売となされている方は楽しみにしていてください。地方に住んでいる私にとって、久しぶりの都心への出張となるわけですが、興味半分迷子になった割合半分と言ったところでしょうか。それにしても、筋肉痛になるくらい歩きましたね、都内では。足がむくんでパンパンになりました。車社会に慣れ親しんでいるためか、運動不足を露呈しまい、通販の健康器具でも買わなければと考えてしまいますね。話し変わって、ルイヴィトンの国内定価が上がりましたね。また,エルメスの日本国内定価も３月１日上がるようなので、海外からの輸入品は軒並み上昇しつづけております。香水も輸入品な訳ですから定番品を中心に上がりそうな気配を見せています。何度もお伝えしていると思いますが、今回の値上げの背景には、原油価格の値上がりによる輸送コストの増加が主な要因と考えられております。しかし、原油価格が比較的安定してきた現在では、この値上げも一時的なもので、ドル安とユーロの安定により、また仕入価格が元に戻るのでは？と予測している人もいます。どうなるか分かりませんが、海外の定価が上がっているバーバリーなどは今後も要注意しながら見ていった方が良いかもしれません。一方、昨年秋頃の新作がぼちぼち下がり始めております。一番良い例だと「グッチ　エンヴィミー３０ｍｌ」既に売価で３,０００円切ってますはじめたので、今後更なる価格競争による値下げ合戦を期待しております。と言うことで、本来であれば、昨年１２月頃に発売予定だった商品が、１月にずれこみ、結局２月なってようやく入荷してきた「エステルデバルローズ　オールオブミー　インハート」をご紹介します。トップ：グレープ・ペパーミント・ブラックカラント・ラズベリー・グレープフルーツミドル：ブラックシュガー・マグノリア・ジャスミン・スズラン・ローズラスト：ムスク・アンバー・シダーウッド解説：何故か「インマイハート」と勝手に覚えてきたこの商品。正式には「インハート」でした。たいへん失礼しました。一番初めに皆さんの目に止まったのが、香水図鑑からでしたが、私自身も気になり、いろいろと調査してみても中々分かりませんでした。その後半ばあきらめていたところ出張前に突然入荷しました。オールオブミーのシリーズを考えていくと、何故ハートのボトル？と思うかもしれませんが、写真で見るのと実物のギャップは、結構感じると思います。ハートと言うよりは古代に使われていた石器みたいな形で、手に収まる感じと言うか、妙にグリップ感が良いですね。香りは、トップではファンタグレープを想像していただくと分かりやすいですね。ぶどうの瑞々しさと切れの良い甘さ・酸味が印象的ですね。やがて、トップのグレープの印象を残しつつブラックシュガーや淡いフラワーの香りが柔らかく香ります。イメージとして、エンジェルハートとオールオブミークリスタルの中間を埋めるような感じですが、その戦略がうまく行くかどうか。話題性があった分今回の入荷遅れは痛手にならなければと言う気がします。香り自体はこの春十分使えそうな気がするので、周りでエンジェルハートばかりつけているから何か違うのと言うお探しの方には、この商品も視野に入れてみてください。本日はここまで

