エディット
このゲームにはエディット機能がある。まあ、好きな馬を強くしたり、弱くしたりできる。メーカーの査定に不満があれば、能力を書き換えられるわけだ。基本的に、ゲームの難易度を極端に下げることになるため、あんまり手を付けない方がいいのだけど・・・・でもねぇ・・・・ウイニングポスト10では、エディット機能で出来るのは、名前の実名化。騎手、調教師、馬主の名前の実名化。それしかできないのだが、ウイニングポスト9 2022やウイニングポスト10 2024は史実馬の能力、騎手・調教師の能力の書き換えが可能。騎手・調教師については、ゲームの最初に関わってくる人物が固定されている。この固定されている人物の能力を上げておけば、ゲーム序盤に騎手・調教師の能力の低さによる取りこぼしがなくなる。その後は、ゲーム内での人脈を広げることである程度カバーが出来る。3名ぐらい調教師をレベルアップさせておいて、その調教師に接近して所持馬を預けられるようにすれば、問題はないだろう。実名化は全員行うと、かなりの労力がいる。打ち込み速度に関わるが、数日はかかるらしい・・・・なかなかな作業である。史実馬の能力をいじるのが一番影響が大きい。余りの影響の大きさに後から悔やんでしまいそう。そんな気持ちで手を出さないことが多い。それでも、やはりエディット機能があるほうがいい。私がエディット機能を使いたいと思うのは馬の住み分け。例えばベガとホクトベガ。ベガは桜花賞、オークスと2冠に輝いた。秋華賞が無かった当時、3冠目はエリザベス女王杯。ここで勝ったのがホクトベガ。この2頭は、同年にクラシックが重なった不運な2頭。ベガは、繁殖入り後にアドマイヤベガなどG1馬を多数産む。逆にホクトベガは国内ダートでその強さをアピールしドバイへ遠征して帰ってこなかった。ベガは日本競馬史における大事な繁殖牝馬。ホクトベガは所有してその命を守りたい悲劇にのヒロイン。2頭とも所有して活躍させたいと考えるのがプレーヤーの欲望。そして悩むことになる。エディット機能はこの2頭を住み分けさせてくれる。簡単に言えば、ホクトベガを砂の女王、アメリカ牝馬3冠に挑戦できるようにすればいい。ダート適性を○>◎へ変更、成長を遅め>早め(鍋底)に変更するだけでかなり変化する。ベガは国内クラシック3冠、ホクトベガは米国トリプルティアラ。もし実現したら、夢ですが、ゲームですからね、やれちゃいます。これは、楽しいよね。馬を知れば、欲が出ます。その欲望、「もしも・・・・」を満たしてくれます。単に馬主ゲームで済まないところはそんなところ。例えば、ハクタイユウ。数少ない白毛の牡馬。成績不振で種牡馬になれず1代で消えた白馬。ちょっと能力をいじれば種牡馬になるし、子孫も楽になる。(所持すれば何とか種牡馬になるけど、子供で苦労する。)こんなふうに夢の箱庭の実現には手っ取り早い。そういう点では・・・・シャダイソフィアとダイナカール。スーパークリークとオグリキャップ。こういった組み合わせも共に生かすことが出来る。