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カテゴリ:映画を見ました!本を読みました!
映画公開と同時に両親、特に父が見たいと言っていた映画。
でも、日程が合わずに見られずにいた。 数ヶ月前から、TSUTAYAに予告が出た。 「6/5DVD発売、6/9レンタルスタート」 その時から手帳に書き込んで、借りるのを忘れないようにして、心待ちにしていた。 本当は6/18(日)、父の日だし、DVDを買ってプレゼントしようかな、とも思ったけど、 父はあまりテレビが好きじゃないから、 気に入った映画だったとしても、何度も繰り返して見るようなことはしないだろうし、 たぶんDVDなんて超デジタルなものをもらっても、アナログな父は、 もてあましてしまうだろうと思って、やめた。 6/9から何度か夜、会社帰りにTSUTAYAに寄ってみたが、 20本くらいケースはあるのに、全部借りられていて中身が一本も無かった。 ところが、6/15(木)の夜、一本だけあった! 急ぎ母に電話。(木)、(金)、(土)の両親の予定を確認、二泊三日で借りた! やった!やった!ずっと待ってたからうれしかった。 父が驚いて喜ぶ姿を想像して、一人にやにやしながら、自転車で帰った。 ところが、父に「借りてきたよ!」って言ったけど、 「ほー、そういえばこの映画のタイアップ企画の写真展、ママと恵比寿まで行ったねえ」なんて、 反応がいまいち。 自分が見たいって言ってた映画だってこと、わかってないみたい。 自分が見たかったことも忘れちゃったのかも。 「なんでこの映画見たいって知ってたのー?」とか、 「よく覚えてたねー!」とか、もっと驚くと思ったんだけど…シュン。 映画が始まった。 作りかけの東京タワーが移り、昭和33年の商店街の様子が、 セピア色に描かれていた。 とたん、両親による時代考証が始まる!!(^^) 「ええ!?当時は道を渡たる時、手を上げたりしなかったわよねぇ。」 「東京では、駄菓子屋のはずれくじを”スカ”なんて言わなかったわ。」 「こんな砂利道じゃなかったわよね、アスファルトで舗装されてるんだけど、 すぐひびが入っちゃって、何度も何度も塗り替えてたわねえ」などなど…。 「さとしおじちゃんが、くじ大好きだったなあ。」 「うちに冷蔵庫来たのはいつだったかしら?」 「東京タワーなくても、テレビって映ったっけ?」などなど、 昔のことを懐かしく思い出して会話する良いきっかけになりました。 ストーリーは、ほのぼのとした日常生活の中に、 ちょっとしたハプニングがいくつかちりばめられていて、 とても心温まります。 両親とも、涙涙で、 母いわく「この映画、感動するシーンになると泣かせようとして、 BGMが大きくなるぅ~」と言いながら、おいおい泣いてました。 私もこの映画好きです。 登場人物一人一人がとても個性的。 短気な社長、優しいけど厳しい一面もあるその奥さんなどなど、 デコボコあるけど、みんな優しくて、必要とし合ってるところが素敵。 血が出たり、人が死んだりしないところもほっとして安心して見られる・・・。 ほんと最近の映画ってすぐ死んじゃうんだもん、悲しいからいやです。 父の最初の反応は、照れくさかったのかしら? 映画は父が入っている国際交流協会でも、父の高校の同窓会でも人気だったらしく、 父ももちろん気に入ってくれました。 あー、借りて来てよかった! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年06月19日 17時28分26秒
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