  2005.02.19

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  本日の香水　「アレッサンドロ　デラクロア　マン」

  昨日が日曜日とも重なった為、本命へのプレゼントを渡してしまったという女性の方も多いのではないでしょうか。男性陣と言うのは単純なもので、「こんな行事なんてどうでもいいや」なんて言っていても内心期待しております。いつ渡されてもいいように朝から気合を入れて、普段顔すら洗わない人が入念にシャワーまで浴びて来ますからね。たいしたものですよ。こちらの日記に関しても、バレンタインデー用メンズ香水特集を本日の日記で一応一区切りです。なお、明日から３日～４日間作者出張のため日記を書くことができません。再開後は、出張レポートから書き始めたいと思いますので、楽しみに待っていてください。（デジカメを手に入れたのできっと活躍してくれるでしょう）と言うことで、メンズ用香水をずらずら書いてきましたが、何故か最後に選んでしまったのが、こちらの商品。名前が長いので覚えずらいかもしれませんが「アレッサンドロデラト－レ　マン」を本日はご紹介したいと思います。トップ：グレープフルーツ・ベルガモット・レモン・マンダリン・オレンジフラワー・パイナップル・マリーゴールド・シーブリーズミドル：クラリセージ・カルダモン、カーネーション・ゼラニウム・ジャスミンラスト：シダーウッド・サンダルウッド・カシミアウッド・ムスク解説：ここ最近のメンズ香水にはグレープフルーツをトップに入れたものがたくさん増えてまいりました。この商品もトップからグレープフルーツの酸味が印象的ですが、少し大人っぽい渋さがあります。グレープフルーツを中心に、ベルガモットやレモン等のシトラスフルーツが弾けるようにトップを飾ります。次第にスパイスとフローラルの香りが合わさり、男が持つ優しさを表現するように漂います。ラストはリッチでムスクとウッディが溶け合い、大人の魅力を引き上げます。ボトルのブルーからイエローに続くグラデーションは美しくしいのですが、キャップがダサいです。（この辺を改良して欲しいですね）サイズは、２５ｍｌ・５０ｍｌ・１００ｍｌとありますが、購入する時は、５０ｍｌ以上のものを買うことをおすすめします。２５ｍｌだと寸足らず、まるでトラベル用です。（持ち運びには便利ですが･･）男性客が多い店の場合、置いてあるかも知れませんが、普通の店ではあまり見かけません。某カウンターでは、今でも売上２位との事なのですが･･･百貨店向きなのかもしれません。ふんわりサッパリしたメンズ香水を贈りたいと考えているなこちらの商品も参考にしてみて下さい。本日はここまで。

  2005.02.14

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  本日の香水　「某店ジャンヌアルティス　メンズ限定売上ベスト10」　後編

  本来であれば昨日の日記ですべて書くつもりでしたが、一つ一つコメントを考えていくと時間がかかりすぎたので２回に分けました。何しろ前編だけで２時間かかりましたからね。正直な話、前編の内容は、この日記を見ていただいている方にとって満足いかなかったのではないでしょうか。書いている本人ですら、本当に見てもらいたいのは、こちらの後編であり、小売店の品揃えと言う意味でもこちらの方を興味もって欲しいと思います。販売と言う行為は、ビジネスであり、ビジネスは数字が全てを物語ります。仕入れをしている私たちは、コンスタントに売れる商品を仕入れ、在庫過多にならないよう細心の注意をはらい、そして、売り切れと言うチャンスロスを無くすのが目的で仕事をしております。