風　葉　箱

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• 夜の郵便局

  半年がかりで準備したイベントが無事？終了。ここ２ヶ月ばかりは、本当に一心不乱に取り組みました。我ながら、よく頑張るな～と感心するほどの頑張りようでしたがどうしようもない粗忽者ゆえ、本番になってミスの連発。身も細る思い、生きた心地のしない日々でした。(ストレス肥り？まったく痩せませんでした…)やっと、やっと終わったのですが、ほっとする暇もなく残務処理です。礼状、決算、記録等々、山のような仕事にくらくら…それでも、切羽詰った悲壮感だけはなくなったのでとりあえず頑張るのみです。今日も残業、初めて24時間オープンの中央郵便局郵便窓口に行きました。長蛇の列。しかも、疲労とイライラのムードでした。横入りする行儀の悪い、ヤバメのオッサンありやたら大声で携帯する厚顔のビジネスマンあり実に殺伐とした場所でした。帰ってきて、ビールを一気飲み。お風呂に入って、寝ます。

  2007年06月05日

• 綿の国☆

  イベントも終盤疲労度はピークです人前では、とりあえず背筋を伸ばし仕事人の格好を整えてますが今、事務所に帰ってきて思うことは綿のように眠りたい…☆ということだけ雑務は山のようにたまっているけど今日はもう帰って眠ろう！！！夢も見ないでぐっすり　ぐっすり　ねむりたい

  2007年06月02日

• あまやどり

  ふいの雷雨に雨宿り珈琲店の椅子に異邦人のように座る見知らぬ人々と共有する雷神のパーカッション雨音とざわめきのコラボレーション

  2007年05月30日

• びいる♪

  先ほど、帰ってきました。とりあえず缶ビール(黒が好き♪)を一気飲み。お風呂で髪を洗いローズミントの湯船に浸かる。で、いったんパソコンを開けてみました。しばらくすると男性化粧品の匂いが鼻につき家族の誰かがコロンでもつけたのかと。…今、わかりました。自分だったんです、匂いの元は。ローズミントの香りが肌に染み込んでました。あらら…☆遅いご飯を食べて、これからまた仕事します。

  2007年05月27日

• 　夏の扉

  ほたるぶくろどくだみねこのつめいつのまにか咲きだしていた夏の花昨日のハマナス、つぼみだったのが華やかにひらいていた。この土日、正念場です。

  2007年05月25日

• ハマナスの咲くころ

  尊敬する染織の先生からハマナスの花束をいただいた。紅紫の大きな花弁、活き活きとした葉と棘だらけの茎！！！！ハマナスがあんなに棘だらけとは思わなかった。緑色の針がびっしり。それを綺麗に濡れティッシュでくるみ、アルミ箔でくるくる包んで和紙で束ねてある。｢先生、摘むとき手を痛めませんでしたか｣と聞くと、黙って笑っていらっしゃる。御用のついでとはいえ、ありがたい差し入れです。こんな素敵な方に応援されているのだから弱音を吐かず頑張らなくっちゃ！！！と、あらためて思いました。薫りが事務室を染めてバラ色の一日となりました。

  2007年05月24日

• シナモンとロール

  八つ橋を細くロールしたものをいただいた。シナモンが効いてて美味☆いよいよ追い込み真っ最中で傍目にも修羅場に見えるのかこのところ菓子類の差し入れが多い。ありがたいことである。食事を買いに行く暇もないときは菓子をぼりぼり食べながらパソコン打ちしている。なんだか一層ふくよかな？体型になりそう…。昨年、大仕事をこなした同僚は僅かな期間に激瘠せしたというのに私はウエストがきつくなっている。帰宅してからアルコールに弱いくせにストレス解消とばかりまずビールを一気飲みするのもよくないんだろうなあ…忙しさを言い訳にせず体調・体型の管理をしなくては☆

  2007年05月24日

• リボン♪シトロン

  初夏の風レモンとサイダーとフルーツリキュール半袖の白いブラウス小さな音のラジオ籐椅子にゆれる光　　　…だんだん帰宅時間が遅くなってます。　　　　六月の休日を夢想しつつ…　　　　

  2007年05月22日

• 青空

  朝、空いっぱいの青が眩しかった。出社してからは、窓の外を見るゆとりもなくあっという間に夜。星と月を見ながら帰ってきました。今日はこれから内職作業です。おもに文書作り。仕事用に先月パソコンを買ったのですがなぜかうまくネット接続できずさいわいにもセキュリティの心配はないのです。準備万端整った状態で、イベントを迎えたい！！！まさに祈る思いです。

  2007年05月21日

• 私の究極ラーメン(インスタント編)

  へたなラーメン屋よりインスタントのほうがずっと美味しい。今はかなり種類も増えているけど好きな銘柄は変わらない。マイ・ラーメン・ブランドのラインナップは…サッポロ一番味噌ラーメンと、塩ラーメンと、ごま味ラーメン♪それから、もちろんチキンラーメン♪これらの最高に美味しい食べ方はヒトにつくってもらうこと。できたよ～！と声を掛けられてわ～い♪と箸を持つのは最高です。具が何も乗ってなくても麺が伸びていようと　硬かろうと誰かが私の為に作ってくれる一杯は最高の美味♪

