ピアノ教材今昔☆オルガンピアノの本
子供の教則本『オルガンピアノの本』(Yamaha)がリニューアルされました音符の大きさ、見やすさ、中央のドから始まりヘ音記号も最初から学習できる・・・など総合的な使いやすさから、これまで主にこの教材を採用してまいりました。ただ、この教材が生まれたのは1957年。その後、特に改訂されることもなく約50年が経過しております。そのため、挿絵は古くさくて今の子供たちの感覚にはちょっと合わないのがたまに傷でした。ですので、今回のリニューアルは大変ありがたいです。例えば、第1巻(全4巻)の最初の曲「おつかいありさん」手前が新版です。エプロンなんかつけちゃって、かわいい女子アリになりました。他にもト音記号とヘ音記号にまたがっていたメロディーラインが1段にまとめられたり、と細かい工夫がなされています。旧版では「れんしゅうきょく」と味も素っ気もなかった曲にもタイトルがつけられ、ほとんどの曲に歌詞がついているのもよいです。また、先生と一緒に連弾できるようにパートが書き加えられている曲もあって、アンサンブルを通して音楽の楽しみを知る助けになりそうです。これで子供たちのレッスンもより楽しくなりそうです