ジャンヌアルティスにしても、売れているなと感じるのは上位何アイテムかのみで、後は品揃えをするかどうか在庫の問題、展示スペースの問題を考えながらその店が判断します。これからご紹介していく商品は、各お店の判断材料の一部となればという気持ちで書いておりますので、御参考下さい。昨日の話に戻りますが、バレンタインデーにチョコ＋αと考えた場合、個人的に提案したいのがジャンヌアルティスの香水と言うところまではお話したと思います。価格もさる事ながら、容量が多いというのも魅力の一つ。一度気に入れば、しばらく同じ香水しか使わない男性が多いですから、贈る側としても慎重に選びたいですよね。と言う事で昨日の続きから。第６位　セクシーボーイアナザドリーム※シトラスグリーンの香り２００４年限定のアナザドリーム。やっぱり冬場になるとこの爽快感は、寒さを増します。商品的にはクールウォーターや、ジバンシィプールオムブルーレーベルなんかと香りの方向性が似ており、汗ばむ季節に丁度良い感じです。メーカー在庫が切れるまで商品の供給はまだあるようですが、日本限定と言う事もあり、無くなったら最後、二度と手に入らなくなります。定番にしても良いと思うのですが、メーカー曰く限定と言うのがより購入意欲をそそるのだとか。マリン系統の爽やかな香りが好きな男の子にオススメです。第７位　JS※ セクシーで都会的な男のフレグランスクールでセクシーな男の魅力を掻き立てると言うコンセプトを持つこちらの香水は、ジャンヌの中でも２０代中盤以降に合うような香りです。しなやかなスパイスとアクセントの甘さが柔らかく香り、いつもとは違う一面を出す時に良さそうな香水です。ちょっと軽い感じもしますが、セクシーさを醸し出すというコンセプトには合っていますね。第８位　アンダーコントロール※ デキる男のスマートスタイル近くの店に並んでいないと言う理由なのかどうか分かりませんが、ともかく、この香水が第８位に食い込みました。クール＆スパイシー。上記「ＪＳ」とコンセプトは似たり寄ったりですが、香りは別物です。無口で多くを語らない、それでいてソツのない機敏な動きを表現するこちらの香りはトップから回りを包み込むような感覚を覚えます。次第にテキパキ動くその動作にあわせ、シトラスの爽やかな香りが漂います。男から見ても格好良い物静かな男性に贈ると良いでしょう。第９位　ジーンズトニックメン※洗い立てのジーンズに似合う香り結構やめてしまったお店も多いかもしれませんが、それでも愛用者は多数おります。香りに関しては、カジュアルなフローラルウッディで、取り分け特徴が無い分、万人受けし易い香りです。ボトルは個性的で下半身をそのままデザインにして、スプレーもジーンズのボタンにするなど、こだわりが感じられます。価格も比較的安いところから、１０代の若い人たちに受けていると思いきや、意外にリピートするのは３０代の方が多いです。第１０位　コットンクラブ※クラブで目立とう!ムスク＆バニラバニラ＆ムスクと言うのは、セクシーボーイと一緒ですが、こちらの方が大人っぽく、高級感があります。落ち着きのあるラベンダーや深みを増すウッド系が、大人の男を強調しておりますね。ライバルは、ジバンシィπあたりといい勝負しそうです。当店では、この商品まとめ買いをする方が多く見受けられ、一度はまったら抜け出せない香りのようです。購入層は、２０代後半から４０代くらいの方が多いように思います。という具合に書いてきたメンズ限定ジャンヌアルティス　ベスト１０。いかがでしたでしょうか？このような企画じみた日記を機会があれば書いていきますので、今後とも宜しくお願いいたします。最後に「気持ちは形では伝わらない。言葉に出してつき進むと自然と道はひらける」という言葉を残して本日はここまで。