  2007年05月20日

• 懐かしい日々と☆

  高校２年の頃の友人と久しぶりに会った。仕事疲れもあって、誘いを受けた時は断ろうかと迷ったが思い切って約束して良かった。実に効果的な気分転換になった。明日からまた追い込みに向って頑張れそう。今度は当時の恩師も交えて、できるだけ多くのクラスメートに声をかけてみようということになった。すると、行動的な彼女はすぐさま先生に電話！私も実に３０年ぶりくらいに、話をした。３０年！！！！我ながら信じられない数字！ところが、先生の声はちっとも変っていない。口調も当時のまま。あの頃の先生が電話の向こうにいる感じ！今は大学の非常勤講師をされているとうかがう。できれば来月あたり一席設けようと話がまとまり、名残惜しいながら通話終了。懐かしいやら覚えていてくださって嬉しいやら当時が蘇るやら…センチメンタルな夜になった。当時、独身主義者だった先生、今では娘さんが３０歳とのこと！うわあ！自分のことは棚に上げてタイムスリップした気分。なんだか、先生に会ったら泣きだしちゃいそうな予感…はてさて、３０年を越えてどんな会話ができるのか今からどきどきです☆

  2007年05月19日

• 和傘の下に

  夕べ、楽しみにしていた｢美の壺｣－和傘ーを観た。ますます欲しくなる。先日来、欲望は膨らむばかりなのだけれど拍車がかかりましたわ…☆開いて花、閉じて竹☆着物が濡れないよう、内側に螺旋を描いて閉じてゆくゆかしさ。紙と竹、木綿糸の醸し出す用の美。製作過程を初めて知ったのですが実に細やかで、合理的で、ダイナミック！竹の骨を作る和紙を切り出す割る　切る　貼る　熟練した職人の手が魔法のように動いて日本の美が生み出される。骨組みにも、桔梗や松葉などのヴァリエーションがあるなんて！なんて素敵なアイデアとネーミングでしょう。そ－して、さしている人を美しく見せる光背図のような効果♪さらに、ステンドグラスのような、内側からの眺め♪本当に世界に誇ることのできる美と技術の粋だなあとあらためて感心した。欲しいけど、高いなあ…と手を出しかねていたけれどあの工程を見て、値段に納得。手に取りたくなってしまいました。入手のあかつきには…失くさないように、後楽園等のお散歩にだけ使うようにして。うんうん、いいなあ♪さす時の気分を想像すると、うっとり♪はたと気づくハードルは和傘の似合う女性になること。これは難題です！！！

  2007年05月19日

• たんぽぽの綿毛

  以前の職場から個人通信がたくさん転送されてきた。手書きで発行されているＡ４一枚の新聞。ふとしたことで、ご縁のあった方が毎回、楽しい記念切手を貼って郵送してくださっていたのですが職場を変わるどたばたや、その後の多忙ですっかり忘れていたのです。懐かしさと、有り難さで、ちょっと感激。通信の内容はおススメの映画や講演、本などの紹介やよりよく生きるための提言など。真面目に、真摯に、自分の生と向き合っている方ゆえファンも多くて、全国に相当数の読者がおられる。毎回、テーマが一貫しているので不真面目人間の私には窮屈に感じることもあり以前は他所事のように読み流し…昨夜はゆっくりと一通づつ開封し、丁寧に読みました。いくつかのフレーズが心に響いてこのところの自分の前屈みの姿勢に思い至った次第☆　その部分を少しご紹介。　※抜粋の、そのまた抜粋となります。　☆はじめに言葉あり→自分の気持ちや言葉は、体と状況に反映する。　☆焦らずとも出会う→出会うべき人には、出会うべき時期に、必ず会える。　☆目の前のことから始める→今できること、今可能なことを、先送りしない。　あと、Ｏ‐リングテストについて。　以前知人が実践しており、勧められたのに　すっかり忘れていました。再び認識。　どの程度まで信頼性があるのか　わかりませんが、面白い理論です。　たんぽぽの綿毛のようにふいに届いた暖かさに感謝です。　

  2007年05月18日

• むべなるかな…☆

  庭の片隅に花をつけているムベ。目立たないけれど、すっきりとした花姿が気に入っている。上品な花の割りに、実はもっさりと頑なで田舎娘のよう。自由気ままに蔓を伸ばし思いもよらぬ方向に栄えています。こんなところも、自分に似て見える☆

  2007年05月16日

• National highway No. 2 line

  行き帰り、謎の掲示板にでくわす。いままでで、最大に？？？？だったのが、「○○～○○(←地名ね)　社会実験中」片側３車線の国道二号線にて。？？？？社会実験中？？？？？軍国社会、福祉社会、学歴社会、等等長いこと、いろいろ連想して楽しみ？ましたがある日、ラジオの情報で謎が解けました。混雑防止のため、ある期間、とある区間の有料道路の料金を割り引いていたらしい。…わかりません、シロートには…。そして、先日来、ひっかかるのが　　　　　１「このさき」　　　　　２「実施中」１と２が、濃い赤色字で交互に電飾表示されている。なにが？と問いかけても答えは当然返ってこない。スピード取り締まり？車両の無人撮影？対向車線には、「交通安全週間実施中」みたいな掲示があったりする今日この頃。だけど、「このさき」って期間じゃないよね？なんだろう～。わざと謎かけしてるのか、道路通なら、常識として知っているのか、？？？？？？でっかく、堂々と掲示されているだけに誰もがフツーに受け止めてるのかな～？謎は深まるばかり…。

