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人は自分の末期が近づいてくると察しするって云うけれど…
金曜日の夜、シフトチェンジした後の事。 患者の1人(私は担当ではなかったが)がコールライトを鳴らしたので、他の皆(夜勤)が応答しない為、部屋に入ると、患者さん、ベットから出ようとしている。 70代の患者さんで、いろんな管が付いている為、患者さんに、何か手伝う事が無いか、何をして欲しいのか聞くと、 “死ぬんだ。今日死ぬんだ。” “いや、そんな事は無いから、ほら、ベッドにちゃんと入りましょうね。 何か夢でも見ていたんですか?” “あ~ そうかもしれない。” 何か、ちょっと違う。 なんか良い気がしない。 心臓・肺は危険性を伴うようには聞こえない。 でも、なんかが変わった。 で、夜勤の患者担当に、この事を告げ、患者さんを注意深く看ておくように云って仕事場を去った。 翌日、仕事に戻ると、CNAの子が、 “昨夜の患者さん、あの後、少ししてICUに送ったんだよ。” “え~! どうしたの?” その患者担当の看護師:“トイレに行くって云うから、立たせてみたら、いきなり意識失いかけて、血圧は40台で、血を吐いたのよ。” “マジ~?” 危ないかもとは察したものの、まさか、その後直ぐとは。 10分もせずにICU行きで、Intubateされたそう。 でも、患者さんの“死ぬんだ”はやっぱり、何かを察していたんでしょうね。 その後、患者さんがどうなったのかは解りませんが、Codeは無かったので、一応大丈夫なんだとは思いますが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/11/16 05:42:48 AM
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