ルーブル美術館展☆地中海 四千年のものがたり
東京都美術館にて開催中。パリのルーブル美術館へ行ったのはかれこれ15年くらい前のこと・・・。『「地中海」をテーマに、西洋と東洋を結ぶ地中海世界の四千年におよぶ歴史的・空間的な広がりを、ルーヴルが誇る200点を超える収蔵品で展観する』(HPより)この展覧会。200点も日本に来ていただき、ありがたいことです。しかし、ルーブルの奥深さったらどんだけ。これまで余りギリシャやエジプトの古代美術に興味を持った事はないのですが、ハンニバルが象に乗ってアルプスを越えた話や、ゼウスに誘拐されるエウロパの名前がヨーロッパの語源になった話など興味深いことが沢山でした。地中海で、長い時間をかけて様々な文化が複雑に絡み合って来たんですね。この度の注目は「アルテミス、通称 ギャビーのディアナ」なんでも、1808年にルーヴルに収蔵されて以来、初めて館外に出品されたとのこと。もちろん、日本初公開。見上げるほどの大きさでした。衣服のドレープがとてもきれいで繊細でした。