  2007年05月14日

• 青　嵐

  起きたらざわざわと山が鳴っている。沈んだ色調の風景に水のにおいを含んだ風が渡る。どうやら荒天の日曜日。庭にはピンクのバラが咲き競っている。これだけは元気な、頼もしいバラの木。毎年、五月はこの薔薇の競演だ。とげが多く、花茎も短いので、花だけを摘み取ってアオシスに挿す。お気に入りの、名を知らぬ薔薇。この季節、よく差し上げたりすると必ず名を聞かれたり、挿し木を希望されるけれど残念ながらお応えできない。何度か挿し木にも挑戦したが根付かないで枯れてしまう。バラが好きで、よく苗を買うのに栄えているのは、この木だけ。きちんと名札を差して、熱心に世話をしてもほとんどが消滅しちゃってる。何気なく植えて、世話もしなかったこのバラが今では我が家の顔役。ひんやりとした空気ざわざわと鳴る山の木々。バラを少し切って、職場に持って行こう。

  2007年05月13日

• 美の力

  昨年、終了時間間際に行った倉敷のクラフト展。今年は行けそうもないと諦めていたが体調悪く仕事を早じまいしたので、なんとか終了時間に到着。少しだけ見て、早く帰ろうと急ぐ。またしても、店じまいの最中。きょろきょろ歩く。ふいに、昨年も終了後に出会い、ファンになった作家さんに遭遇。忙しいのに、仕舞ったものをいくつか取り出してくれた。物語を感じさせる小さな木の家を買わせてもらう。するうち、なんだかテンション上昇！近くのアトリエＩＫＵＫＯに立ち寄る。こちらも閉店間際だったが、店長さんがいろいろ説明してくれた。常設部分も見応えあったが、企画展がまた素晴らしかった。いいものをたくさん見たら、朝からの吐き気や頭痛が気にならなくなった。買えなくても、いいものに出会うことは素敵な体験だ。もちろん手が届けば欲しいものばかりだったけれどあいにくお値段には０がいっぱい。それにしても、携帯用茶器セット…素敵だった！！！お茶の心得はないけれどあちこち持ち歩いて、お茶を愉しむ図を思い描いた♪思い出すだけで幸せな気分になれる、とってもコンパクトな茶道具セットなの♪ミニチュア風。それでいて、どれも丁寧な造作。仕舞い方も工夫が凝らされてる。いいないいな♪あんなお道具があるなんて♪

  2007年05月12日

• ふあんふあん

  不安が呼ぶものは不安の描いた情景だからこそ不安が生まれないように不安など感じるゆとりもないほどにがんばらなくちゃ！本番まで一か月を切りいよいよ周囲が慌ただしくなってまいりました。連日の問い合わせと準備に追われ漠然とした、それでも切実な不安は増すばかり。それでも、今日は疲れすぎたのか何が起きてもぼんやり受け流してました。すると、不思議なことにいつもよりスムーズに段取りが進んだのです。あら～？それで、気づいたこと。張りつめた気持で頑張っていた時はミスの度、萎縮したり、力んだりしてた。先日来、もう能力の限界？を感じたのか祈る気持ちになってました。うまく進みますように、大過なく、終了しますように。この姿勢の差かな？不安の枷に捉われるより自ら膝を折って一心になることが必要なのかな。

  2007年05月11日

• 無香空間への脱出

  通勤途中に２４時までオープンのオムライス専門店ができた。連日、残業のあと通ると、美味しそうな匂いが漂っている。真っ暗な道に、そこだけ華やいだ明かり。デミグラスソースや炒め物の甘い匂い。いつか寄ってみよう、とチャンスを待ってたのですが、今日、実行しました！！！いつも混んでいるのに、今日はすいてたから☆そして、どうだったかといいますと。味は、きっとまあまあだったんじゃないかと思います。とゆーのは、改築後間もないために、新建材の匂い？が充満していて、食べ物の味どころじゃなかったのです。店の外では、あんなに遠くまで漂っていた「美味しい匂い」が店内ではまったく感じられない！入った一瞬は、新しい店舗の匂いね、と思ったものの先にオーダー、清算をすませ座ってしばらくすると、むせ返る様な異臭になった。やがて運ばれてきたデミグラスソースたっぷりのオムライス、まったく匂いがわからない。ひたすら機械的にスプーンを運び、咀嚼、呑み込む。なんだか塗料を食べてるみたいで気持ち悪くなる。でもでも、若いシェフとウエイトレスさんが大変張り切っている感じなのでとても食べ残せない。小心者です…。がんばって完食し、そそくさと店を出ました。当分、外食はいいや…美味しさのなかで、匂いの占めるウエイトがいかに大きいかを認識したお粗末…☆

