021927 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

アリゾナ看護日記

アリゾナ看護日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2010/11/12
XML
カテゴリ:Work
人は自分の末期が近づいてくると察しするって云うけれど…

金曜日の夜、シフトチェンジした後の事。 患者の1人(私は担当ではなかったが)がコールライトを鳴らしたので、他の皆(夜勤)が応答しない為、部屋に入ると、患者さん、ベットから出ようとしている。 

70代の患者さんで、いろんな管が付いている為、患者さんに、何か手伝う事が無いか、何をして欲しいのか聞くと、

“死ぬんだ。今日死ぬんだ。”

“いや、そんな事は無いから、ほら、ベッドにちゃんと入りましょうね。 何か夢でも見ていたんですか?”

“あ~ そうかもしれない。”

何か、ちょっと違う。 なんか良い気がしない。 心臓・肺は危険性を伴うようには聞こえない。 でも、なんかが変わった。

で、夜勤の患者担当に、この事を告げ、患者さんを注意深く看ておくように云って仕事場を去った。


翌日、仕事に戻ると、CNAの子が、

“昨夜の患者さん、あの後、少ししてICUに送ったんだよ。”

“え~! どうしたの?”

その患者担当の看護師:“トイレに行くって云うから、立たせてみたら、いきなり意識失いかけて、血圧は40台で、血を吐いたのよ。”

“マジ~?” 危ないかもとは察したものの、まさか、その後直ぐとは。

10分もせずにICU行きで、Intubateされたそう。

でも、患者さんの“死ぬんだ”はやっぱり、何かを察していたんでしょうね。 その後、患者さんがどうなったのかは解りませんが、Codeは無かったので、一応大丈夫なんだとは思いますが。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2010/11/16 05:42:48 AM
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X