かつて荒野の1ドル銀貨という映画がありました。ジュリアーノ・ジェンマ演じる主人公が胸にあった1ドル銀貨のおかげで銃弾を逃れて命を救われ、弟の敵を討つ名画です。印象深い人は多いでしょう。
昨夜遅く、私は家路についていました。歩行者用信号が設置された電柱の上半分がちょん切られた珍しい物体に目をやりながら歩いていました。その瞬間です。
ステーン
いつ以来か記憶にないぐらい激しい転倒です
頭を打たなかったのが不幸中の幸いでした。
今朝女房が私にこう言いました。
「お弁当箱はいつ割れたんだろうね?最近強烈に寒いから冷えて割れてしまったのかな・・・」
「えっ?ホント?」
私の旺盛な食欲を満たしてくれるデカいタッパーウェアが割れたというのです
(寒さが原因でタッパーウェアが割れるなんてありえないよな。何故だろう?どこでだろう?昨日は久しぶりに営業車内で昼飯を食べたんだよな。その時は割れていなかったよな。その後も車内で雑な扱いはしていないよな。なんでだろう・・・)
冒頭述べたように昨夜私は大転倒しました。背中には愛用のリュックサック。そしてその中にはデカいタッパーウェアが。これです。間違いなくタッパーウェアが割れたのはこの瞬間です。大転倒した弾みで私が頭を打つのをこのタッパーウェアが防いでくれたのかもしれません。
ありがとう、雪道のタッパーウェア。 合掌。
(7:39)