  2005.02.13

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  本日の香水　「某店ジャンヌアルティス　メンズ限定売上ベスト10」　前編

  バレンタインデー目前と言うこともあり、香水を贈りたいと思っていても価格と香り＆バリュー感を兼ね備えたものって中々難しいですよね。チョコ+もう一品とすると２,０００円ぐらいで抑えたいと思う女性も多いはず。しかし、あまり容量の少ないものを贈っても喜ばれないだろうし、かといって、ぜんぜん無名の香水を贈って使われないのも癪に障るし、そのように考えていくと商品は絞られてきます。そこで提案したいのが、ジャンヌアルティスから一品選べば全て丸く収まると思い、本日と明日は私の店の昨年（２００４年１月～１２月集計）一年間のジャンヌアルティス　メンズ限定（ユニセックス含む）売上ベスト１０を書きたいと思います。※なお当店は、ジャンヌアルティスに関して、H2EAU以外国内発売されているものは全て取り扱っております。J’アルティス　メンズ　２００４年　ベスト10（本数ベース）第一位　セクシーボーイ中・高校生から年配者まで、全ての年代を越え男性に人気の商品。千円お釣が来る店も多々ある事から価格破壊の代名詞的な商品です。ライバルはサムライと言ったところでしょうか。爽快なミントと甘いバニラ、セクシーさを強調するムスクが合わさり、気分はマリンスポーツ真っ只中と言う感じでしょうか。ちなみに海外ではセクシーボーイの前身？があるようです。（パッケージデザインからして、ちょっとレトロな感じはしますが、香りを試してみたいですね）第二位　CO2スカイレーベル※ 晴れた日の澄み渡る青空をイメージこの商品をメンズに入れて良いかどうかわからなかったのですが（女性ばかりに売れるもので）一応ユニセックスなのでランキングに入れてみました。ライトブルーなどのイメージを意識しているようなオゾンノートの香り。クセの無い柑橘系のフレッシュさが女性に受けているようです。男性へのプレゼントとしては少々軟弱かもしれませんが、二人で一緒のものを使うと言うのも良いかもしれませんよ。第三位　セクシーココナッツ※南国を感じさせてくれるココナッツフレーバー夏の夕焼けが何故ココナッツなのかわかりませんが、やっぱり夏場を中心に着実に売れております。日焼けした男の肌を思い浮かべる方も思い浮かべる香水は、色白の人ももちろん若い方を中心に人気があります。ココナッツのベースにバニラの甘さがミックス。車の芳香剤のような香りなのでちょっとくどい甘さかもしれませんが、はまった人は、半永久的に使い続けるでしょう。第4位　CO2プールオム※人気NO1のマリン系フレグランスジャンヌアルティスを世に知らしめた商品。シトラスの爽やかさがシャンプー後の香りに似ています。甘さも控えめで爽やか。これまた、老若男女問わず絶大な人気を誇ります。この香りを嫌いという人はいるのでしょうか？と思うくらいの万人受けの香りなので、普段香水をつけない人にプレゼントとして良いかもしれません。第５位　ロッキーマンシルバー※シャープ＆セクシーなアロマ系香水本格的なメンズ香水がやっと出てきたと思った人も多いかも知れませんが、女性の方も愛好者が多いです。ツンとしたすっきり爽やかフゼアフレッシュの香り。（エタニティーフォーメン・エゴイストプラチナナムをイメージしていただくとわかりやすいかな）ロッキーマンシリーズの中で一番最初に日本に上陸した意味もなんとなくわかります。ちなみにこのシリーズ、今のところ３種類（ロッキーマン・ロッキーマンシルバー・ロッキーマンブラック）日本上陸しておりますが、この他にロッキーマンブロンズなる商品もございます。見る限りだと男っぽい気がしますが、どんな香りなんでしょうか？一度こちらも試してみたいものですね。と言う具合に、ベスト5までが本日の日記分となります。もうこの辺は、香水好きの方ならば抑えていると思いますが、明日は６位～１０位までをご紹介。「えっ！」と思う商品が入っているかもしれませんのでお見逃し無く。本日はここまで。

  2005.02.12

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  本日の香水　「ドルチェ＆ガッバーナ　プールオム」

  バレンタインデー目前と言うこともあり、漠然とメンズの香水を探しにくる女性のお客様が結構いらっしゃいます。お店側の立場としてはできるだけ相手に喜んでいただける物を選んであげたいのですが、何の情報も無くおすすめの香水と言っても難しいものです。せめて、いままで使っていた商品だけでも教えていただけるととても助かるものですが。周りの人があまり使ってなさそうな香水って言うのも困りますね。あなたもそして贈る相手の人も全く知りませんから。たぶん言いたいことは、マニアックな香水なんだろうなと思いつつ、近辺の競合店で扱っていない商品を出すと、「これではない」みたいな目つきをされ、挙句の果てにサムライなどのメジャーな商品を選ばれて行かれます。日本人て難しいですね。ちょっと前までは、有名芸能人愛用みたいなことを言って、適当に商品を選んでおりましたが、最近は通用しなくなりましたからね。と言う事で、かつては椎名結平さん・堂本剛さん愛用などといってちょっと古くても注目を浴びた「ドルチェ＆ガッバーナ　プールオム」を本日はご紹介いたします。トップ：ベルガモット・マンダリン・オレンジネロリ・レモンミドル：ラベンダー・サルビア・カルダモン・ペッパー・エストラゴン・タラゴンラスト：サンダルウッド・シダ・タバコ・アイリス・ムスク・トンカビーン・クマリン解説：発売当初、賞レースを総なめしたことでも有名な商品ですが、最近ではあまり店頭で見かけなくなりました。その当時では珍しいファブリックを使った高級なパッケージをあしらい、ボトルはモダンかつクラシカル。矛盾かもしれませんが、そんな雰囲気を醸し出しております。ウッディスパイシーが演出する男の香りは、トップからベルガモット・マンダリンの香りが、男らしさを強調。次第にラベンダーやカルダモンが、躍動感・軽快感を与え、ラストはタバコやムスクなどがセクシーさを与えております。仕事と休日。言い換えればオンタイムとオフタイムの間にある香水のイメージがするので、不精な方にはもってこいかもしれませんね。年齢的には３０歳以上の男性につけてもらいたい、丁度脂が乗り切った魅力を更に引き上げるそんな香水のような気がします。なお、外国の方には未だ絶大な人気を誇るので、もし、外国の方にプレゼントを考えている場合、必ず検討材料の一つに入れてみてください。本日はここまで。