  2007年05月09日

• モロ☆モロ

  このところ諸星大二郎にはまっている。好きな漫画作品をローテーションで読む傾向にあるのでマイ諸星ブームも何巡目かになる。一番好きなのは「マッドメン」ケニアと日本を舞台にした、神話風ものがたり。主人公の少年、コドワが実に魅力的で、読めば読むほど「いいなあ～♪」と思う。今読んでいるのは、「西遊妖猿伝」諸星さんの中国物はやみつきになる。一番最初に読んだのは賞を取って雑誌に載った「生物都市」それからずっとファン。なかには、あまり好きじゃない作品もあるけどやっぱり諸星ワールドの味わいは秀逸♪きっと、いついつまでも好きな作家だと思う。

  2007年05月08日

• 美味しいパン屋さん♪

  岡山市浜というところで、美味しいパン屋さんを発見！朝、出勤前に寄って一目惚れ。朝食に食べ、昼用に買って、帰りにまた寄ってしまいました。

  2007年05月06日

• なかば、なずみ…

  このところ心の支えになっている本。「随筆　泥仏堂日録」実業家であり、陶芸家としても名を成した川喜田半泥子のエッセイです。才能、財産、人格、運、人脈…あらゆることに恵まれた、稀有な存在半泥子とは、どんな人だったのか？と興味を感じて手にしたのですが、意外にも（←幼少より偉人伝に興味のないへそまがり）大変感銘を受けました。まず、見返しに載っている粉引茶碗　銘「雪の曙」これが気に入りました。柔らかな色合いと、自然物のようなシルエット。次の写真。志野茶碗　銘　「不動」もいいなあ♪名人の作でも、自分の心に届かない作品が多いけど半泥子の場合は、好きなんだ、と発見しました。魯山人などは、どう見ても好きじゃない。見る目がないせいもあるだろうけどまったく惹かれない。で、半泥子。強く印象に残ったのは、座右の銘としていた祖母の遺訓。　☆　己れをほむる者は悪魔と思うべし。　☆　我れをそしる者は善知識と思うべし。　☆　ただ、何事にも我れを忘れたるが第一なり。これはなかなか深いですよね。まず敵がいなくなります。自分の慢心、気のそわぬ人々、私欲の罠それらをひっくり返して、栄養にしちゃおうという究極の調理法です。半泥子という名の由来も心に響きました。　「半ば泥みて　半ば泥まず」泥むとは、とらわれるという意らしいです。　実業と芸術の二つの世界を極めた人のこころのありようにいろいろ考えさせられました。聖と俗、陰と陽、二元論ではないけれどさまざまな状況や心境にとらわれることなく力を尽くしてゆく。含蓄のある言葉です。数枚の写真にみる半泥子は上品で端正なおもざし、まさに紳士。エッセイには軽やかなユーモアがたっぷり♪作品も　文章も　とってもいいです。まだ一冊しか読んでいないし、作品もあまり見ていないのだけれど、「お気に入り」にしっかり登録されました。　では、でだしをちょっとだけ、ご紹介！　「泥仏堂日録とは、住職無茶法師の泥に関する日記である。　　無茶法師とは其生れ星とやらが五黄で、　　干支が寅であるために、　　或るものが五黄の寅は無茶星だ、　　といったのから思いついて　　　　自ら無茶法師と名乗ったのである。　　禅宗でも浄土でもない。　　轆轤宗とでもいって置くか。　　トニカク、土臭くって、　　そのうえ大の生臭坊主だ。　　身には墨染の衣に代えて、　　テニスシャツ、テニスズボンといういでたち。　　文明の利器が嫌いで、　　ベルの代わりにメガホン。　　日常の動作が野蛮だから　　口悪の連中から　　「ターザンの親方」の尊称を賜っている。　　この無茶法師の無茶苦茶が、　　これから記される日記である。　　読む人こそ災難である。」　　　　　　　　　　　　　―随筆泥仏堂日録―川喜田半泥子　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　講談社文芸文庫

  2007年05月05日

• Sound of silence

  いつの間にか庭の一隅に群生している鈴蘭。よくできた細工物のような白い花が可憐にうつむきすっきりと伸びた葉の前に佇んでいる。もともとは母が植えたのだと思うけれどいつから庭にあるのか記憶にない。紅薔薇や芥子は好きだったけれど植物にあまり興味のない娘だったので…。十代のころ、母に好きな花を尋ねたことがある。母は「あざみ」と答えた。意外だった。あのとげとげしい花が？！それで、他には？と言うと、「ガーベラ」と答え、これも不思議だった。ぴかぴか光る質感といい、面白みのない花に思えたので。なぜかこの時のことが、印象に残っている。その後、母の好みは変わったのかもしれないのだが花屋で瑞々しい薊やガーベラを見かけると母を思う。元気だった頃に、最後に植えたのは白椿の侘助と肥後菫だったと思う。菫は消えてしまったが、椿は今年も咲いた。ひっそりと白い一重の花は寂しく綺麗だった。鈴蘭を摘んでコップに活け母の元に供えると真白の鈴から清廉な五月の香りが響いてきた。

