|
カテゴリ:ネコ
その前日昨年の末にお友達ブログのPurigeさんより紹介された 里親詐欺事件の放送がNHKで放送されました 2010年1月9日(土曜日) NHK総合『追跡!A to Z』 午後10時~10時45分 追跡!A to Z」 なぜ繰り返される ペットの悲劇 見ました・・・。。。 怒りというより心の底から湧いてくる救いようのない恐怖とやるせなさを感じました・・・。 里親詐欺事件を取り上げる内容だと思っていたら 日本のペット事情のあまりにも卑劣で残酷な現状の数々の放送されなければ 知らなかった出来事ばかりでした 紹介された全ての内容見ていて耐えがたいものばかりでしたが…。 その中でも凄く衝撃を受けたのが個人がペットに虐待する事よりももっともっと許せない事・・・。 それは命を売り物にして膨大な利益を得ているペット業界の非道な現状 「子犬工場(パピーミル)」と称して人気のある犬種を集めて死ぬまで 何度も何度も帝王切開を繰り返し 一生ブロイラーを育てるような狭い檻に閉じ込めて子供を産ませるシステム・・・。 その映像の中で檻に入れられ数多くの狂ったようにおかしくなった犬が映し出された時 許せない怒りと同時に恐怖を覚えました 今でもその映像が目に焼き付いて離れません これは他の国の事でなく日本の現状なんです 何故「子犬工場」かというと今のペット事情がそうさせているんです ペットを買うんだったら(あえて飼うじゃなくて買うと記します) やっぱり可愛い子犬子猫の方がいいという飼い主の志向が影響しているようです 本来犬は生後8週間は親と一緒にいなければこれから育っていく中で 大事な性格・情緒などが育たないとの事でした 日本はその8週間が待てなくてそんなことは関係なく生後間もない子犬や子猫を ペットショップのガラスケースに入れて売っているのが当たり前の事・・・。 そしてそれが当然当たり前で可愛いだけだからと言って買う消費者 (飼い主でなくあえて消費者) そして成犬になって可愛くなくなったから捨てるという悪循環の繰り返し・・・。 ペット業界だけが悪いではなく自分自身を含めて個々の責任でもあると思います ドイツは犬の殺処分が0%だそうです~ 何故かというと厳しくかつ綿密に法律が定められていてペットショップでは犬や猫の販売は禁止されていて法的基準を満たしたブリーダーのみから購入する事が出来るシステムになっています。 必ず生後8週間は親犬と共に育てられ 飼い主となる人も何度も飼われる犬と接触してスキンシップを行い ブリーダーがOKを出した時点で飼い主となれます。 それが当たり前の事で子犬を求める人はいません 保護された犬も当然のように新たな飼い主を探したりそれでも見つからなかったら 広くて清潔で良い環境の施設で一生保護されます そんな羨ましいドイツを思うと~ 更に日本の現状・・・。本当は発展衰退国ではないのか と やるせない気持ちになってしまいます~ でも そんな失望感たっぷりの日本でも・・・。 “熊本市動物愛護センターでは処分を依頼する飼い主に対し強い姿勢で意識改革を促し やむなく引き取った犬については 市民団体との連携によって「里親探し」を行い一匹でも多くのペットを救うよう努めてきた” と 真剣に取り組んでいる熊本市動物愛護センターの状況を取り上げていました 保護した犬を積極的に譲渡会を頻繁に行い里親を探し殺処分0%を目指す取り組み その中で成犬で保護され初めは問題行動のあった犬“イノキ”が動物愛護センターのスタッフの愛情を受けて人懐っこい本来の姿に戻りました でも・・・。何十回の譲渡会でもやっぱり子犬人気で里親に巡り会う事は出来ません そんな一生懸命取り組んでいる熊本市動物愛護センターもそろそろ満床になって来て 殺処分しなければならなくなってきているそうです 放送された事で愛嬌のある人懐っこい“イノキ” 良い里親さんに巡り合えると良いなと切に願います このような内容の番組を放送してくれたHNKにはとっても感謝するとともに再放送する事を願います それと同時にもう少し子供達や多くの人が見る事のできる時間帯に 放送する事が出来なかったのかと残念に思いました それにしても自分の利益ばかりで内容の無いくだらない しかも同じ顔ぶれのバラエティーばかり垂れ流している民放・・・ こういう内容にも真剣に取り組んで欲しいです 今日は成人の日で在ると同時に 1月11日なのでワンワンワンで犬の日だそうです 犬の代わって吠えてみました~ ↑ ぽちっ♪よろしくです~(*^_^*)♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ネコ] カテゴリの最新記事
|