  2005.02.11

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  本日の香水　４月２日発売「ジャンヌアルティス　ブンブン　マスカット」＆「ブンブン　シャボン」

  ファッションからコスメのカテゴリーに換えたところ普段、多くの方々が訪れていただいて誠にありがとうございます。本日あたりから「エスカーダ　ロッキンリオ」が出荷可能となる業者が数多く現われ、価格の出し合いとなっているようです。少し前の日記にも書きましたが、始めから３０ｍｌ　２,０００円を下回るネットショップは現われそうです。また、５０ｍｌはこの調子で行くと２,８００円以下かな？どこが仕掛けてくるか見ている限りだと楽しいです。大体目星はつきますが･･･ちなみに、来月なったら安定供給するはずなので、一番安いショップが売り切れたとしてもご安心下さい。但し、オリジナル手提げ袋までは付かなくなると思いますが。そんなことはさて置き、来週の展示会＆発表会に行ける事となりました。良き理解者を上司に持って非常に感謝しております。その会場では既に日記で書いた「ＣＫ―ＯＮＥサマー２００５」や「エタニティサマーフレグランス」等も展示するとの事なので、会場内の様子を交え日記でご報告したいと思います。又、別会場ではこちらも新作発表会があるとの事なので楽しみですね。と言うことで本日ご紹介する商品は、その新作発表会の中でも一番人気を集めそうな「ジャンヌ　アルティス　ブンブン　マスカット」と「ブンブン　シャボン」をご紹介いたします。「ブンブン　マスカット」発売日　平成１７年４月２日　日本国内定価　ＥＤＰ/ＳＰ１００ｍｌ　￥４,０９５　日本先行発売トップ：グレープ・カシス・レモンミドル：フリージア・ローズ・スズラン・カーネーション・ピーチ・アップルラスト：ジャスミン・アンバー・ムスク「ブンブン　シャボン」発売日　平成１７年４月２日　日本国内定価　ＥＤＰ/ＳＰ１００ｍｌ　￥４,０９５　日本先行発売トップ：ベルガモット・スイレンミドル：ロータス・ローズ・スズランラスト：ジャスミン・ムスク解説：こちらの商品もサンプル等がまだ届いていないので、仕入担当者の話としてご覧下さい。「今回発売の新作ブンブンは、ネーミングそのまんまの香りです。ジューシーなマスカットをイメージしたブンブンマスカット。もぎたてのマスカットの熟した甘さは、上品で透明感のある香り。ブンブンシャボンの方は、ほのかで清潔感溢れる香り。シャンプー後の残り香とイメージしていただければよいでしょうか。どちらも女性に限らず男性にもつけてもらいたいですね」今回発売する２種類は当店従業員の間でも評判は良いです。価格的にも買いやすいと思うので、思い切って２本同時に買ってみてもよいかもしれませんよ。なお、次の発表会で詳しく感想も書けると思うので、乞うご期待あれ。本日はここまで

  2005.02.10

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  本日の香水　2月10日発売　「ブリトニースピアーズ　キュリアス」