  2007年05月05日

• 薫　風

  今日は午後、岡山の友人と久しぶりに過ごした。彼女は今の職場に推挙してくれた恩人。とてもピュアな感性と、突き抜けた審美眼の持ち主。私が一目も二目も置いている、素敵な女性。午後、あれこれしゃべりにしゃべって、かなりリフレッシュしました。マンガのこと、出版界のこと、美術界のこと、工芸、日本酒とそばについて、刑法や社会情勢に思うこと、などなど普段、喋る機会のないことを、おもうさま喋りました。発散するって、こういうことね、と我ながら再確認するほどの心地良さ。明日は子供孝行をするとして、明後日から、仕事をがんばりま～す。

  2007年05月04日

• 起点ＶＳ終点

  せわしなく日々の「しなくちゃならないこと」を追っているうちもともとの、大事なものから遠ざかっている。何が　自分にとって大事だったか　忘れて過ごしている。目の前のことに　力を尽くすのは大事だけれどそのために　本来の目標から逸れてゆくのは　本末転倒だ。　明晩は仕事の宴席となりそう…　もともと苦手だし　多忙な折ゆえなおさら憂鬱だ。　慰労のため催してくださるのは有難いのだが　終わってからにしてほしい…というのが本音。　お気持ちだけ、ありがたく頂戴…としたいところ。　

  2007年05月01日

• 紅白の花水木

  雨の中、自転車で疾走するとあちこちで花水木が煙るように咲いているすっきりとした花姿は初夏の風のように爽やかだ無理せず楽せずきちんと生きるそんなことを考えながら濡れた歩道をがたごと進んだ

  2007年04月22日

• 春の衣装☆

  今日は一大決心をしてショッピングセンターに。ずいぶん久しぶりに服を物色。ものめずらしい…いろんなデザインがあって最初はわくわく、次第にくらくらどうにか薄いコートを入手、内側に着るシャツも数枚。選ぶ基準は、まずサイズ&値段。次に色、デザイン、着心地と続きます。なかなかないんですよね、これらをクリアする物件は。体型に問題が☆久しぶりのショッピングセンター、楽しかったけど、疲れました～☆帰ったら寝込んだりして…。でも、とにかく明日から春コート、うれしいな♪やはり、新しい服はうきうきしますね。脱皮した…という感じです。

  2007年04月21日

• 晩　春

  川面を　さくらのはなびらが流れてゆきます八重の花房は　重く　風にゆれはら　はら　はら水中の鉛色の魚のうえを桜色が　つい　つい　と　　　　☆昼休みに　近くの川べりで休憩しました☆

  2007年04月20日

• 花冷えの候

  いまだ冬のコートで行き帰りしている私それでも　ちょうどよかったりする朝晩です。このところの　唯一の楽しみは帰宅後のお風呂。日替わりで入浴剤を投入。温泉シリーズから　地域の名産　美肌　等々とにかく　目新しいものを調達しております。疲れた心身には濁り湯系がよいですね。白く曇った浴室と湯に漂う心地そのまま寝てしまいたくなります。たまに、「おうっ！？」と驚くような湯色、香りもありますがおおむね　愉しく浸かっております。

  2007年04月18日

• 花曇り

  機関区のあかりを目指して自転車を漕ぐ残業続きの春の夜桜　桃　藤　躑躅街灯に浮かぶ花の色

  2007年04月17日

• ふわふわ新緑

  桜にみとれているうちいつのまにか山にはうまれたての若葉が萌えだして♪爛漫の春、新緑との共演。久しぶりの休日♪日光の下でみると庭はカラスノエンドウやケシなどで激しく野趣あふるる有様…。午前中は外出の用があり、午後盛大に草取りしようと思っていたのですが陽射しが強かったので、ちょっと一休みしてから、と横になったらもういけません。うとうと…それでも新刊の「蟲師」は読んだし申し分ない？休日の午後といえるかも。夕方になって、ようやく活動開始。たまりにたまった片付けもの。もう思い切って捨てまくる★それでもとっても片付きません。ある程度であきらめて久しぶりにネットサーフィン。ずいぶんご無沙汰してた知人の近況などを知り時間の流れを再認識。わたしもこまめにアップしようとおもうのでありました。来週、うまく仕事が捌けますように！余力を残して家に帰りたいものです。

  2007年04月15日

• ただいまの一杯

  昨日は恐ろしくなるような黄砂で、どうなることか…と思いましたが、今日はクリア。よかったよかった☆ひたすら仕事をして、家に着く頃には西の空に大きな月。今日も頑張りました。誰も褒めてくれないから自画自賛…ナマケモノにあるまじき勤勉さに乾杯☆（桃のフィズで…♪）

  2007年04月03日

• 花見への道

  いよいよ４月…いつもならほんわかと嬉しい花景色もなにか遠い世界のよう。とりあえず最初の難関は乗り越えたのですが、はやくも次の大波がやってまいります。４月１０日の会議までに決算と監査と会議資料を完成させねばなりません。その合間に年度初めの雑事もろもろ…考えていたらブルーというか暗黒の気分になるので考えません…できるだけ。目の前の仕事をせっせとやるだけ…としましょう。うう、無事１０日を乗り越えたら花見の宴！！！と自分を励ましつつ☆

