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もうあれから12年・・・時の経つのは早いものです・・・ 義母は糖尿病から腎不全を併発して晩年は腹膜透析をしていました 長い間年に1~2回ほど入退院の繰り返しでした そのため入院の度にまだ小さかった息子や娘は幼稚園バスの送迎など友達ママさんに頼んだり 帰って来るまで預かって貰ったりその都度お世話になったものです そして子供達も物心付いた頃から病院にお見舞いに行っていました その頃は必死だったので全然気が付かなかったですが…。 今から思えばそれは子供達にとって特別な事ではなく ごく自然な事であり生活の中の一部の出来毎であり この事はこれからの子供たちの人生にとって影響を与えてくれる 大切な事だったんだなと思っています 臨終の時も普通個室に変わったりするものだと思っていたのに…。 変える事もなく他の患者さんがいる部屋で永眠しました その時は他の患者さんはショックだろうになんで~って思いました でも・・・亡くなった後看護師さんがその場で丁寧に身支度して顔や髪も整えてくれると 同じ部屋の患者さんが見に来て 「とっても穏やかで綺麗な顔」っておっしゃってくれました その時今まで一緒に闘病していた人がどんな最後だったのか判らない不安のままよりも 死とは特別な事でなく自然で当たり前の事って判ったほうが きっと安心出来る事なんだろうなって思ったものでした・・・。 何を綺麗事言ってるのっって怒られてしまいそうですが…。 その時はそう納得する事で自分がおおいに救われたし・・・。 そして義母の死で自分の人生観や死に対してかなり影響を受けました そんなチョッピリ忘れていた事を思い出した十三回忌でした~ アッ それから生きてる頃は・・・。 「なんて嫌な婆さん」とか思った事は数知れず・・・ それが・・・時がたつと嫌な事は忘れて良い思い出しか思い浮かばなかったりして そして今では義母が言っていた事が理解できるようになったり 同じような事をしたり言ったりしている自分に苦笑いしている今日この頃です~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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