  楽天市場を毎回ご覧いただいている方だったらお分かりかもしれませんが、この香水と言う分類は今まで、「ファッション」と「美容・コスメ」の両方のカテゴリーに属しておりました。しかし、この度楽天市場では、「美容・コスメ」というカテゴリーのみに香水を統一したようです。当ブログに関しても、今までファッションと言うカテゴリ－に属しておりましたが、美容・コスメという方にカテゴリーを移しましたので、これからは、そちらで更新をご確認ください。店頭でお客様を接客していると、お客様から「どうして、この店は安いの？」と聞かれる場合があります。その時はだいたい「うちの店は利益削って販売しておりますから･･･」または「企業努力です。」等と適当にごまかしますが、実際自分の店を第三者の目で見ると、利益取っているものは取っているし、もちろん、利益度外視しで、安値に走っているものもあります。たぶんその雰囲気が、この店は安いとイメージづけられているのだなとも思います。ことネットショップに目を移すと、「この店は安い・香水買うならこの店」と皆さんもイメージしている店があると思います。しかし、私が見る限り、全品がどこよりも安い店は無く、印象としてはこのブランドの商品が安いと言うイメージを受けることはあります。例えば「ブルガリプールオム」を検索して価格が安い店を探すのではなく、「ブルガリ」を買うならここだ。と言うように単品を見ず、そのブランド全体を見ながら店選びをしていった方が、良い気がします。新作に関しても、その店が例え他店より入荷が遅れていても、きっとあなたを裏切るような価格はつけないはずですので。ということで、うちの店では、ずっと様子見をしてきた商品が昨日入荷してきたので、本日は「ブリトニースピアーズ　キュリアス」をご紹介いたします。トップ：ルイジアナマグノリア・洋ナシ・蓮の花ミドル：シクラメン・チュベローズ・ジャスミンラスト：バニラムスク・サンダルウッド・ブロンドウッド解説：この日記に初めて登場したのは昨年10月。当初弊社輸入業者に「探せ！」と言う目的で写真を掲載したところ、昨年末登場しました。その時に買うどうするか迷いましたが、１００ｍｌのみの入荷で、しかも、売価７,０００円前後の価格になるのでパスしました。その後、日記でも書いたように、この度ようやく日本国内で代理店契約が決まり、この度正式に発売となりました。ブルーのクリスタルなボトルに入ったブリトニーの香水は、見る人の好奇心をそそります。香りの方はというとトップから木蓮が中心となり洋ナシの瑞々しさ、蓮の花のふくよかさが合わさり、純粋さを表現。次第にチェベーローズがベースとなったロータスフラワーとシクラメンの新鮮な花束が透明感と、さりげなく大人の魅力を表現。ラストは、それほど甘くないバニラムスクとサンダルウッドによりかわいらさが満ち溢れます。香りのプロデュースがエリザベスアーデン社だけあって、繊細で絶妙なフローラルブーケを作り上げております。バレンタインデーにデートを考えている女性の方へ。デートの前に、この香水をぜひ試してみてください。きっとあなたの魅力が最大限に引き上げられるでしょう。本日はここまで。

  2005.02.09

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  本日の香水　祝1万アクセス突破記念　「クリスチャンラッセン　ライジングウェーブ」

  知らない間に1万アクセス到達してしまい。皆さん本当にありがとうございます。書き始めた当初は、何について書こうか結構悩んでおりましたが、最近になって、ようやく書き方も統一されて見やすくなったと、感想をいただいております。これで少しは、皆さんのお小遣いの節約に役立てたのではないでしょうか？話をかえて、２月は小売業にとって厳しい月です。３月～４月買い替えの時期に当たりので財布の紐が硬くなるし、気分的にまだ春物を買う雰囲気にならないので、購買意欲が落ち込む月なのです。各メーカー側はそのことを知ってかどうかいろいろと展示会などを行います。本日は、１万アクセス突破記念として、来月か再来月に発売する「クリスチャンラッセン　ライジングウェーブ」をご紹介いたします。 トップ：レモン・エレミ・ラベンダー・パイナップルミドル：ゼラニウム・ナツメグ・カルダモン・クラリセージ・マリンエッセンス・パブリカラスト：シダーウッド・オークモス・オリバナム・アンバー国内価格：50ml　税込4,500円／100ml　税込5,500円～メーカー商品案内より～ボトルイメージ：力強い海、深い海のイメージを象徴的に用いて、青のグラデーションにこだわりました。生命の源である海の色は太陽や月の光を受けて様々な表情を見せるので、ボトルの色も単一的にならないようにエメラルドグリーンから濃紺へと動きのある青色の流れを作りました。エメラルドブルーから濃紺へと動きのある青色の流れは、力強い海や深い海、太陽や月の光を受けて様々な表情を見せる海を表現した。 香り：爽涼なイタリアンレモンと瑞々しいルブロンラベンダーが奏でる、自由な爽快感。次第に、躍動的な自然の息吹を感じさせるマリンエッセンスと、危ういほどセクシーなシプレが響きあいながら、追いかけてくる複雑な重層感。そしてラストには、不要なものを排したアンバー、ムスクが残響の如く心の内面に共鳴し、刻み込まれていくバイヤーズアイ：まだ香り自体試せてはおらず、今度の新作発表会の時に香りは試してきてみたいと思います。もうすでに原宿の「ICI」というところでは、発売しているようで、２月には丸井の１９店舗でも発売しているところから、すでにお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。ボトルデザインだけを見ると無難な感じですが、それなりに高級感もあります。パッケージは（箱）はラッセンの絵なので店頭での目立つのは間違いないでしょうね。感じの香りですが、香料だけ見ると何とかマリンやクールウォーターなどと似ていると思いますが、これは実際の報告待ちということにさせて下さい。ネットショップ・ディスカウントへの出荷が３月で、多分店頭５０ml　２,９８０円程度と思われます。雑誌などに数多く掲載される予定なので、皆さんの目に触れるケースも多いかもしれません。３月の新作自体もそれほど話題性があるものが今のところないので、メンズフレグランスという意味では「ブルガリ　アクア」と一騎打ちのような感じですね。個性的な香りではないようなので、長続きしそうはないですが、夏場に向けてはよさそうで、この春新しい香水に変えようと悩んでいる男性にはひとつの選択肢かもしれません。（５０ml１，９８０円で売れたらもっと長続きするような…）本日はここまで