  2007年04月01日

• さくら　さく　さく

  いよいよ花見シーズン到来！などといっても、ごく最近まで桜の花見によいイメージがなくわくわく　いそいそ　などという気持ちとは無縁だったのですが…今年は妙にそそられます。それどころではない仕事状況ですが、なんとしてでもどうにかして花見に行きたいっ！そして、花見弁当を食べたい。花の下で。今日も今日とて、休日出勤しておりますが、岡山ではさくらカーニバルも開幕。ちゃぶ台（事務机）返しして、お外にでた～い！！！さすがに疲労コンパニオンガールです…。

  2007年03月31日

• あさいねむりのつれづれに☆

  昨年のこの時期にも体験しましたが日頃、ナマケモノでのんびりやのせいかたまのハードワークで混乱をきたすらしく疲れていても、眠りがあさくてすぐに目覚めてしまいます。眠っていても、仕事をしてるし覚醒の合間にも、仕事のことを考えています。勘弁してよ…というくらいの仕事人間に…。そんなにまめな性質じゃないのに日中はゆっくり考えるヒマもなく作業に追われるので夜間に思考してしまうのでしょうか。基本的に小心者ゆえ、心配＆あせりなのでしょうか。どうにもこまりものです。リラックスできる本など読みつつ眠るのですが、やはり一晩に何度も目覚める。朝方も同様。どこまでもつか睡眠不足…という日々です。昨年の場合、時期が過ぎたら、けろり？と熟睡（爆睡）してましたから今回も同様か…。5月末から6月初旬が本番なので、きっと7月には晴れて寝太郎に戻ることでしょう。さてさて、もう一度睡眠グに…☆

  2007年03月23日

• なずな　よもぎ

  ふと気付くと、野道の雑草も春バージョンに。ナズナやヨモギ、小さな米粒のような花。柔らかいエメラルドグリーンが土手にひろがっています。冬を引きずっているような自分の姿にあ～らら…☆たちどまってちょっと深呼吸、春の気持ちになりましょう。あせってもあわてても時間は同じようにすぎてゆくから…

  2007年03月19日

• 辛夷の白

  休日出勤の途上、街路樹の辛夷が咲き始めているのに気づいた。いつのまに？！ぱっと手のひらを広げたようなまぶしい白が目に飛び込んで…あー、もうそんな時期なんだ、と感慨。昨日は袴姿のお嬢さん方を見かけたし。気持ちと季節をリンクさせなきゃ！！

  2007年03月17日

• あるばいと☆

  休日なし、早出、残業の日々ですが、ついに廻りきらなくなった昨今。ついにバイトをお願いすることに…。今まで、人を使うという経験がなかったので新鮮といいますか、緊張するといいますか、なかなか大変です。バイトのベテラン主婦、大学生等、指導しつつ作業を指示。作業環境を気遣いつつ、進行状況をチェック、慣れぬせいか、助かりつつも疲労困憊。管理職能力は皆無とわかった次第…。先日、多忙は多忙を呼ぶ、とタイトルをつけましたが本当にそうだと思う日々です。よりにもよって、この時期に町内会長が廻ってきました。……やれることしか、やれません。

  2007年03月16日

• 多忙は　多忙を呼ぶ　☆

  なんとか会議終了。午後、三つの会議が連続するので、午前中は最終準備でいっぱいいっぱい……だというのに！！！そんな時に限って普段、かかってこない電話がじゃんじゃん入るのですねえ…。なぜ？なぜ今日？という感じで…。催促しても催促しても、入金のなかったところから今日払いますから明細を、だの日頃、尊敬申し上げている他部課の方から手間隙かかる急ぎのお問い合わせとか…鳴らない日だってあるというのに、今日はひっきりなしの電話…会議中にまで何度もはいる始末に、しまいには殺気すら覚えてしまいました。いかんいかん☆午後はトイレ休憩もなく連続会議。昼を食べる暇もなかったので、夕を過ぎるとお腹がやかましくなりました。ハードデイズナイト☆自分的には１２０％頑張った…というところ。まあ、これまでずううっと、マイペースでのんきにやってきたので頑張り時なのでしょう。そう思うしかない！！！これからご飯食べて、寝ます。

  2007年03月05日

• 春の風

  仕事に明け暮れている間にすっかり　春うらら♪今日は久しぶりの休日です。新年度の予算組み等も一段落、明日の会議承認を待つばかり。まあ、会議が終わると、決定事項やら懸案事項やらの処理で、また忙殺されるのではありますが。ひとつひとつの達成感を楽しまないと山積する事務処理に立ち向かえない心境ゆえ今日は会議前祝い的開放感を堪能しております。☆　午後になりました　☆布団を干して溝掃除をしていくつかの片付け風は心地よいし…ひとやすみ　ひとやすみ♪昨日はひな祭りらしいことができなかったのでケーキを買ってきてアフターひな祭り。驚いたことに、今日もヒナケーキを売ってた。しかも安くなってるわけでもなく。？？？？？ここでちょっと横になったらそのままぐっすり寝てしまいそう。うらうらと陽射し。鳥の声。

