金曜日の業務終了後に旧部署の男性社員と偶然会ったので、30分ほど話をした。ひとしきり近況等を話し合ってから彼はこう言った。
「ところで〇〇さん(私)はまだ走ってるんですよね?」
「うん、どうにか走ってるよ。先月は久しぶりに洞爺湖マラソンに出てきたんだ。今日はこれからジムで走るのさ。」
「洞爺湖マラソンってフルマラソンですか?」
「そうだよ。」
「フルマラソンをどれぐらいで走るんですか? 僕の印象だとトップ選手で2時間と一桁ですから、〇〇さんだと2時間4~50分ぐらいかな?」
(大きく手と首を横に振りながら)「とんでもない! そんなタイムは市民ランナーでもごく一握りのトップ選手さ。 僕は3時間40分だったよ。」(とRUNNETを見せる)
「へぇ~、それでも全体の3分の1以内に入ってるんだから速いんですねぇ。」
とこんな会話があった。マラソンと無縁の人だとサブ3がいかに至難の業か知る由もないのだ。
14~5年ほど前に当時幼稚園児の長男とこんな会話をしたことがあった。私がまだマラソンと出会う遥か以前で、下手くそゴルフとテレビゲームのゴルフに夢中だった頃だ。本物のゴルフは相変わらず下手くそだったが、テレビゲームは上達して18ホールを12アンダーで回るなんてのは日常茶飯事と化していた。
翌日は本物のコースに出るので嬉々として用意をしていた時に、彼は真顔でこう言った。
「お父さん。僕、明日はお父さんに悪くてもマイナス4では回ってほしい。僕、お父さんなら出来ると思う。」
(大きく頭を振りつつ)「無理無理無理。不可能!」
ゲームと実際のゴルフとの違いを理解できる年齢ではなかったのだ(笑)
テレビ朝日系列では全米オープンゴルフを放映中。現在、ジム・フューリックが唯一のアンダーパーで3ラウンドをプレーしている。ゴルフを全く知らない私ならば(なぜ他の選手はオーバーパーなのだ?)と考えるかもしれないが、10年ほどプレーをしていた私はわかる。
どれほどの難コースなのだろう、と。
(10:37)
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最終更新日
2012年06月17日 10時37分14秒
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