  2005.02.08

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  本日の香水　「グッチ　プールオム」

  もはやバレンタインデーと言えども、企画自体がしらけてきたような気がします。元々そのような風習が無かったのに、企業側が策略を建てたのがそもそもの始まりですからね。先日の節分の恵方巻にしても、元々は関西のみの風習が、各企業側が太巻き売りたいから全国区に広げたようなもので、素人目で見ても判ってしまう所がちょっと悲しいです。しかし、あれだけＴＶコマーシャルなんかで見せつけられると、幸福が呼ぶには太巻きを食べなきゃいけないような消費者心理をついた企画と言えるでしょう。もっとも、太巻きを食べたくらいで幸福になれるのだったら誰もが幸せだと思いますし、太巻きを買わなければならない家計の出費の方が、よっぽど不幸のように思われますが･･･。「不幸の上に幸福が成り立つ」とどこかの哲学者が言っていたような。バレンタインデーにしても同じようなもので、皆さんが「意味が無い」と言うことに気づき始めているような感覚に襲われます。と言っても販売のチャンスを狙わなければならないのが企業としては鉄則ですので、本日はメンズ物の定番的な香り「グッチ　プールオム」をご紹介いたします。トップ：ホワイトペッパー・ピンクベイ・ジンジャーミドル：パピルスウッド・オリスウッド・べチバーラスト：アンバー・乳香・レザー解説：百貨店めぐりをしてきた時にいろいろと見てきた中で、バレンタイン向けに試してみたのがこちらの商品。ようやくここに来て価格が3000円前後で並べられるになってきたので、周囲の反対を押し切って仕入れてみました。個人的には、ここ数年、人気が薄かった「オリエンタルスパイシーウッディ」調の香りですが、ここに来てニコスフォーメンなどの登場により男性の人気が復活ししつつあるように思います。香水のコンセプトとしては、グッチオーデパルファム1のカップリングとして、古くからある商品をリニューアルしたようです。形と言い香りと言いオールドグッチですよね。レザーの香りを中心に、ジンジャー・ホワイトペッパーで男のスパイスさを強調。パピルスウッド、オリスウッド、ベチバーがミステリアスなセクシーさを創りだしております。アラミスやダンヒルのような香りに奥行きがない分、普段使いは良さそうです。但し、男子用に偏りすぎた香りなので、普段香水をつけない人にはちょっと厳しいかも。目安としては、ＣＫ－ｂｅあたりを使っている人がワンランクＵＰを考えている時に丁度良いくらいですね。たまには、男らしく、たくましく、そんな気分の時に使ってみてください。本日はここまで。

  2005.02.06

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