  2007年03月04日

• スイートピー！！！

  昼休みに近くの花屋でスイートピーを６本買った。ピンクのバリエーション。ガラスピッチャーに投げ入れたらちょっとスカスカ☆もう少し買えばよかった？と思ったのだけど窓辺において仕事の合間にふと目に入ったら空間が涼やかでいい感じ♪目に入るたびなんだか心にピンクの蝶が飛ぶよう♪すい～と☆ぴい　すい～と☆すぷりんぐ！

  2007年02月22日

• ☆　春　風　献　上　☆

  旧暦のお正月です。水仙の咲く庭に、猫が箱座り。日向を満喫。午後は曇りがちだったけれど、まずまずの暖かさでしたね。今日は午前中、仕事。午後は知人の個展に行きました。作品は、手作りのオリーブオイルせっけん。実に美しく、薫り豊か。毎回、センスの良さに脱帽するのですが、本日もまた。今日、私が選んだのは「桜の森満開の下」という名の石鹸。薄墨桜のような淡い色合いが、朧なマーブル模様を描いて綺麗です。香りは清潔で、やや硬質なフローラル。まだひんやりと冷たい春先の空気のようです。作者の彼女はあったか～い雰囲気の人なんですが縦横に描く《石鹸ワールド》はミステリアスで神秘的。上質な素材の選び方、色合いやデザインの美しさ、ネーミングの絶妙さ。どれをとっても、お見事！！！と拍手したくなるできばえなのです。今日の彼女のファッションは大正浪漫風で、これにもノックアウトされました。薄茶の着物に、茶系のストライプのはかま。自分を大切に生きている人と会うのは嬉しいです。春一番。皆様と共に、佳い一年がスタートしますように！！！

  2007年02月18日

• ぶろぐ三昧☆

  ひさしぶりにのんびり　休日の朝。ブログ仲間の皆様の近況を拝見し深呼吸☆心身がきついと視野がせま～くなってしまって自分のすぐ前しか見えなくなってしまう私そんなこわばった気持ちがすこしづつほぐれて猫みたいに伸びをする。

  2007年02月10日

• …夜　霧…

  　　　　　　　　　　　　霧の濃い晩です。帰途の二号線は異世界を走るが如し。ユージローの唄など想起せらるも、ありがたくない濃霧でありました。１月は体調悪く、どうなることかと暗鬱な思いでしたが、２月に入り、ようやく復調したようです。自重しなくては。今年前半は仕事もハード、気力・体力をこれまで以上に充実させないと乗切れませぬ。年末年始もですが、なんだかアッという間に日々が過ぎてしまってます。友人との連絡もおつきあいも、なおざり。仕事と家の往復です。まあ、この半年は覚悟して、ひたすら頑張るしかない…！です。昨夜の｢プロフェッショナル｣で石井裕教授が言っていた言葉が、印象に残りました。曰く：プレッシャーを楽しむしかない多分、私の何百倍もの多忙さと重圧をプラスに転化している人。プレッシャーから逃げようとする自分に、励みを与えてもらいました。この頃、ようやく自分の弱腰とゆーか、他人任せの態度とか、無責任なとこがわかってきました。何かしてても、どこかに、逃げ道をつくってる。この半年、そんな自分をしっかり追い込んで少しはましな仕事を残したいと思うのであります☆ちょっと体調が回復したから、言えることですが。

  2007年02月09日

• 伊藤道郎に魅せられて☆

  昨夜、何気なくつけたテレビで、舞踏家　伊藤道郎を知りました。本当に、この年になっても知らないことばかりだ！！！と、あらためて認識。あんなスゴイ人を知らずにいたなんて～！！！胸のすく活躍ぶり、美しさに、同じ日本人として、誇らしい気持ちになりました。どちらかというと日本人離れした美貌なのかもしれませんが☆実にエキゾチックで、印象的な顔立ち。少年期の写真は、高畠華宵の世界そのまま。青年期には両性的な薫りのノーブルな面差し。ごく稀な才能の持ち主だったのは間違いないのですが、すごいな！と思ったのは、その飽くなき探究心と果敢に挑戦を続ける勇気、そして行動力！失意の時期を越え、再起した気力にも！総合で放送される際には、ビデオ録画しよう！と思いました～！

  2007年01月16日

• 梅のつぼみ

  冬晴れの休日、枯葉が散らかったままの庭で枯れ枝のような梅の枝に、小さなつぼみを見つけました。世話もしないのに、毎年少しばかりの梅の実をプレゼントしてくれる木です。あー今年も、薄桃の花が準備を始めてる！ほっとするような、懐かしいような気分になります。可愛い花のあとは、瑞々しい翠玉の実。たいていは梅酒にします。この木には、可愛い花から梅酒まで、本当にお世話になってます。以前は、古木っぽい白梅があったのですが、残念ながら枯れてしまいました。こちらは厳寒に咲く、純白の花でした。凛とした香り、闇に浮き上がる花弁の白さ…。今も目に浮かびます。梅の花…といえば、昔？梅干の歌？だったか、みんなのうたか何かで、ありましたよね。梅干づくりの年間スケジュールみたいな歌。ユーモラスでリズミカルで、よく歌ってました。私はお茶漬けも梅干入りが好き。欲張って２・３個入れてしまいます。高級な甘味のある紀州梅はもちろん、小梅や安いものでも梅干しなら、嬉しい一品です。梅干と順番に食べると、お米の甘さが際立ち、幸福感につつまれた味がするんですよね～☆

