先週の金曜日は訳があって旭川を往復した。急遽日帰りする用事ができたからだ。午前11時30分頃に車で出発して好天の下、高速道路を一路向かった。
道央道と札樽道が交叉する札幌インターを過ぎた辺りで北の方角を望めた。札幌は青空なのにそちら方面には白い雲が立ち込めていた。嫌な予感がした。
江別西インターを過ぎたところで強い風雪に悩まされ始めた。とにかく前が見えないのだ。当然50km規制がされているのだが、高速バスや大型トラック等はそんなものお構いなしでビュンビュンふっ飛ばしていく。高い視線のそれらが巻き上げる雪と上からのそれとで視界がゼロになることもしばしばで、少なくとも3回はブレーキをかけた。気がついたら目の前に車がいた、などということにならぬよう胸中願いつつハンドルを握っていた。と同時に多重衝突事故が発生する状況を目の当たりにし、また日本全国に報道されている災害級の豪雪をも経験した。しかしその悪天候は岩見沢インター付近までで、そこ以北は再び好天の下でのドライブに終始できた。そして帰り道の問題付近は午前中の暴風雪がウソのように静まっていた。
一昨日の岩見沢付近は再びの豪雪に見舞われ高速道路も一般道も、そしてJRさえも大打撃を受けたようだ。だがそこからせいぜい4~50kmしか離れていないここ札幌に住む自分は雪かきをせずに済んでいる。
昨日の夜遅く、岩見沢居住の走友会メンバーに大雪見舞いのメールをした。『降る雪を、撥ねたそばからまた積もる』の繰り返しだそうだ。俳句のように偶然五七五を刻んでいるが(笑)、まさしくそういった状況だそうである。
天候に楯突くことはできないにせよ、これ以上豪雪に見舞われることのないよう願うばかりである。
(8:08)
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最終更新日
2012年02月10日 08時08分49秒
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