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宇宙エネルギーと潜在意識(解読...ジュネシーン)

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カテゴリ:潜在意識
みなさま!
こんにちは。

秋の深まりを感じる日々ですが、お元気でお過ごしでしょうか?

9月のはじめに、福岡の母から電話があり、体が痛くて痛くて死んだ方がましだと訴えてきました。

訳を聞くと、母はひとりでバスに乗っていて、自分が降りるバス停に近づいた時、バスが止まったらしいのです。母はバス停に着いたと勘違いして椅子から立ち上がり荷物を持ち、何もつかまらずに前方に歩き出したのです。ところが、運転手さんはまだバス停ではないので、バスを発車させたのです。その動きで母は車内で仰向けにひっくり返ってしまったのです。

側にいる人達に助けてもらいバスから降りたそうです。その時はお尻を打っただけで大丈夫と思ったそうですが、翌日から肩から腰にかけてすごい痛みで起き上がることも歩くことも難しくなり、寝ていても背中に激痛が走るようになってしまったのです。

母は今年83歳です。そのような転びかたをして何も無いとは思えません。

実は私は母から電話があった4~5日前から、母の夢を立て続けに見ていたのです。場面はそれぞれ違いますが、母がどんどん急いで前を歩いていくので、ちょっと待って~と追いかけている夢でした。何か母は怒っているような歩き方をしていました。

このような夢を見たものですから、私は母にこの頃何かに腹を立てていなかったか聞いてみました。すると母は山ちゃんの愚痴を言い始めました。

山ちゃんというのは、母のボーイフレンドです。山ちゃんは80歳です。母と山ちゃんは、12~3年前にカラオケ教室で知り合いました。母はシングルですし、山ちゃんも十数年前に、奥さんを亡くし子供はいなかったので一人暮らしでした。山ちゃんと知り合ってから母は、よくおめかしをして出かけていました。

その内に山ちゃんが我が家に遊びに来るようになり、母は張り切って料理をするようになりました。みなさん、70代になっても恋愛はできるものです。母と山ちゃんは幸せそうでした。

山ちゃんと結婚するの?と母に聞くと、面倒くさいから結婚はしないけど、一緒に暮らしたいと言いました。二人がそれでいいなら、楽しくやっていってほしいと賛成しました。

山ちゃんは家を持っていますが、母の家で一緒に暮らして、今に至っています。山ちゃんは、寡黙で誠実なタイプの男性です。キッチリした性格で、決まった時間に散歩をし、決まった時間に食事をし決まった量しか食べません。おとなしいので、会話はあまり長続きしませんが、人と話すのは嫌いではないようです。


似たような人物が、あと二人いました。私のビジネスパートナーのN氏と、私の息子です。

以前、部屋の前を通るとTVの音がしていました。バラエティーのような番組だったので、笑い声など聞こえてもよさそうなのに、何も聞こえないので、てっきり私は部屋に誰もいないと思い扉を開けると、そこには山ちゃんとN氏と息子が笑い声も立てず、にこにこしながらTVを観ていたのです。それ以来私はこの3人を「沈黙トリオ」と呼んでいます。

そんな訳で、しっかりした山ちゃんが母の側に居てくれるおかげで、福岡から関東に移ることが出来たのです。

電話口の母の愚痴は、山ちゃんが何もしてくれない。気が利かない。自分勝手だと言うのです。私は時々実家に帰りますが、山ちゃんはマイペースではありますが、何もしてくれない自分勝手な人だとは思えないのです。

それより、原因は母にあるのではないかと思えるのです。母は自分の気持ちを説明するのが苦手で、周りが気持ちを察してくれないと、落ち込んでそして怒り出すのです。怒り出して初めてこちらは気がついて、そんなことならもっと早く言ってくれればよかったのに…となるのです。

母は布団の中で痛みに耐えながら、平気そうな顔をしています。それでも山ちゃんが気がついてくれると思っていたのでしょう。山ちゃんには母がそんなに痛がっているとはわからなかったのでしょう。母の怒りは山ちゃんから私に飛び火し、娘が側にいないことも悔やんでいました。

私は母に「自分の痛さや辛さをはっきり伝えて、してほしいことや手伝ってほしいこともはっきり言わないと、相手に通じないのよ。身近にいるから、言わなくても見ればわかるでしょ、何でわからないのと心の中で相手を責めても解決しないのよ」と言いました。

相手を責める気持ちがわくと、過去に遡って責める材料を探し出します。そして相手の言動のほとんどが欠点となって広がっていきます。これでは、具合がよくなるどころかますますエネルギーは低くなります。

私は母に「山ちゃんに出会って、今まできたこと感謝して、やさしい気持ちでコミュニケーションをとれば必ずわかってくれるよ」と伝えました。母が聞き入れてくれなければ、翌日福岡に帰ろうと思っていました。


翌日、母からすっきりした声で電話がありました。素直な気持ちで、山ちゃんに自分の体の状態や痛さを伝えたところ、何でもしてくれるようになったそうです。

その後、行きつけの病院に一緒に付いて来てもらい、そこの先生から痛みを治す医師を紹介してもらったそうです。

母は毎日少しずつ快方に向かっています。昨日は、掃除も出来るようになったし、台所にも立てた。バスにも乗れたと嬉しそうに報告してきました。

母が山ちゃんに感謝の気持ちを取り戻し、怒りを手放してから、回復力が増してきたのでしょう。

私も山ちゃんには感謝の気持ちでいっぱいです。
二人仲良く幸せに暮らしてほしいと祈っています。



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Last updated  Oct 25, 2015 05:40:56 PM



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