  2007年01月14日

• おかいもの☆

  今朝のニュースでセルフレジとゆーものを知りました。スーパーで、袋詰めだけじゃなく、レジ清算まで自分でするとゆー斬新なアイデアにびっくり。買い物カゴと、袋詰め分の重量で、清算漏れを防ぐとゆーシステム。利点として、子供連れの主婦は「子供が遊び感覚でレジをするので、楽しい」と語ってました。ほお～☆なるほどね～。そーいえば、子供が幼少の折、買いました、レジセット。私が思った利点は…◇　プライベートな品物に感じる恥ずかしさ？がない。◇　購入品に、乱暴な？扱いをされずにすむ。◇　待っている間の手持ち無沙汰感がない。などなどですが、同時に心配になったことも。◆　レジ係の需要が減る。◆　ますます人との接触が減る。などなど…杞憂かもしれませんが。バランスよく配置されたら、いい効果があるかもしれませんね。近くに、よく買い物をする商店があったのですが、最近、ディスカウントストアに押され閉店。田舎のヨロズヤっぽい感じが良かったのですが…。そこではレジのお姉さん(オバサン)方と、常連客がよく会話していておのおのの日常が地続きで触れ合っている感じがしました。私も時折おしゃべりを楽しんでましたが、あのメンバー(不特定多数ながら…)が集うことなどもうないわけで、淋しさがのこります。便利なシステムが広がってゆくのは自然の流れ、とはいえ店先の風物がどんどん変わってゆくのは、複雑な感慨がわきます。

  2007年01月12日

• 今年は旧暦で…☆

  スタートが遅れた年末年始結局、年賀状も大半出しそびれちゃったし掃除も行き届かぬまま年始のしつらいもなきに等しく、あれこれ不満の残る状態…そこで、今年は旧暦で祝おう！と思いついたのでした…ちょっと気分回復♪となれば、今日が１１月２１日。旧正月は２月１８日の日曜日。日曜日なら、朝、新年の挨拶したりお雑煮食べたりと、宴？も可能。うん、これでいこう～！今度こそ早めに支度、と片付けに着手☆素敵だなあと思ったロデムさんの書き初めも早速応用させていただけるかも～♪なんだか、窮余の策っぽい旧暦利用ですが、そういうワケで、今年は旧暦ライフを実践？してみま～す！

  2007年01月09日

• 雪のち雨

  今朝はひどく冷え込んで、暖房した家の中に居ても手足が冷え冷え…そのうち薄暗い空から雪が舞い始めあー雪の前触れだったんだ、と気付く。窓越しに見る雪は、風情があってよいものです。車の上にうっすらと掛けられた雪布ひいらぎの葉に乗った雪氷かじかんだ指先でついと触りたくなります。見ている分には素敵な眺めでしたが、外出の用があったので路面が心配に…幸い出かけてしばらくすると、太陽が顔を出し、一気に雪解けとなりました。濡れた路面に光が反射して、眩しいくらい。帰宅すると、解けた雪が軒先からポタポタ。あまだれの賑やかさかな。夕刻には、またしても空模様が怪しくなりぐうっと冷え込みましたが、今度は氷雨。すぐやみましたが、寒々しさの残る雨でした。すっかり雪国気分になったもので、夜は鍋物に。いただいた白菜をたくさん入れて、温まりました。今日は久しぶりに、雪をゆったりと眺めました。雪って本当に美しいですね。ほどほどに降るから、そう思うのでしょうね。H2Oの一番、妖精化した状態じゃないかと思ったり…☆

  2007年01月07日

• ポトフと年賀状～☆

  恥ずかしながら、本日、年賀状作成しております…久しぶりに我が家の旧パソコンを立ち上げてみたらまずメンテナンスから☆インクも残量わずか、で初お出掛けは電器店へ。年末年始家にこもっていたので、すっかり出不精になってしまい一歩を踏み出すのに気合が要りました。　　　　　　　　年明けで一番嬉しかったのは友人のみよちゃんが持ってきてくれたポトフ忙しい中、鍋ごと運んできてくれたのです。タイ風カレーも嬉しかったけれど気力体力が低下している時の差し入れは本当にありがたかったです。すぐにお皿を出して、辛子醤油でいただきました。たまねぎの甘味じゃがいも、にんじん、きゃべつの旨み料理は雄弁です。お世話になることばかりの大恩人みよちゃん本当にありがとう友人達みんなにご無沙汰ばかりなんですが私の唯一の財産は、家族と友人達だなあ、とあらためて感じたお正月となりました。

  2007年01月03日

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