今日、3年間通学した高校を長男は卒業する。春~秋は自転車、冬はバス通学。学内試験の結果は毎度下から何番目の体たらくだったが、3年生の秋から猛烈に追い込み先月のセンター試験では予想以上の点を得た。
バドミントン部主将として同輩と後輩をリードしたらしい。試合で勝利したことは数えるほどしかなかったようだが、それよりも主将としての責務は彼を成長させてくれた。
種々やり繰りしてみたが、今日の午前中だけ休暇を取って卒業式に出席する私の願いは叶わなかった。その分、市内に住む実母に出席してもらうことになっている。結局私が彼の学び舎に足を踏み入れることは3年間で1度もなかった。
彼は今、18歳になって間もなく親元を離れて大学通学をするか否かの分岐点に立っている。遅かれ早かれ子離れ親離れをする宿命なのだから、それが今春か4年後かの違いに過ぎないのだ。そう自分に言い聞かせている。
毎朝彼が寝ているうちに家を出る私なので、生の制服姿を見る機会は未来永劫ないだろう。少しだけ無念である。なので女房にデジカメを託した。
私達夫婦を初めて『親』にしてくれた長男。彼の卒業を心から祝福したい。
(6:06)
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最終更新日
2011年03月01日 06時06分49秒
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